akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

北区弁士教室すなっぷ取材

2013-09-01 | 活弁
北区のこども弁士教室に、8月からテレビ東京の番組「すなっぷ」(毎週水曜日午後7時55分~8時00分放送)が取材に来て下さっています。

子どもたち全員のインタビュー、今日は私もインタビューを受けました。

考えてみたら、この教室に来ている子どもたちは、けっこう優秀です。
学校の成績もそうですが、海外交換留学生になったり、生徒会長やら委員長、部長、応援団長など、「長」のつく立場につく子が多いようです。
好奇心旺盛なこともあるでしょうし、いろんな人の意見を聞いてまとめたり、自分の考えを伝える力やコミュニケーション能力が養われているのだとしたら、とても嬉しいことです。

子どもたちは、古い無声映画の作品に向き合い、時代背景や人物の気持ち、行動を読み取りながら、自分で言葉を紡ぎだし声にしていく過程で、「価値」を学んでくれている気がします。
最初は「なんでもあり」の活弁で、個性といえば個性ですが、乱暴だったり非常にマニアックなマイブームの漫画からセリフを引用したりしています。そのうち、他の子どもたちの反応から、ひとりよがりではウケてもらえないことに気づきます。
みんな鑑賞者としての目も肥えてきて、いっぱしの批評をします。が、面白いものには、とても素直に笑って絶賛し、個性や発想をたたえあいます。

仲がいいのは何よりの自慢です。

「すなっぷ」は、今月いっぱい取材下さり、秋のうちに放映予定です。

現在取り組んでいる『キートンの鍛冶屋』はまもなく完成。

9月29日(日)には、教室内で、全員がそれぞれの『キートンの鍛冶屋』を披露するミニ発表会を行います。
すなっぷのディレクターさんも、「同じ作品を何度も観るのは飽きると思ってましたが、子どもたちの表現がみな違うので、楽しく新鮮に観れるものですね」
どなたでも見学自由です。何通りもの『キートンの鍛冶屋』、私もみんなの仕上がりが楽しみです。


■9月29日(日)北区こども弁士教室ミニ発表会『キートンの鍛冶屋』

会場/旧豊島北中学校2階弁士教室(王子駅からバスで豊島五丁目団地下車)

時間/午後2時~5時

出演/北区弁士教室のみなさん

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする