akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

「わたしはやってない 村木厚子 無罪までの454日」

2020-08-13 | 活弁
今朝、再放送で見たアナザーストーリーズ「わたしはやっていない 村木厚子 無罪までの454日」。

周防正行監督の『それでもぼくはやってない』も身震いするほど、怖くて悲しくて憤りを覚える映画だったが、人の人生がかかっているのに、無実かもしれない人を長期に渡って勾留し、不当な圧力をかけて一対一で取り調べ、しかもその映像や録音による記録を残さないって、おかしすぎる。

勝手に調書を作文しても、誰にもその真偽がわからない取り調べなんて。

証拠を改竄して村木さんのような罪のない誠実な人を罪人にしてまで守る面子ってなんなんだと思う。

真実を突き止め、公正に判断し裁くためにも、供述、調査のすべては録音録画で残すべきだ。大きな権力、古い体制に、内部の人間も迎合していてはいけないし、私たち国民も無関心でいてはいけないと強く感じる番組だった。
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