●「外務官僚ホテル代不払い」の真実
(会員制経済情報誌『現代産業情報』8月15日号より転載)
外務省経済局の男性職員(40歳)が、昨年4月までの約10カ月間、東京都内のホテルのセミスイートルームに宿泊し、代金1538万円を支払わずにトラブルになっている事実が、7月末に一斉にマスコミ各社に報じられた。
報道によれば、この職員は「個人的な事情」で自宅を出た後、2006年6月から07年4月まで計293泊にわたって、「1泊5万2500円」の部屋に宿泊。
ホテル側が代金計1538万円を請求したにもかかわらず、職員は一向に支払いの意思を見せてこなかったのだという。
しかし、これらの報道はきわめてわかりにくい。
外務官僚とはいえ、なぜ40歳そこそこの役人が、セミスイートに293泊もできたのか。
なぜホテル側は支払いのないまま293泊もさせたのか。職員は1500万円にも上る宿泊をなぜ続けたのか。誰もが抱くであろう、これらの疑問点を詰めてみると、この“事件”が別の側面を持っていることが判明するのだ。
まず、このホテルの“素性”。実は、北朝鮮人脈を持つというK女史が経営するホテルなのである。
弊誌は何度かK女史をめぐる“スキャンダル”を、国益の観点から論じてきたが、今回の問題でも顔を出すのは、K女史と極めて近い関係に陥ったとされる元警察官僚で、内閣審議官のM氏なのである。
関係者が語る。
「この職員は、自身の女性関係がばれて家を出されましたが、彼にこのホテルを紹介したのはM氏です。M氏はこの職員と旧知の間柄で、職員の窮状を知って、このホテルを紹介した。自分の顔が利くから、という言い方をして、暗に費用はいらないというニュアンスだったようです」
当時は、M氏とK女史の関係が良好だった時期。ホテル側が職員にセミスイートをあてがった理由もこれでわかる。
が、M氏とK女史の関係はこじれ、昨年末には飯田橋のホテルで痴話喧嘩を起こして警察に保護され、今年初めにK女史が、M氏不在の官舎を訪ね、夫人に「Mと別れろ」と迫って110番通報されたことは、弊誌既報(本誌08年2月27日付・No.421号に転載)の通りである。
「M氏との関係が悪化し、K女史周辺は外務省職員の“不払い”を声高に言いふらしはじめた。これがマスコミの耳に届いた。つまり、M氏への面当てだったわけです」(関係者)
それだけではない。公安当局は、K女史はこの外務職員から外交情報を入手しようとした節を疑っており、職員を含む外務省関係者を内偵しているのだ。
「この職員はノンキャリアで、後方支援のいわばロジ担です。K女史は何度か職員に実際に接触した形跡が認められ、外務官僚人脈を築こうとした可能性がある」(公安当局者)
女傑とさえ評されるK女史の周辺には、仕事師、広域暴力団、右翼といった勢力がちらつく。
弊誌は「そうした勢力がM審議官を警察機構の“アキレス腱”に仕立て上げて、何らかのアクションを仕掛けてくる事態も容易に想像できる」と危惧を表明したが、事態はそれ以上に速く、政府内に“犠牲者”を生み出しながら進行しているようである。
政府はいつまで沈黙を続けるのであろうか。
農林大臣・役人・民主党を離党した代議士・新潟の警部補などニュースのネタは尽きることがありません。私はこのようなニュースよりガソリン等に関する税の廃止を 「わたし 待つわ いつまでも待つわ・・・・・」 の心境です
。 
(会員制経済情報誌『現代産業情報』8月15日号より転載)
外務省経済局の男性職員(40歳)が、昨年4月までの約10カ月間、東京都内のホテルのセミスイートルームに宿泊し、代金1538万円を支払わずにトラブルになっている事実が、7月末に一斉にマスコミ各社に報じられた。
報道によれば、この職員は「個人的な事情」で自宅を出た後、2006年6月から07年4月まで計293泊にわたって、「1泊5万2500円」の部屋に宿泊。
ホテル側が代金計1538万円を請求したにもかかわらず、職員は一向に支払いの意思を見せてこなかったのだという。
しかし、これらの報道はきわめてわかりにくい。
外務官僚とはいえ、なぜ40歳そこそこの役人が、セミスイートに293泊もできたのか。
なぜホテル側は支払いのないまま293泊もさせたのか。職員は1500万円にも上る宿泊をなぜ続けたのか。誰もが抱くであろう、これらの疑問点を詰めてみると、この“事件”が別の側面を持っていることが判明するのだ。
まず、このホテルの“素性”。実は、北朝鮮人脈を持つというK女史が経営するホテルなのである。
弊誌は何度かK女史をめぐる“スキャンダル”を、国益の観点から論じてきたが、今回の問題でも顔を出すのは、K女史と極めて近い関係に陥ったとされる元警察官僚で、内閣審議官のM氏なのである。
関係者が語る。
「この職員は、自身の女性関係がばれて家を出されましたが、彼にこのホテルを紹介したのはM氏です。M氏はこの職員と旧知の間柄で、職員の窮状を知って、このホテルを紹介した。自分の顔が利くから、という言い方をして、暗に費用はいらないというニュアンスだったようです」
当時は、M氏とK女史の関係が良好だった時期。ホテル側が職員にセミスイートをあてがった理由もこれでわかる。
が、M氏とK女史の関係はこじれ、昨年末には飯田橋のホテルで痴話喧嘩を起こして警察に保護され、今年初めにK女史が、M氏不在の官舎を訪ね、夫人に「Mと別れろ」と迫って110番通報されたことは、弊誌既報(本誌08年2月27日付・No.421号に転載)の通りである。
「M氏との関係が悪化し、K女史周辺は外務省職員の“不払い”を声高に言いふらしはじめた。これがマスコミの耳に届いた。つまり、M氏への面当てだったわけです」(関係者)
それだけではない。公安当局は、K女史はこの外務職員から外交情報を入手しようとした節を疑っており、職員を含む外務省関係者を内偵しているのだ。
「この職員はノンキャリアで、後方支援のいわばロジ担です。K女史は何度か職員に実際に接触した形跡が認められ、外務官僚人脈を築こうとした可能性がある」(公安当局者)
女傑とさえ評されるK女史の周辺には、仕事師、広域暴力団、右翼といった勢力がちらつく。
弊誌は「そうした勢力がM審議官を警察機構の“アキレス腱”に仕立て上げて、何らかのアクションを仕掛けてくる事態も容易に想像できる」と危惧を表明したが、事態はそれ以上に速く、政府内に“犠牲者”を生み出しながら進行しているようである。
政府はいつまで沈黙を続けるのであろうか。
農林大臣・役人・民主党を離党した代議士・新潟の警部補などニュースのネタは尽きることがありません。私はこのようなニュースよりガソリン等に関する税の廃止を 「わたし 待つわ いつまでも待つわ・・・・・」 の心境です

