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日本が危ない!

2009-03-12 21:36:15 | インポート

あらゆる分野で人材枯渇                  評論家・ジャーナリスト 立花隆(68)

 --日本の人材不足は科学分野だけではない

 立花 そう。その国の言葉も満足にしゃべれない総理をトップに置かざるを得ない今の日本の政治がいい例です。昔の自民党はいつでも次の総理候補が2、3人はいた。いまは首をすげかえようにも次の候補がいない。あの(小泉元総理の)構造改革だって、一時的に経済回復しただけで、失ったものも多かった。
 最近の歴代総理や大臣など政治家の多くは2世、3世ばかり。ゼロから努力してせり上がってきた人たちではない。地盤、看板、カバンの三拍子そろった世間知らずで、苦労知らずの2世、3世に100年に1度の危機に直面する日本を救うことができますか。
 人材不足はアイデアや政策の枯渇につながります。政界も経済界も官界も、いくら頭を絞っても危機脱出の知恵が出てこないでしょう。

 --深刻な状況だと
 立花 いま日本は、政治も外交も経済も社会もすべての基本的システムが変わらざるを得ない大変革の時代に入っている。
 しかし仮に次の総選挙で自民党から民主党に政権が移っても、民主党にも人材はいませんから、すぐまた国民は失望し、政治はますます混迷の度を深めるでしょう。
 一大政界再編が起こるところまで行かないと、次の政治的安定の構図は見いだせないと思います。
 日本はマスコミを含めあらゆる分野で人材が枯渇し、システムそのものまで機能せず、おかしくなりつつある。

 --マスコミもですか
 立花 既存のメディアすべてが未曾有の危機的状況で、ジリ貧状態に追い込まれている。しかもメディアの生命線の取材力、発信力がガタ落ちしています。
 郵政の「かんぽの宿」入札問題も、週刊誌で先に書かれてしまっている。あの程度の内容なら新聞社は、かなり前から分かっていたはず。どうして国会で問題になる前に調査報道などで問題提起しなかったのか。
 ジャーナリズムが弱くなると、国もおかしなことになるんです。(押田雅治)
   http://sankei.jp.msn.com/life/education/090311/edc0903111029003-n1.htm
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