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春高バレー 25日結果速報 

2009-03-25 20:56:39 | インポート
女子準決勝 特設コート 第1試合 2009年 3月 25日 10:00
WIN!
東九州龍谷
(前回優勝)
セットポイント 得点 セットポイント 八王子実践
(東京)
3 25 - 23
25 - 11
25 - 21
0
 決勝進出へ向け、昨年の覇者・東九州龍谷と対戦した八王子実践。地元東京の大声援を受け、いきなり持丸がサービスエースを奪い、セッターの松浦が「ブロックの低いところから攻めようと思っていた」と言うように、エースの熊田を中心とした攻撃で上々の滑り出しを飾る。しかし11-8とリードしたところから、八王子実践のサーブカットが崩れる。高さに勝る東九州龍谷はその隙を逃さず、ブロックで連続得点し逆転。終盤まで熊田、東龍・田村の両エースによる打ち合いが続いたが、センターも絡めた多彩なコンビに八王子実践はブロックの的が絞れず、第1セットは東九州龍谷が先取する。
 競り合いから一転、第2セットは東龍のサーブが走り、攻撃を組み立てられない八王子実践に対し、ブロックでワンタッチを取り、切り返しで確実に得点した東龍が序盤から大差をつける。「相手のほうがキャリアもあり、実力は数段上」と菊間監督も感服するほど、第2セットは東龍が圧倒、25-11で連取した。
 逆転を狙う第3セットだが、やはり大事な場面でサーブカットが崩れ、主導権は東龍へ。持丸に代わった秋満がスパイク、ブロックで踏ん張りを見せたが、終盤に松浦、長岡の両エースが確実に決め切った東龍が八王子実践を振り切り、昨年に続いての決勝進出を果たした。
女子準決勝 特設コート 第2試合 2009年 3月 25日 11:55
WIN!
古川学園
(宮城)
セットポイント 得点 セットポイント 市立船橋
(千葉)
3 25 - 9
23 - 25
25 - 13
25 - 16
1
 1992年以来、17年ぶりのベスト4進出を果たした市立船橋。憧れのセンターコートに立った喜びを抱きながらも、独特の雰囲気に飲まれてしまい、浅井監督も「名前負けして、堅さがあった」と振り返る。古川学園の着実に狙いを定めたサーブを返球できないまま試合は進み、第1セットは一方的な展開を強いられる。
小川朋主将が「相手はブロックが高いから、フォローしてつなげよう」と言うように、守りへの意識を高め、レシーブでつなげる。センターの伊東が攻撃の軸となり、中盤以降は古川のお株を奪うサーブで連続得点。最高到達点304㎝の伊東が高さを生かした攻撃で次々得点し、第2セットを逆転で奪う。
 セットカウント1-1で迎えた第3セットは、再び古川がサーブで先行。ライトから望月が踏ん張るも、中盤以降も古川がサーブ&ブロックでたたみかけ、第3セットを制する。
 第4セットも古川のサーブが走る。市船もマークのついたセンターを外し、サイドから小川友がスパイク、サーブに奮闘。リベロの小川主将を中心にした粘りのレシーブで、最後までボールを追いかけたが、自力に勝る古川学園が3-1で勝利し、2年連続で決勝へコマを進めた。
 悔しい敗戦にも、小川主将は「この経験は自信になる。次は頂点を目指します」と晴やかに、清々しい表情で語り、憧れの代々木を後にした。
男子準決勝 特設コート 第3試合 2009年 3月 25日 14:30
東亜学園
(前回優勝)
セットポイント 得点 セットポイント WIN!
東福岡

(福岡)
1 25 - 18
23 - 25
16 - 25
18 - 25
3
 三連覇か、初優勝か。東の雄・東亜学園と西の雄・東福岡の戦いは、序盤から熾烈を極めた。まず東亜学園が引地のブロックや、渡辺主将の攻撃で先行。しかし東福岡もエースの鶴田主将を軸にした立体的なコンビバレーで追いかける。一進一退の攻防が続いたが、サーブ、ブロックで上回った東亜学園が終盤にも引地のブロックなどで突き放し、第1セットを先取する。
 続く第2セットも手に汗握る攻防が続く。鶴田、渡辺、ともにエースでありチームを率いる主将が牽引し、終盤まで22-22と競り合いが続く。しかし、ここから東福岡は野口のサーブで東亜の守備を崩し、第2セットを奪取する。
 セットを取って余裕が生じた東福岡は、第3セットでさらに勢いを加速させる。野口、権藤ら1年生選手の活躍もあり、中盤以降に連続得点で東亜を引き離し、第3セットも連取した。
「3連覇ではなく、自分たちの代で優勝したい、とチャレンジャーの気持ちで臨んだ」と引地が言うように、東亜もあきらめず、粘りのバレーを繰り広げる。しかし「ミスがなく手堅い」と東亜・小磯監督が評する東福岡バレーの真髄が後半でさらに発揮される。センター、サイド、コートの至るところから為される攻撃に東亜ブロックも太刀打ちできず、セットカウント3-1で東福岡が勝利し、初の決勝進出を決めた。
 試合後、小磯監督は「よくやった」と涙声で選手を労い、「大きなものを背負いながら、本当によく頑張った」と涙を拭った。
男子準決勝 特設コート 第4試合 2009年 3月 25日 16:55
WIN!
都城工
(宮崎)
セットポイント 得点 セットポイント 弥栄
(神奈川)
3 25 - 18
26 - 24
25 - 21
0
 初出場でベスト4に名乗りを上げ旋風を巻き起こしている弥栄と、1992年以来の準決勝進出となった伝統校・都城工との一戦。
第1セット、いきなりサービスエースと幸先のよいスタートを切った都城工。大黒柱のライト長友を軸に落ち着いたていねいな攻めで主導権を握る。一方の弥栄は緊張からかミスが出て苦しい展開に。クイックを多用しサイドアウトを奪うが、連続得点には至らずセットを落とす。
 第2セット序盤、リズム良く攻める都城工。一方の弥栄はライトから園田が鋭い攻撃を決めて得点を奪うが、機動力を生かした多彩なバレーで翻弄する都城工がリードを奪う。しかし弥栄も譲らず本間のサービスエースで波に乗ると、菅原のツー攻撃で11-11の同点に追いつく。そのまま弥栄が一歩抜け出すかにみられたが、試合巧者の都城工、エース吉岡が高打点スパイクを決めリズムをつかみ21-24とセットポイントを先に奪う。そこから意地を見せた弥栄。ピンチサーバーで投入した吉居のサーブで崩すと同点に追いつきジュースに。しかしそこから痛いミスが続き結局セットを落とす。
 絶対絶命のピンチとなった弥栄。第3セット、河西サービスエース、荻野のクイックで波に乗りリードを奪うが、反撃を許さぬ都城工。この日絶好調の大黒柱・長友が次々にポイントを決め突き放し、粘る弥栄を振り切り1977年、第7回大会依頼となる決勝進出を決めた。
 大活躍のサウスポー長友は「全部気持で打ちました。自分は相手のコートを見て打つプレーが持ち味。今日もそれを心がけました。明日は相手も向かってくると思うので気持ちで負けないように頑張ります」と、初優勝に向け、気合十分。
明日の男子決勝は東福岡(福岡)、都城工(宮崎)の九州対決となった。10時30分。決戦のホイッスルが代々木に鳴り響く。