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英国の中学生 ?

2009-03-14 19:07:10 | インポート
英国「13歳の父」騒動に“仰天続報” 「オレこそパパ」と2人が名乗り出て… 

 13歳の少年が1児の父親になったという英国発の大騒動。この話には続きがあった。「おれが本当のパパだ」と複数の少年が地元メディアに名乗り出たのだ。“本命パパ”はDNA鑑定にも同意したと伝えられ、地元の裁判所は騒動の沈静化に乗り出した。ブラウン首相もコメントを出すなど混沌(こんとん)とした様相になっている。「13歳の父」問題のその後を追った。

 ■  親の許可で宿泊した末…12歳で“関係” 

騒動の発端は、2月13日付の英大衆紙「サン」のスクープだった。 1面トップを飾ったのは女の赤ちゃんと一緒に寝そべる、まだあどけない少年の写真。
 「写真だけみれば、少年に妹ができたようなほほえましいニュース」(地元関係者)だったが、英国民が度肝を抜かれワケは、その見出しの方だった。
 「DAD AT 13」(13歳の父親)
 同紙によると、写真の少年は英南東部のイーストボーンで暮らすアルフィー・パッテン君(13)。幼なじみシャンテル・ステッドマンさん(15)との間に2月9日、元気な女の赤ちゃんが誕生した。
 報道によれば、その経緯はこうだ。
 アルフィー君がまだ12歳だった昨年夏、親の許可を得て当時14歳だったシャンテルさん宅に泊まった際、避妊をしないまま性行為に至った。その数カ月後、シャンテルさんが腹痛を訴えたことがきっかけでオメデタが判明したという。
 年齢以外で英国民を驚かせたのは、その身体的幼さだった。
 アルフィー君は現在、身長約122センチ。日本の7歳男子の平均身長とほぼ同じだ。ちなみに、日本の13歳男子の平均身長は159センチ。それよりアルフィー君は40センチ近くも小さく、声変わりもしていない。
 サン紙の記者が父親としての自覚を問うと、
アルフィー君は「僕は若いけど、いいパパになろうと思っているんだ」とけなげに答えたが、「赤ちゃんの養育費について経済的に大丈夫?」と聞かれると、「経済的ってどういう意味?」と質問の意味が理解できていなかったという。
 たまに親からお小遣いとして10ポンド(約1320円)をもらうという
アルフィー君。現在は学校に通う傍らシャンテルさん宅にも行き、メイジーと名付けたまな娘の世話をしていると伝えられる。

 ■  “ライバル”登場にDNA鑑定

 このニュースには、さらに衝撃的な第2幕が待ち構えていた。
 今度は別の地元紙が2月15日付で、シャンテルさんが妊娠した当時、
アルフィー君以外の少年とも性交渉をしていたと報じたのだ。その数は7人。 この特報に再び地元メディアはハチの巣をつついたような騒動になった。
 16日付のサン紙によると、このうち2人の少年がシャンテルさんとの性的関係を打ち明けた上で、「自分が赤ちゃんの父親」と主張したという。
 1人はシェフ見習いのA君(16)。もう1人は
アルフィー君より1つ年上のB君(14)。
 同紙の取材に、シャンテルさんと3回 の性的関係をもったと明かしたA君は「『赤ん坊の目が自分の目とそっくりだ』と友達から言われたよ」。B君も「彼女とは1回 しか寝ていないけど、自分が父親かも」と話したという。
 これにはシャンテルさんも黙ってはいない。同紙の取材に「彼らはウソつきよ。私が愛しているのは
アルフィーだけ」と反論した。
 ただ、こうした少年らによる“父親論争”が過熱するにつれ、
アルフィー君の親族から「親子関係を証明するため、DAN鑑定で白黒つけるべきだ」といった声が上がり、アルフィー君も同意したという。
 地元メディアは少年らの
DNA鑑定という新たな展開に食いつき、その行方に注目した。
 だが地元の裁判所は2月下旬、沸き立つ報道にクギを刺した。
 関係する3人がいずれも少年であり、静かな私生活を送ることができるよう、親子関係を判定するためのDNA鑑定
の結果については公表しないことを決定したのだ。 それでも、一部の地元メディアはアルフィー君を主人公としたドキュメンタリー番組の制作にも乗り気で、騒動はしばらく続きそうな気配だ。

 ■  「親にも問題ある」…受け止めは冷ややか

 一連の報道を英国民はどう受け止めているのか。
 「10代の妊娠をこれ以上、深刻化させてはいけない」
 ブラウン首相は、経済基盤の確立されていない少年らが親になることについて強い懸念を表明した。
 英国滞在の40代の日本人男性ビジネスマンは、地元の一般の人々の反応をこう代弁する。 「子供が子供を産むわけだから、養育のことなどを考えれば好ましくない。もちろん、出産を許した親にも問題はある。そんな論でしょうか」
 ただ、英国では10代前半の“父親”はそれほど珍しくはないようだ。
 地元紙によると、過去10年間で40人以上の14歳以下の少年が“父親”になっている。1998年には英国史上最年少とみられる12歳の父親が誕生したことも報じられている。
 同国の少女の出産数も高い。2007年の世界人口白書によると、先進地域での15~19歳の女子1000人当たりの出生数は、23人と欧州では最も多く、日本の4人に比べると5倍以上となっている。
 なぜ英国では未成年で親になるケースが多いのか。
 「貧困層の家庭崩壊の拡大や、シングルマザーに対する手厚い福祉政策が背景にある」
 こう分析するのは、欧米の若年層の性事情に詳しいジャーナリストの桜井裕子さんだ。
 「性におぼれる子供に共通するのは、貧しい食生活と寂しい家庭環境」と桜井さん。地元メディアによると、アルフィー君の家庭は両親に離婚経験があって貧しく、シャンテルさんの家庭も生活保護を受けているという。
 その一方で、シングルマザーは16歳から公営住宅への入居支援や児童手当が支給される。つまり、計画的な出産でない場合でも、手厚い社会福祉制度で生活が保障されるというわけだ。アルフィー君もシャンテルさんが16歳になった段階で、親子3人で新たな生活を始めるという。

 ■  “対岸の火事”ではない!? 問われる日本の性教育

 「英国では今後、低年齢での性教育を徹底させるだろうが、逆に性交を促進する可能性がある。日本での現在の性教育も実質的に“性交指導”となっている現状があり、母体教育など本来の性教育を実施しなければ、性の乱れの低年齢化は避けられないだろう」
 英国での今回の騒動について「日本でも人ごとではない」と警鐘を鳴らす桜井さんは、こう訴える。
 10代の性を長年みつめてきた日本家族計画協会常務理事の北村邦夫医師は、「世界の中で日本の若者の性はまだまだ乱れていない」とみるが、「性行為については早いか遅いかの二極化に向かっている」と分析し、適切な性教育の必要性を訴える。
 日本では平成18年、14歳の中学2年の女子生徒による出産までの葛藤(かっとう)を描いた民放ドラマ「14歳の母」が放送され、10代の性に注目が集まったばかり。ドラマの中の相手は15歳の中3男子だったが…。
 日本にとっても今回の騒動が“対岸の火事”といってられない状況にあるのかもしれない。

 我が家も貧困層に含まれますが、今日まで私達夫婦ならびに息子達はそのような不始末はありませんでした。幸いにも
手厚い福祉政策 のない日本でよかったのかもしれません
日本国政府に感謝すべきでしょうかね 。           記事・写真はコピーでした
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090314/crm0903141302011-n1.htm