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春高バレー 26日結果(決勝)

2009-03-26 18:26:24 | インポート

男子決勝戦 特設コート 第1試合 2009年 3月 26日 10:30 試合結果
東福岡
(福岡)
セットポイント 得点 セットポイント WIN!
都城工

(宮崎)
2 23 - 25
25 - 12
27 - 29
25 - 19
11 - 15
3
 ともに初優勝を目指し、九州勢同士の対戦となった決勝戦。まず先行したのは都城工業。ライトから長友のスパイクが決まり、堅実さを誇る東福岡のミスを誘う。中盤、センターの橋本を中心にブロックを立て直し、効果的なワンタッチからエースの鶴田主将が決め、21-20と東福岡が逆転する。だが、この大会に向け「劣勢から跳ね返す練習をしてきた」(長友)という都城工の粘りが光り、長友の連続スパイクで再逆転、第1セットは都城工が先取する。
 第2セットは一転して東福岡が主導権を握る。久保山のサーブから鶴田、野口が得点源となり、25-12と大差でセットを奪取する。
 続く第3セットは都城工・長友、東福岡・鶴田、両エースの意地が激突。1点を巡る攻防が繰り広げられる。競り合ったままジュースに突入した26-26の場面、都城工・吉岡主将が二段トスで痛恨のミス、ピンチを招く。しかし自らのスパイク、サービスエースで挽回し、大接戦は29-27で都城工が制した。
 追い詰められたなかでも、東福岡は鶴田を中心に、冷静で安定したプレーを展開する。橋本の連続サービスエースなどでリードし、その後も鶴田が巧みな技術を存分に発揮するスパイクで得点し、最後は野口のサービスエース、久保山のブロックでセットを奪取。激戦を物語るように、試合は最終セットへと突入する。
 勢いがものをいう第5セット、都城工はサーブ、ブロックで先行。鶴田のスパイク、サービスエースで追い上げた東福岡だが、「大事なところで精神面の弱さが出た」と藤元監督が振り返ったように、最後の粘りで上回った都城工が19回目の出場で初の栄誉を手にした。
 惜敗にチームメイトが涙するなか、主将の鶴田は「ここまで24時間僕たちのために向き合ってくれた。先生を胴上げしたかった」と話し、その言葉を受け、「(インターハイまで)死ぬ気でやります」と藤元監督の目から一筋、涙がこぼれた。

女子決勝戦 特設コート 第2試合 2009年 3月 26日 12:45 試合結果
WIN!
東九州龍谷

(前回優勝)
セットポイント 得点 セットポイント 古川学園
(宮城)
3 25 - 15
25 - 18
21 - 25
25 - 14
1
 昨年と同じ組み合わせとなった女子決勝、リベンジにかける古川学園と、連覇を狙う東九州龍谷、まずリードしたのは女王・東龍だった。ライトから長岡のスパイクや、衛藤のサービスエースで一挙6連続得点を挙げる。その後も主将の田村、長岡がサイドからスパイクを決めてコンスタントに得点した東龍が大差をつけて第1セットを先取する。
 第2セットも東龍の優勢は変わらない。芥川、栄のブロックなどで得点した東龍が序盤からリードを広げる。最後は村田が栄からの高速トスを鮮やかに決め、第2セットも東龍が取り、連覇に王手をかける。
 第3セットの立ち上がりは両チームが得点を刻むサイドアウトの攻防が繰り広げられるなか、最初に抜け出したのはやはり東龍。長岡のスパイクから、芥川、長岡のブロックで5連続得点、13-10とリードする。しかし、ここから古川学園が怒涛の反撃を見せる。渡邊彩のサーブからブロックが効果的に決まり、3連続得点。さらに渡邊沙のジャンプサーブで東龍の守備が崩れたところを逃さず、池田、大野果が高さを生かし、連続得点でたたみかける。最後も池田が東龍・長岡をブロックし、第3セットは古川学園が奪取する。
 第4セット、まずセッター・藤田のサーブで揺さぶり、古川学園がブロックで連続得点。しかし、すぐさま東龍は田村のサーブから衛藤のブロック、村田のスパイクなどで逆転。その後も長岡のサーブ時に芥川のセンターからの攻撃が決まり、15-7とさらにその差を広げる。
 しかし、古川学園もあきらめない。タイムアウト明けには渡邊沙、池田が男子顔負けの豪快なバックアタックを放ち、攻めのサーブで東龍を追いかける。ここで「大分国体の悪夢がよぎった」という相原監督はタイムアウトを要求し、立て直しを図る。この間が功を奏し、栄のサーブから東龍は怒涛の8連続得点。長岡のスパイクでマッチポイントに到達すると、最後は田村がレフトかたスパイクを決め、史上5校目の連覇を達成した。
 追い上げも及ばず、昨年と同じ相手に敗れた古川学園・岡崎監督は「監督が未熟だということ。1年生はよく頑張った。もっとタフな集団になって、また、夏に頑張りたい」と悔しさを噛みしめた。