自分の命か、赤ちゃんの命か。第2子を宿しながら、がんに侵され、2008年秋、出産直後にこの世を去った大石真由美さん(享年24)が、自らのがん闘病記を綴ったブログ「いぬのおまわりさん」。長女の好きな童謡から名づけられたこのブログは、死後、家族の手によって一冊の本(『いぬのおまわりさん~24歳で逝ったまゆちゃんのブログより~』不知火書房刊 2009年7月16日発行)となり、新聞等で大きく取り上げられ、女性読者の共感を呼んだ。新たな命を守るために、全力でがんと闘おうとする若い主婦の命の記録を、この夏、毎日放送がスペシャルドラマとしてお送りする。 主演は水川あさみ。テレビドラマ、映画の出演が続く実力派若手女優が、妊娠中に自らのがんが見つかり大きなショックを受けながらも、授かった命を守るために必死に病魔と闘うヒロインを演じる。彼女を優しく支える夫役には人気俳優の永井大。二人の共演ははじめて。ドラマでは、手に手をとって励ましあう夫や家族の姿を丁寧に描き、本来あるべき「夫婦愛」「家族の絆」の素晴らしさを伝える。子育ての難しさが言われる昨今、子供に全ての愛情をそそぐ若い夫婦の姿を通して、大切なものは何かを気づかせてくれるはずだ。今年の1月反響をよんだヒューマンドラマ『筆談ホステス』のスタッフが全力でお届けする『いぬのおまわりさん』。是非ご期待下さい。
内容
福岡県北九州市。真由美(水川あさみ)は、夫・有紀矢(永井大)との間に授かった長女・沙紀の妊娠がきっかけで慌てて入籍したために、未だ結婚式を挙げていなかった。翌月には念願の親子3人の結婚式と披露宴を控え、すでに二人目の子供をお腹に宿していた真由美は、満ち溢れんばかりの幸福をかみ締めていた。そんな折、かかりつけの病院から有紀矢に連絡が入る。二人目の子の検診でとったエコー検査で子宮の外側に影が見つかったのだ。 再検査の結果は、「悪性リンパ腫」、つまり「血液のガン」だった。 有紀矢の心配をよそに当の真由美本人は気丈だった。「この子を産むために、絶対病気を治す。ママ頑張るから」。第2子の妊娠を継続すること選択した真由美は、新しい命に全てを懸け、前向きに闘病生活に入るが。
何気なしにPCのアイコンをクリックしたらMRO放送のドラマが放送中でした。途中で風呂には入ったものの番組を見終えました。利己的な考えで社会奉仕に参加しないなんて少しばかり反省もさせられました 。自分の生命は好き・嫌い・損・得などで選べません、まして24才で逝かねばならないなんて悲しいことです。
「愛と死をみつまて」なんて がヒットした時代もありましたが当時は映画にもなりました。私の体も人間ドックで検査をすれば異常な部分も表れるのでしょうが、そこそこ元気だと考えていますからやはり感謝をして毎日を世の為人の為とまではいかなくてもせめて家族の為に頑張らねばならないのでしょうね。