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引き際の美学とは…

2010-07-20 23:04:21 | インポート

 6月下旬、三井住友銀行のナンバー2で、大阪本店の最高権力者だった中野健二郎副会長が銀行マン人生に“終止符”を打った。 まだ62歳。同行には相談役制度がないが、関西財界人の平均年齢が70歳前後の中、引きこもるには若すぎる。「関西財界のご意見番」として今後の活動を期待する声は大きい。
 「組織には新陳代謝が必要なんだよ」と中野氏。そこには、彼なりの引き際の美学がある。
 日テレを受験した際、最終選考に残った2人が学生運動
に関与していたことが判明し、選考を辞退した影響で徳光が採用されたという。大のギャンブルファンであるとか大相撲の力士が野球賭博に関与していた問題があるが、力士に劣らないのではないだろうか。私にはもうテレビの画面から引退して欲しいと願うアナであるが引き際の美学というのを感じないのだろうか
 62歳で先月には「次期衆院選には出馬せず・・・・引退後は農業やりたい」なんていいながら時計の振子のごとく政界引退宣言を撤回?なんて記事も。今日から軽井沢の鳩小屋がどーんとテレビに、9月にはロシアの国際会議に代理出席とも。今さら議員辞職しても「引き際の美学」とは誰も感じないだろうに。
 68歳で都合が悪くなると雲隠れするらしいもう一人の政治屋もいつ議員辞職してもしても「引き際の美学」華麗には映らないであろう。
 他人のことばかり書いているがさて私はいつそれぞれの・・・人生に“終止符”を打つべきであろうか。会社ではたぶん「年寄りが・・・・」であろうが、退職すれば明日から飯が食べられない。食べられないのなら食べないでおけばよいのだけれども 。40年ほど前に永平寺町吉峰の吉峰寺で宿泊した折、住職の関大徹師の著書に「食えなんだら食うな」というのがありました。翌年も宿泊したのに著書を買っておくべきでした 。