往復新幹線の料金+ほんの少しの追加料金で奈良ホテルに2泊!のパッケージで2/11~2/13奈良観光に出かけた。
うまい話しには裏があり、新幹線往復は各駅停車のこだま利用限定。まあ急ぐ旅でもないし、晴天の富士山でも眺めながら、ボチボチいこか。
奈良町でお土産をまずゲットして、今日、明日の宿、奈良ホテルへチェックイン。
皇族、アインシュタイン(彼が弾いたピアノ)はじめ、有名人が泊まったオールドホテルだが、泊まったのは玄関から4階下の1階部分の新館の広い部屋で快適。
徒歩で定番の、と言っても、中学の修学旅行以来だから、もう50年ぶりの興福寺へ。
春日大社は歩き疲れを警戒して、本殿までは辿り着かず、鹿をからかうのみとする。
と言うのは、夜の奈良散歩に備えていたから。冷え込みは厳しいが、観光客が異常に少ない南大門から窓越しに拝む大仏様の顔に癒される。
翌12日は、観光はお預けで、ひな祭りの準備も整った大阪の孫の所へ。
ちょっと見ぬ間に、ずいぶん大きくなった。かわいくてメロメロだ。
13日は西ノ京、薬師寺へ。東塔が解体修理中で残念だが、50年前にはなかった西塔が出迎えてくれる。
金堂で薬師如来さんを拝み。
講堂に向かうと、65年前、私が生まれた頃、東塔修理に使われた瓦の一部が展示されていた。松本、旭町中学の名前も見える。
続いて唐招提寺へ。再建の盛んな薬師寺も良いが、やはり奈良の古寺唐招提寺は良いね。
鑑真和尚の墓所に行くと、中国語を話している観光客がいたので、若い人に、「来、看一下」と、天安門事変で失脚した趙紫陽の碑の所に連れて行ったら、あまり関心を示さない。聞いてみたら、シンガポール人でした。千数百年前の中国人僧の墓と、近世の失脚した首相の碑を中国本土の若い人に見てもらいたいものだ。
観光客の少ない厳冬期にも拘わらず、春の陽気の好天に奈良観光を楽しめた2日間だったが、それ以上にかわいい孫の顔を拝めた格安旅行で大満足。
ただ、4時間弱の新幹線で腰痛が、、、、