逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



朝、市民タイムスを見ていたら、豊科の御柱が倒され、飴市の中で俵が引き回される様子が載っていた。最近マイブームの御柱/おんべのシーズンも終わりだし、今日はどこへ走りに行こうか?と考えたが良い案が無い。
普段走っていない道を探そうと、ブラポタモードで渚サイトを出発。
拾ヶ堰近くに来たが、あえて違う用水路である、勘左衛門堰を走ってみる。



しかし、まもなく用水路沿いの道は砂利道になり、仕方が無く、拾ヶ堰に迂回する。



再度別の用水路、宮堰沿いに走ろうとするも、道路が途切れる。


朝方は晴れて、日差しで暖かかったのに日が陰り、テンションは下がり、、、、、
小田多井堰でふと角を曲がり、知らない道をトボトボと走っていたら、、、、、、、、、

  目の前に、御柱/おんべが聳えている!!


道路脇でおんべのスケッチをしている男性が居たので、声を掛けて見る。昨日倒された、豊科のおんべのスケッチ。



きょうはここ、堀金田尻の御柱のスケッチの後は一日市場へ向かうのだとか。「えっ、安曇野の御柱はもう倒されたんじゃないの?」と聞くと、まだ一日市場と横沢のは残っているとの情報。通り掛かった近所のおばさんも、この辺りは2週間建てたままだよとのたまう。
「犬も走れば情報に当たる、」これは良いことを聞いた。喜びすぎると、事故がありそうなので、地面に落ちた千切れたおんべを拾って、お守り代わりに一日市場に戻ることにする。


さて一日市場到着。されど御柱は見つからず。道路沿いの某銀行に飛び込んで、聞いてみるも、「御柱?7年に一回建てるやつですか?」、、、、
やっと、ばーちゃんを捕まえて聞くと、ほらそこ、あそこに有るよ!小路の向こうにありました。
下町の御柱/おんべ。日輪が上に載っていて、伊那の大文字に少し似ている?


中町の背の低い御柱は場所は分かったが、既にない。
東村の御柱は、赤い道祖神で有名。ここに建ったていたはずだが、これも倒されてもう無い。


上町のはまだ立っていると聞いたので、ぐるぐる回って、昔の街道筋の周辺、集落の入り口を探す。ありました、上町の御柱/おんべ。


ここも、もう10日以上たっているので、おんべの色紙はかなり無くなって、徳俵2個が目立つ。


続いて、倭横沢のカインズホームを目印に、農免道路へ向かう。
集落は幹線道路から100mほど外れたあの辺り。神社の脇、道祖神の横にありました。
横沢田中の御柱/おんべ。

 

最後に、倭横沢西村の御柱/おんべ。太陽も雲に隠れ、寒々としてきた。10日以上経ち、おんべの色紙も取れてしまい、化粧の落ちたうらさみしい女性のようなおんべ。


でも、集落の入り口で、けなげに街道を見張っている。


ということで、予期しない形で、5つの安曇野の御柱をみることができた。残りの幾つかの御柱は、来年の正月、雪が無ければ、早く来て、建てたばかりの綺麗な姿を見てやろう。
見つけた御柱の位置は下図のごとし。ダブルクリックで地図をOpenして拡大すれば、正確な場所と写真が解かる。



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