逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



7/25に乗鞍は三本滝でスペイン人のサイクリストに、乗鞍スカイラインが不通なので、高山に行くには、上高地で一泊して、安房峠を越えろと、"Non pasa Norikura-pass.  Vamos Kamikouchi via Shirahone-Onsenn." "Si?, No?"とアドバイスしたのだが、彼はその後無事に高山に着いたのだろうか? 



上高地と言えば、今年はまだ一回も行ってないので、8/8㈫に避暑を兼ねて上高地に向かった。

2年前に「一般的な自転車で行くことはお薦めしない上高地へ」 という記事を書いたのだが、何人かから、一般的な自転車で上高地に行く方法を紹介せよとの要望があった。普通のアクセスだと、松本や高山から、狭くて、滑りやすい濡れたトンネルを何本もくぐって上高地に行くのだが、普通のロードバイクで手軽に避暑に行く方法は無いかと聞かれていたのだった。そこで、今日のスタート点、車のデポ地は釜トンネル前から安房峠に向かう国道158号の3号カーブと4号カーブの間の路肩駐車できそうな幅広の部分とした。ここなら、車のすれ違いの邪魔にはならないだろう。


158号の九十九折れの急坂を下って、すぐに釜トンネル到着。交通指導員のお話を聞いてから、斜度11%の釜トンネルへ。傾斜は急だけれど、交通規制のおかげで、交通量が少なく、車線巾一杯のジグザグ登りもできて、70過ぎのジイでも普通のロードバイクで登れるのがありがたい。


2つ目の上高地トンネルを抜ければ、この光景。大正池の向こうに穂高連峰が聳え立つ。


出発時は塩尻から穂高連峰が見えなかったし、台風の影響で雲が多く、天気予報も曇りのはずだったが、あにはからんや、西穂から明神岳まで全山見えるよ。平日の朝と言う事もあり、大正池にも人が少ないし。いやぁ、ラッキー。


まだ朝で車の少ない林間の道を走れば、気温は23℃とサイクリング日和だ。


上高地帝国ホテルをチラ見して、


バスターミナル横の駐輪場に到着。今日は先客が2人も居たが、帰る時も自転車が有ったので、キャンプ客なのかもしれない。


この後は、ハンドルに括り付けてきた靴に履き替えて、上高地ハイキングへ。その記事はまた明日UPする予定だ。

なお、手軽に車載+自転車で上高地に行くには、ここで紹介した①158号線の入口付近、②中の湯、③焼岳登山口駐車場、④安房峠などに車を停め、そこから自転車で上高地を目指せば、安全/安心して上高地に出かけられると考える。中でもお薦めは③の「中の湯温泉旅館」に停めて(旅館に一言ことわる)、サイクリング後800円の日帰り温泉で穂高を眺めながら汗を流し、帰ってくること。問題はサイクリング距離が十数kmと超短いので、上高地ハイキングとか、安房峠や乗鞍スカイラインサイクリングなどと組み合わせることをお薦めします。
走ったのは下図の青線のコース、たったの15km、獲得標高430m。




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