9/10の開田高原サイクリングの後半、木曽馬の里でお蕎麦をいただいた後、国道361号に戻り、九蔵峠目指して走り出す。九蔵峠展望台からも、御嶽山頂はずっと雲の中。
今日は電アシのグレートジャーニー改なので、少し足を延ばし、飛騨木曽街道の県境、長峰峠まで走ることにする。下界はまだ夏だが、1200mの開田高原はもう完全に秋。耕作放棄された畑に一面のススキ。
で意外と簡単につきました、標高1350m長峰峠、長野県と岐阜県の県境。かっては、数少ない高山から信州への峠道だったが、野麦峠が不通でも、安房峠トンネルが通れるようになり、この峠も交通量が激減、サイクリストに優しい道になったものの、峠の茶屋は廃屋になっていた。
長峰峠からの下りで、GJ改のオドメターが5,000km超える。この1年半、自分で取付たe-Bike化キットのTongsheng Tsdz2 、実に順調に私のサイクリングライフを支えてくれている。感謝!!
御岳ロープウェイ入口まで来たら、厚い雲が空を覆い、裾野さえ見えなくなってきた。
西野川左岸が依然として普通なので、右岸道路を辿ると、河原に異様な構造物あり。ストーンヘンジ?の向こうに謎の球体がある。
あ、これは分かる、土星だ。とすると、赤いのが太陽で、横の小さい球は地球か? そう、ここはその名も太陽の丘公園。
何で、こんな公園が広がっているのかとさらに下ると、ここは御岳神社の里宮の裏庭だった。
さらに右岸を下り、御岳発電所へ。リベット留めの鉄管は3号機のもの。
1,2号機は別建屋にあり、変落差、変流量に強いスプリッターランナに交換されている。
赤い色が目立つ大島橋を撮影していたら、青空が急激に小さくなっていく。
大町にある常盤発電所とは別の関電の常盤発電所。
呑気に構えて、下って行くと、綺麗な蕎麦畑。しかし行く手の道の駅の向こう、丁度木曽川本流の上あたりに、雷雲の下に白い雨柱が見える。
で、1分も経たないうちに雨が降り始める。幸いにして、道の駅三岳はすぐそこ。あ慌てて逃げ込む。凄い雨が小一時間。幸い先月開館した御岳山ビジターセンターにて、2014年の御嶽山噴火とそれに関連する名古屋大学の観測体制に関する展示をみることができた。
展示も見終わり、雨も小降りになったので木曽福島へ向けて、Go。雨で急激に気温が下がった川面には霧が立ち込める。
所が、たった数kmしか離れていない木曽福島に辿り着けば、道路はカラカラ、気温は急上昇で真夏に戻ってしまった。
行人橋の上でしばし涼を楽しんでから、車のデポ地に戻ったのであった。
9/10走ったのはこんなコース、71km、獲得標高1200m、残電池レベル2.5/6、残電圧35.6V。