毎年固定資産税を払うだけなので、相続放棄もありかなどと考えた我家のちっぽけな山林。昨年から今年にかけて、政府の補助金を利用して林業公社が裏山に林道を作るということになった。麓までは行ったことがあるが、実際に山の中に入るのは多分35年振り位。山がどうなっているか見に行くこともなく、放り出してあったのだが、渡りに船と、林業公社に手入れのお願いをしていたもの。先日、作業が完了したとの連絡があったので山に行って見てきた。
重機で林道を作り、間伐した木材を搬出したので、かなり幅広の道が出来上がっている。
下側の道を行くと、2分岐している。まず一番下側の道を行く。
左側の谷から延びる以前あった山道に車が放置されている。この先で下側の林道は終わり。
先ほどの分岐まで戻り、上側の道を辿る。
チョット歩くとこちらの道もここで行き止まり。ただこの上20mほどの地点に、もう一本の別の林道が見えている。
シダの原を人の歩いた跡をたどり、上側の林道にでる。
この辺りが我家の山の一番下。70年前に植えた杉林を間伐し、木材を搬出した跡がしっかり見える。これだけ間伐してくれれば、日の光も少し入り、後20年位は安心かもしれない。
で、もう少し登ると、ここでまた林道は終わり。当初示された計画では、我家の山林まで林道は延びない計画であったが、工事開始直前にUターンした私から、できるだけ間伐を進めてほしい旨お願いしたあったので、林道を延ばしてくれたようだ。おかげで我家の山林の半分くらいは間伐、手入れされている。ただ残念ながら山の上の方は重機が入れず、手入れされずという結果になったようだ。林道終点から上を眺めたパノラマ写真、手前は間伐され、奥はまだ木が密集している。
林道終点から眺めた、我家の山林の下部まで繋がる道。
山林の手入れ状況も良く分かったので、上側の林道を辿ってもとに戻る。
間伐材の買い上げ/塩尻市バイオマス発電事業も始まったので、これだけの林道があれば、その内、固定資産税分位の収入が得られるかもしれない。
今後の記録/メモの為に残しておくGPSマップ。歩いたのは、この山の中。