「一事が万事」
ちっぽけなことでもお客様にとってはとても気になることもあります。その小さなほころびが知らない間に大きくなっていき、いつの間にか取り返しがつかないようなことになります。
売上の急激な下落があった場合はその前に必ず何らかの前兆があるモノです。実はその前(業績が好調なとき)に次のステップを考えておくことが必要なのです。
そのためには今の状態がどの段階にあるかをしっかりと認識しておくことが必要です。それは「計画を立てる」と言うことになります。
計画とのズレが現状を示していると言えます。
「計画通りに行かないから計画を立てない」とうそぶく人もいますが、計画通りにいかないからこそ計画を立てて実績とのギャップに対応するすることが「マネジメント」です。
アルバイトであろうと正社員であろうとその一人がお客様に対していい加減な対応をすれば何千人いる会社であろうとその会社は「いい加減な会社」となります。
チョッとだけなら大丈夫、なんて小さなことをないがしろにしていると、とんでもないことです。
逆に「小さなこと」こそ大事にすればその積み重ねの信用や信頼は揺るぎないものになります。
即効性や特効薬ばかりを求めることを戒めて、今目の前にある状態をきちんと認識して「まず何をなすべきか」を経営者としては常に問いかけておきます。