そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

ホウネンタワラチビアメバチ

2022年10月02日 | 昆虫&生き物
変わった名前ですが、ホウネンは豊年から来ており、イネアオムシと呼ばれるイネの害虫のフタオビコヤガの幼虫に寄生して結果としてイネを守ってくれる益虫なので、豊年を連想して付けられた名前なんだそうです。
この写真はそれの作った繭。
指先にちょこんと乗っかってしまう大きさ(小ささ?)ですが、長い糸にぶら下がってゆらゆらしているので、見付けると楽しいです♪

以前に枚方市に住んでいた頃、小さな林の中で見付けました。
そこに住んでいたころは、自然に恵まれていたので、色々と珍しいモノとの出会いがあり、幸せな楽しい時期でした。
今は遠い思い出の中・・・

少し寂しいですが、そんな環境に15年間も住まわせてもらえたのは、わたしにとって大きな幸せだったと言えましょう。
感謝、感謝です。


思い出をかみしめて、年老いたちょっと辛い日々を乗り越えなくてはね!

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珍しいモノをみつけました!

2021年11月03日 | 昆虫&生き物
隣の団地に用が出来て、行ってきました。
そこの建物の横にこんな木があります。イブキでしょうか

この木には、しばしばミノムシが着いています。

期待して覗き込んでみたら、いました!!
上の写真のようなのが、ぽつぽつと。

最近はミノムシなんて見る機会がないので、うれしくなりました。

この木の葉っぱが,ミノムシのおうち造りに便利が良いのでしょうか?





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シオンが咲き始めて

2021年09月28日 | 昆虫&生き物
朝晩は涼しい風が吹き抜けて、やっと秋も本番のようですね。
近所の花壇のシオンも花を開き始めました。
毎年少しずつ、草丈が伸びているのを感じます。

数日前、なんだか枝とは違う部分があるので、よく見ればカマキリです。

買い物に出かけるときにぶら下がっていたのが、帰ってきてもほとんど同じ場所でじっとしています。
餌がやって来るのを、じっと待っているのでしょう。
「頑張ってネ」と声をかけて帰りました。

翌日、もその翌日{昨日)も、全く同じ場所で・・・
忍耐力に感心!
カマキリの習性なんでしょうか?
「カマキリ先生」に聞いてみたいところです。

そして昨日の昼下がり。
オッ!! 良かったですネ~~

写真を写そうと、そっとですが枝を傾けても、じっとそこに居ました。
お邪魔してはいけないので立ち去りましたが、さて今日はどうなっているかしら?
ちょっと、ここでパソコンから離れて、様子を見てきましょう。

行ってきました!
なんと、ほぼ同じ所に同じ格好でぶらさっがっていました。
びっくり!

近くにコアオハナムグリ(?)が居ましたが、甲虫は固いからエサにならないのでしょうか?

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イラガですって!

2021年08月16日 | 昆虫&生き物
夏の初め頃に、散歩の途中に写真のようなものを発見。
おもしろかったので枝を折って持ち帰りました。

帰ってから、師匠の「くまじろうさん」の掲示板に投稿して、名前を教えて戴きました。「イラガ」とのこと。
イラガといえば、幼虫しか知らなかったので、あの触ると飛び上がるほど痛いのを思い出し、捨ててしまおうかと思いましたが、成虫は別に痛くないとのことだったので、姿見たさにビンに刺しておきました。

いつまで経ってもいっこうに出てくる気配がなく、いつか忘れてしまいました。

数日前のこと、ふと見るとこんな事に。

あらら、お出ましになったのですね!

成虫を探しましたが見つかりません。
翌日、お掃除をしようとカーテンを持ち上げると、あら!それらしいのが居るではありませんか!! 踏みつぶさなくて良かった!

ネットで調べてみると間違いありません。
初めて見たイラガの姿です。

こんな解説がありました。
>終齢幼虫(前蛹)で越冬し、そのための繭を作る。独特の茶色い線が入った白く固い卵状の殻でカルシウムを多く含み、日本の昆虫がつくる繭の中で最も固いとみられる(カルシウムは白さの要素で、固さはタンパク質の層構造による)春先に中で蛹化し、6月に羽化する。羽化時には繭の上端が蓋のように開き・・・と。
そして口元が退化しているので、成虫は何も食べないのだそうです。

>繭の上端が蓋のように開き、とありますが、確かに写真のようにパカっと開いていました。
6月半ばには羽化と書いてありましたが、少し遅れたようです。
なかなか出て来ないので、中で死んでいるのかと、半分諦めていましたがよかった、良かった!!
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マメコガネ

2021年07月26日 | 昆虫&生き物
マメコガネは、コガネムシの中でも,とても小さいので見落としがちです。
この写真ではわりに大きく見えますが、周囲の葉っぱと比べて見てください。

植物の葉を活発に食い荒らすので、外来種?と思ってしまいますが、実はれっきとした在来種なのです。
あるとき、輸出される植物の球根に幼虫がくっついてアメリカに渡り、そこですごく繁殖してトウモロコシなどを食い荒らしたので、ジャパニーズビートル(日本のカブトムシ)と呼ばれて嫌われるようになりました。

たしかにカブトムシの仲間ではありますが・・・小っちゃいですよね~

昼間に活動するので、すぐに見つかりますし、触っても刺したり噛みついたりしないので、しばし遊ぶことが出来ます。

この写真は、たまたま交尾しようと挑戦中ですが、私がカメラをむけたことがバレちゃってるようです。少し大きくしてみますね。

気がつかれたと思いますが、人間が近づくと、こんなふうに後ろ足をピンと上げる習性があるのです。
威嚇しているつもりなんでしょうか?
それとも緊張すると脚が上がっちゃうとか?

一頭で葉っぱの上でお食事中でも、ヒトが近づいて「ありゃ、人間が来た!」と感知されると、後ろ脚が上がります。ウフフです。

全体の色や格好がなんとなく愛嬌が感じられて、私の大好きなムシの一つです。
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滑り台のネコ

2021年07月10日 | 昆虫&生き物
昨夜の大阪、熱帯夜で寝苦しく、朝早くに起きてしまいました。
とにかく窓を開けましょうとカーテンを引くと、いつもは子供たちが遊んでいる滑り台に、何やら動くモノが!

よく見るとノラちゃんです。
ワンコがよくやるように自分のシッポを追いかけて、遊んでいるのでした。

面白いのでカメラを取りに行きましたが、戻ってみると、飽きたのかどっこいしよと寝転んでしまいました。残念!

とそこへ、いつもの仲間のもう一匹がやって来て、遊びたそうですが、先輩はお疲れのご様子で・・・


しばらくすると、見た事のない子がやって来ました。


そして、なんとやおらネコパンチ!!

白黒ちゃんは、歯をむき出して怒ってます。

見慣れぬ子は、すぐに走って逃げました。
そして、白黒の子もそれを追いかけて。だいぶん離れた所で、ふたたびにらみ合っていましたが
、まあ何事もなく。

一瞬の猫パンチ。
思わぬ展開が愉快でした!!

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こんなものまで外来種?!

2021年06月17日 | 昆虫&生き物
アジサイを見てまわっていると、茎に何やら動いています。
よく見ると、先日見たハゴロモの仲間のようですが、ちょっと変わった感じ。

こういうものは、とにかくいろんな角度から数多く撮しておかないと、欲しい画像は手に入りません。
その中の一枚です。
体の前の方に模様があります。何だかね~~個人的な見方ですけど、あんまり可愛くないですね。

そして真上からのも一枚見てください。


「ハゴロモの仲間」と検索してみると、よく似た画像がありましたが・・・
な、なんと外来種?!!

まだ名前は付いていないそうですが(もしご存知の方がいらっしゃったら、教えてください!)
どうも台湾辺りからやって来たようです。

私が住んでいるのは大阪府では片田舎。こんな所にまで侵入しているとは!!

やがて成虫になるでしょうから、毎日見ていたら写真が写せるかしら?
翅が生えたら飛んで行ってしまうかも?
とにかく、観察を続けようと思います。
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あ、何か居た!

2021年06月10日 | 昆虫&生き物
昆虫の姿を探して歩いていると、ドクダミの葉の上に、小さな白いモノがうごういていました。
まずは一枚。

連れ帰って、くまじろうさんに見ていただくと、アオバハゴロモの幼虫でしょうとのこと。

大きくしてみると

そういえば以前に見た事がありました。

ふわふわしていて、可愛らしいです。
成虫になると

木に止っている姿が鳥の鳩に似ているというので、ハトという愛称で呼ばれています。

幼虫からの姿の変化がちょっと想像出来ませんが、何時か一度見てみたい!




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「これも食料になるなあ~!」

2021年05月08日 | 昆虫&生き物
仲間の死骸でも、アリさんにとっては貴重な食料かも・・・

こんな、仲間の遺体を運んでいる姿はよく見かけます。


ところでこれは、葉っぱの上に居たのですが、実際はとても小さかったのです。なのではっきりとした姿はわかりません。 でも、とにかく撮しておこう!

部屋に帰って写真をクローズアップしてみると、顔はハエトリグモっぽいです。でも姿はアリ??
早速、師匠のくまじろうさんの掲示板に投稿。
そのお答えを見て、ハッとして赤面!!!
何故かというと、ずっと前にも同じ質問をしていたことを思いだしたからです。
なんてこった!

優しいくまじろうさんは「私も忘れていました」とフォローしてくださいましたが、とても恥ずかしかったです。

クロヤマアリに擬態しているハエトリグモの仲間でした。

時々居るのですね~~恥ずかしい忘れないようにしなくては!
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キリンの首の骨って、いくつあるの?

2020年09月18日 | 昆虫&生き物
写真がないのですが、今日はキリンの首の骨のお話です。
キリンの長~い首は、どなたにも想像していただけますよね?

あの長~い首のなかには、いくつの骨(頸椎)がはいってると思います?
私もいろいろ想像していましたが、なんと、なんと、
実際は、ヒト科を含む多くのほ乳類と同じ数、7個なんだそうです!!
ちょっと信じられませんが、本当だと思います。

このことが書かれていた記事の出所は,先日の朝日新聞の朝刊です。
「キリン解体新書」という小さな記事がありました。
面白そうなので読んでみると、そんな事が書かれていたのです。
書いていたのは郡司芽久さんという方です。
このコーナーの書き手は皆さん信用できる専門家の方々なので、本当の話ですよ、きっと!

それにしても・・・一つずつの骨がいかに大きい(長い)ことかと、う~~んとうなってしましました。

新聞を隅々まで見ていると、時々こんな愉快な事を知ることが出来ます。
知っているからどうなんよ?と言われたら返事が出来ませんけど、楽しいですよね~!!!
ということで、写真がないけれど書いてみました。


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