そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

この本を買いませんか!

2011年05月31日 | 本の紹介・その他いろいろ
私のブログは、心の温まるささやかな幸せをテーマにしています。
なので、いわゆる「難しい話」には、あえて触れないようにしてきました。

でも今、放射能の問題は避けて通れなくなりました。
テレビも新聞も週刊誌も雑誌も、いったい何が本当なのやら・・・情報は自分でつかむしかないような気がします。

その意味で信じられる一冊と思いますし、ささやかですが被災地への応援にもなるシステムがあるそうですので、ご紹介したいと思いました。


この本は、
チェルノブイリの事故を永年取材し続けてきたフォトグラファーの著者が、福島第一の事故直後に現地へ飛び、放射線量を計り、取材を重ねたその資料を元に書かれています。ご自身の被爆はさておいて、という心意気に感動です!!

そして何も知らずに高い放射線の地域に住んでいた地元の人々に、事実を教えて避難させたりもされました。
このことはNHKの番組で、記憶のある方もいらっしゃるでしょう。

そんな著者の書いた本です。チェルノブイリの事故から学ぶこと、これからの私たちが歩くべき道、さまざまな役にたつ情報が吸収できると思います。


そして、この本を買うと、

この本の印税は福島で6月に発足予定の市民食品放射能検査所の食品放射能検知器購入のための資金として寄付されるそうです。

売り上げが伸びるとガイガーカウンターが東北に送られるシステムも併設とのこと。



ご注意
amazonで注文される方は、中古ではなく新品のご購入でないと、売り上げにはカウントされないと思います!



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プチモンのフグの「鯛のタイ」

2011年05月30日 | 鯛のタイ・耳石・鯛の九つ道具
取れるとは思っていなかったのですが、挑戦してみました。

鹿児島のプチモンにはいつも大きなフグの子供(といっても6センチ前後)が入っています。

以前にタイとアジのチリモン(和歌山・カネ上さん販売のもの)からゲットしたことがあるので、もしかしたらフグでも・・・と思ったのです。


まず一晩ぬるま湯に浸しました。

そして、あの骨が付いているあたりを用心深く取り、さらに用心深く爪楊枝の先で探ってみました。
どうも、それらしいのが見つかったので、それをさらに一晩水に浸しました。

そして、そ~~っと、そ~~っと、そ~~っとキレイにしたのがこの写真です。
大きさは約5ミリです。


果たして本当に「鯛のタイ」???
とても心配でした。
ドキドキしながら、大西彬氏の『鯛のタイ』(草思社)を開くと・・・

ありました~~!!

この写真によく似たかたちのものが「トラフグの鯛のタイ」と写真が載っているではありませんか!!

このプチモンはトラフグではないでしょうが、仲間ですから同じような形をしているはずですよね?!

もしかすると、一部分は壊れているかも知れないです。何しろ小さいですから・・・


ちなみに、魚体の大きさですが、

この中の一番大きなものです。
6~7センチといったところでしょうか?


確証はありませんが、おそらく間違いないと思うのです。
もし鯛のタイにお詳しい方がいらっしゃいましたら、ご意見をお聞かせくださいませね。



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高知県の四万十川の沈下橋が沈下!

2011年05月30日 | HP&ブログ記事の紹介
別に語呂あわせをしているのではありません。

今回の大雨で、沈下橋(ちんかばし)が本当に沈下してる写真が見れます!!

畦地履正さんのブログです

☆もしすぐに目指す記事が見つからなかったら、ブログの左サイドにある「ブログ内検索」で、「沈下橋の沈下」と入れて検索してください。


ご存知の方も多いと思いますが、沈下橋というのは、大雨が降って増水しても流されないような形に作られた橋です。

そのことは知っていたのですが、実際に沈下している写真を見るのは初めてで、興味深かったです。
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翅をたたんで蜜を吸っているアブ

2011年05月27日 | マクロで写す雑草や昆虫など
郵便局に用事が出来て、バスに乗って出かけました。

私の住んでいる所は、銀行・郵便局・コンビニ・スーパー・歯科以外のお医者さんなどが歩いていける範囲に無いのです。(スーパーは超元気な人なら、ひと山超えて歩いていくことは可能ですが
つまりはお買い物難民なんです、、、


それはさておき、
バスを降りたところにヤマボウシの木があって、満開でした。

よく見ると、真っ白ではなくて、苞の先の方がピンク色で、そこを染めるときに紅いが飛んだかのように、転々と紅い色が見えていました。

そういえばピンクのヤマボウシもあるのですよね?


そしてね、足元のほうには昼顔が咲いています。

花のひとつに何やら昆虫が入り込んで、無我夢中で蜜を吸っていました。
確認しようとして、花びらを引っ張っても逃げないのですよ

なので悠々と写真が写せました。


なんという昆虫か解らないので、さらに大きくしてみました。
これです。

肉眼ではよくわからなかったのですが、なんとまあ、翅をきちんとたたんでいます!!
花粉の塊をくっつけて、アブですよね?

こんな姿は初めて見ました!






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時はめぐりて

2011年05月26日 | 3~5月の草木
世の中が騒がしくて、なかなか落ち着いて写真を写す気持ちになれませんでしたが、梅雨のはしりを思わせる天候に、ようやく少し落ち着きを取り戻しました。


外に出てみると、季節は確実にめぐり・・・

トキワツユクサの真っ白い花が、薄暗い茂みで、せいいっぱい存在をアピールしていました。

いつ見ても、おしべとめしべが見事ですね。



そして、あたり一面をピンク色に染める、ヌカススキも色づいています。

ヌカススキがピンク色に見えるのは、茎の色のせいだと、以前に書いたことがありました。
そのときの茎の写真はこちらです



同じところにあるアセビの植え込みでは、たくさんの実が色づいていました。

面白い形をしているので、一度見たら忘れませんね。

あの鈴のような花から、どうしてこんな形の実が出来るのやら、とても不思議に思います。




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アカスジキンカメムシの幼虫み~つけた!

2011年05月24日 | マクロで写す雑草や昆虫など
カメムシの仲間は臭いゆえに嫌われることが多いですが、このカメムシはあんまり臭わないようです。

アカスジキンカメムシ(この写真は幼虫)という種類です。

先日、トンボを探しに行く家族に誘われてむろいけ園地というところへ出かけました。(このサイトには、ここで見られるの野花の可愛い写真がたくさん載っていますよ!)


駐車場横には細い流れがあり、その向こう岸に垂れ込んでいるハリエンジュ(ニセアカシア)の葉っぱになにやら昆虫らしき姿が!


とにかく写しておきましょう・・・ということで、写したのが上の一枚です。

モニターで拡大してみるとどうもカメムシっぽいです。
それも今までに見たことの無い種類なので、どうしても手にしたくて、木の小枝を使って手繰り寄せてみました。

成功! 
昆虫も逃げず、私も流れにはまらなくてラッキーでした



そして写せたのがこれです。






脚や触覚の一部が、光の当たり具合によって輝きます!
きれい~い!!


でも名前がわからないので、某掲示板に投稿して「アカスジキンカメムシの5齢幼虫」だと教えていただきました。
おお、長くあこがれていた種類です。

成虫はこんなにきれいなんですよ
こちらで見せていただいてください。
このサイトに出ている幼虫のお写真は、私が写したのと同じような場所で写されています。
なので、いつかここへ成虫を探しに行ってみようと思って、楽しみにしています





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どうして、こんな雲ができるの?

2011年05月23日 | きれいな空と雲
先日の夕方でした。


この場所は、いつも見てくださっている方々には、おなじみですね


お日さまがこんもりとした木立の向こうへ姿を消した後の空に

上の写真のような おもしろい雲が・・・



複雑な風が吹いていたのでしょうか?

こんな雲 初めて見ました。

見とれていると ほんの数分で消えてしまったのです。

あ~あ あれは夢だったの?

そんな気持ちでした

でもね ちょっと得した気分♪♪





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『なげださない』・鎌田實さんの新刊です

2011年05月20日 | 本の紹介・その他いろいろ
鎌田實さんの新しいご本です。

鎌田實さんご自身のこの本の紹介文

苦しい人生、悲しい人生を決して投げ出さないで、くじけないで生きた人々のお話。

集英社文庫です。早く読みたいです!


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こんなところに花粉が付いてるなんて、シランかった!

2011年05月20日 | 3~5月の草木
あちらこちらの花壇にシランがいっぱい咲いていますね。

シランの花粉ってどこにあると思います? ふと気になりました。

「そりゃ、お花の奥の真ん中でしょ」

そう思ってお花をのぞき込んで探してみたのですが、いっこうにそれらしいものが見当たりません。


不思議に思っているところに、多田多恵子さんの『したたかな植物たち』(株式会社SCC)という本が届きました。
面白そうなのでamazonに注文していたのです。

その中に、なんとネジバナなどのラン科の植物の花粉について、書かれているじゃありませんか!

これらの花は、見てのとおり奥行きがありますよね。
花の奥には花粉塊(かふんかい)という、花粉の塊があるそうです。

花の奥までもぐり込んだハチの頭に、その花粉の塊がくっついて花の外に運び出されます。

そして他の花の中のめしべに運ばれるという仕組み!
(もっと詳しく説明が書かれていますが、長くなるので省略。興味津々の方はこの本を開いてみてくださいね)


では、シランはどこにその花粉塊があるのかな?
探してみました。

ありましたよ~意外と入り口の近くでした。
ここです。


ちょっと大きくしてみましょうか。


もっと大きくしますね。


なんだか顔のようで、笑っちゃいました


で、問題の花粉はどれ?

これでした!

口ひげのような部分が、花粉の塊だったんです。
とてもネバネバしていて、ハチの頭に付いても簡単には落ちそうにもありません。


うまい具合に出来ているものですね


あなたも、お散歩の途中にシランの花を見つけたら、ちょっと失礼して覗いてみませんか?




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梅雨の走りかも・・・

2011年05月17日 | 3~5月の草木
寒冷前線の通過で、雷さまがゴロゴロ。最近はよく降ります。


通りがかりの運河の使われていない排水口の中に、何かが動いているので、ちょっとズームしてみたらハトが雨宿りをしていました。


そこをはさんでこちら側のフェンスに沿って、毎年ノハラムラサキが咲きます。

探してみましょう。
あ、ありました! 
草刈にもめげずに、今年も咲いています。

キュウリグサによく似ていますが、つぼみがまっすぐに付きます。
キュウリグサは「サソリ型花序」といって、サソチの尻尾のようにくるりと巻いた形に、つぼみが付きます
こんな形です。



ノハラムラサキの花、大きさはキュウリグサと変わりません。
とっても小さいです。

でも、よ~~く見ると、とてもきれいです♪


ちょっと離れたところにシャガも咲いていました。

この花は、花びらが柔らかいので、雨に濡れると風情がありますね。

もうそろそろ花期も終わりです。




自然観察
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