出かけることの出来ない私は、京都テレビの中継で鑑賞しました。
なので、これらの写真はテレビ画面からです。(著作権侵害にはならないと思うのですが・・・?)
詳しい説明や、きれいな写真は
こちらで、見せていただいてくださいね。
「五山の送り火」などと検索されても、いろいろなサイトが見られます。
さて、最初に燃え始めるのは、上の写真の、如意ケ嶽の「大文字」です。
この後、少しずつ時間をずらして点火されて、最後に全部が揃います。
次は「妙法」
私はブログにUPする都合で、二文字をくっつけてしまいましたが、実際にはかなり離れたお山に、一字ずつ現れます。
最初に文字の下絵を書かれたお坊さまが、それぞれに得意な字体で書かれたので、こんなに違う字体の2文字になったのだそうです。
その次は「舟形」です。
この船の進行方向は、西、つまり西方浄土を向いているのだとか。
お船の下の方は、手前に小さな山があるのでしょうか、ちょっと欠けて見えます。
でも、それがかえって波間に浮かんでいるイメージにつながって、趣が感じられるのではないでしょうか?
そして「左大文字」
最後に「鳥居形」が現れます。
京都テレビから、この鳥居形だけが見えにくいのだそうです。
でも、鳥居の形だとわかりますものね。
この鳥居型、今年は東北の大震災でなくなられた方々の魂をお慰めするために、いつもより長い時間燃やされたのだそうです。
多くの方々が願いや想いを書き込まれた護摩木が燃されているのだ思うと、炎の一つ一つが心に染み渡りました。
今日も京都は格別の暑さのようですが、送り火が終わればもう秋。
また一年、がんばって生き抜こうと、気持を引き締めておられることでしょう。
大きな年中行事は、生活の中で気持を支えてくれる存在であると、「岸和田っ子・だんじり娘」の私は知っています!!