そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

草木も眠る・・・

2006年05月31日 | 3~5月の草木
昨夜のことです。洗濯物を干しにベランダに出て、並んでいる植木鉢を見ていると、あれ? こんなふうにシロツメクサの葉が閉じているのです。

そういえばレンゲソウは夜になると眠ると、本で読んだことがありました。
シロツメクサも仲間ですから、眠っても不思議はありません。

そうか! 
では花も見てこようというわけで、懐中電灯を持って外に出てみました。

やっぱり葉は眠っています。

花はどうでしょうか?
ほとんどは眠っていましたが、中に一つ二つ宵っ張りなのがいるようで、一部開いたままのもありました。

葉と花の様子をマウスオンでごらん下さい。


朝は早起きです。少し明るくなるとしっかり開いていました。

ネムノキは夜になると葉が垂れ下がって眠っているようになるので、この名前が付いたようですね。

他に、フジのような形の白いきれいな花が咲くハリエンジュ(ニセアカシヤ)の小判型の葉も、夜は垂れています。
背の高い木なので見たことはなかったのですが、『森の365日』(宮崎学著・理論社)で知りました。
その後、実生の小さな木で実際に見たことがあります。

「草木も眠る丑三つ時」なんて・・・・・と馬鹿にしていましたが、本当に眠ってる(?)のですねえ。



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ヒナギキョウとキキョウソウ

2006年05月30日 | 3~5月の草木
この花はヒナギキョウです。

7ミリくらいの大きさで、長い茎の先に一つだけ咲くようです。
私が見たのは、今までに2度だけ。
それも、ぽつんと一輪咲いていただけです。
私にとっては貴重な花です。

それに比べると、こちらのキキョウソウは、あちこちにかたまって咲いています。
でも、やはり一本の茎のてっぺんの方にだけ、1センチくらいの大きさの花をつけます。

茎の下の方には閉鎖花がたくさん付いていて、ごく細かいタネを撒き散らします。

どちらもキキョウという名前でよく似ていますが、ヒナギキョウのほうが色が薄く、優しい感じを受けます。
キキョウソウはアメリカ原産なので、強いのかもしれません。


ところで昨日はあのまま曇りで、きれいな夕焼けは見られませんでした。
こんな感じで、終わってしまいました。


地味なきれいさでした。

夕焼けのずっと向こうにある国は、これから夜明けを迎えるのだと、誰かが唄っていましたね。
だから、日が暮れることを寂しがらずにいようねって。

夕焼けは、見る人の気持によってイメージを変えるようです。

小さくてもいいから、明日への希望をもって眺められるといいですね。


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これ何だの答え

2006年05月30日 | 木や草の実・タネ・松ぼっくり
この写真を見られたら「な~んだ」と思う方がいらっしゃるのでは?
そうです、答えは「ヤエムグラ」

あんなにクローズアップすると、何か判らなくなりますネ。

これを写したときも、Gパンにいっぱいくっつきました。
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忙しい空

2006年05月29日 | 3~5月の空
昼前から突然色々な形の雲が、次々と姿を見せ始めました。
昨日の大風の名残というか、大気の状態が不安定なのでしょうか?

これではまたお天気は変わるのかなと思っていたら、早くも2時間後にはうす雲が広がって、曇ってしまいました。

順にお見せしましょう。
一枚目は、昼前の南の空です。まるで夏のようですね。

次は、同じ頃の北の空です。

いかにも天気の変化がありそうな予感がします。


これは少し後の南の空。

タバコの煙を吹き出している横顔みたいです。
それとも、マイクを持ってカラオケで歌っている人かしら?

最後は、逆立ちしている鳥? 上の写真のちょっと離れた所にありました。
マウスオンで逆立ちしていない鳥が見られます(笑)


みなさんは、きっとまた違うものを連想なさると思います。
楽しみにしているので教えてくださいね。
  
これだけの変化が2時間足らずの間に見られました。
もし夕焼けが見られたらまたUPします。


雲の写真ではありませんが、北海道の自然写真家門間敬行さんのサイトの「今月の一枚」で、ホオノキの大きな落ち葉を突き抜けて、威勢良く成長しているギョウジャニンニクの姿が見られます。
ぜひご覧下さい!
こちらからどうぞ↓
The Gate of Nature




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ユリノキの全てが見られます

2006年05月29日 | 3~5月の草木
わたしのサイトにTBくださっている、「てらまちねっと」さんの、ユリノキの記事はすごいです!!
もう「ユリノキの全てを見せます」といった感じです。

ユリノキファンの方は、「最近のトラックバック」の所から訪問できますので、是非ご覧下さい。
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タネの季節

2006年05月28日 | 木や草の実・タネ・松ぼっくり
またタネの話です。これはアメリカフウロ、やっと大阪でもこんな形になり始めました。

実が熟してくると、くるりと巻き上がってタネを飛ばすタイプです。
色がきれいなので、茂みの中でも目に付き易いです。
ゲンノショウコの実もよく似ています。


これは、私が長年憧れていたグンバイナズナ。友人が見つけて送ってくれました。
普通のナズナ(ペンペングサ)の実に比べて、5倍くらいの大きさでしょうか。
縦1,2センチ横1センチという大きなものです。

相撲で使う軍配に形が似ているので、この名があるようです。
草丈は20~60センチと図鑑に書いてありますから、立派なものでしょうね。

他にマメグンバイナズナというのがありますが、こちらは実が3ミリくらいだそうです。


さてこれな~んだ?


オオイヌノフグリが話題になりましたが、これもちょっと似ていますね?
でも、トゲトゲがあって、ヒッツキムシの一種なんですが・・・
今の季節、草むらに入るといっぱいくっついて取るのが大変です。



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何の形?

2006年05月27日 | ポエム&好きな言葉
上空を 強い風が吹き抜けて
雲が どんどん形をかえていく
お魚だったり 鳥だったり 食べ物だったり

これは何?

駆けている動物?
泳いでいる魚?
それとも・・・・・・
考えているうちに 違った形になってしまう

今日もどこへも行けなかったけれど
あなたを見れたから たのしかったよ!



私には、犬が駆けているように見えました。
あなたは何に見えたでしょう?



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花が終わって

2006年05月26日 | 木や草の実・タネ・松ぼっくり
梅雨めいた空の下で、春の花たちはタネ作りに余念がありません。

これはシロツメクサです。受粉を終えた花は、外側から順に首を垂れていきます。
「ああ疲れた、やれやれ」というところでしょうか?
きれいなスカートをはいているみたいですネ。

その側のオオイヌノフグリも、実が茶色くなり、割れてタネが姿を見せています。
今頃はもう、こぼれているかもしれません。


カラスノエンドウも茎は枯れ、マメの莢は黒くなりました。
よじれてタネを飛ばすタイプなので、こんな姿がたくさん見られます。
あれ、飛んでいけなかったタネがひとつ、残っていますね。


マウスオンで下の画像もご覧下さい。
もうお馴染みのマメたちです。
いちばん大きいのがカラスノエンドウ、マメが2個入っているのがスズメノエンドウ、いちばん小さな黒いマメはカスマグサです。


ところで今日は、ぜひ下のバナーで「身近な自然・・・」をお訪ねください。
ブドリさんが、TBされています。
東京の代々木公園の噴水がつくる二重の虹の写真です!
とてもきれいです!!
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時間をかける

2006年05月25日 | ポエム&好きな言葉
私は、毎日ブログの記事を書きながら、何度も書き直し、多くの時間をかけないと出来上がらず、ちょっとガッカリする時があります。

そんなときは、数学者の広中平祐さんのことを思い出すようにしています。

広中平祐さんは、日本人で二人目というフィールズ賞(数学界のノーベル賞と言われている賞です)受賞者です。
きっと、特別な才能を持たれた立派な方だと思うのです。

もうずいぶん前ですが、この方と、画家、作家、映画監督など多方面に活躍された池田万寿夫さんの対談集『数学とエロチシズム』(講談社)を読む機会がありました。

その頃の私は、何事にも自信が持てず、苦しんでいたのです。

ところがこの本の中で、広中さんは数学の勉強について「自分でも、人の2倍3倍の時間をかければ出来るんだ、ということを知ってから大きな自信をもつようになった」と話しておられるのです。

驚きました!

この偉大な数学者が、人の何倍もの努力をされて、初めて自信を持たれ、あるいは達成できることがあると仰っているのです。

私など、人の5倍6倍の、もしかしたらそれ以上の努力をしなければ、とてもものになるはずがなかったのです。
何事にも時間をかけることは、決して恥ずかしいことではなく、それこそが大事なのだと気づかされました。

それ以来、何かの上達がはかばかしくなくても、物事がすらすらと運ばなくても、そんなことは気にしなくていいのだと、思えるようになりました。




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また一歩前進?

2006年05月24日 | 虹色いろいろ
雨続きの最近では貴重な朝の光の中で、虹色に光る水玉写しに挑戦しました。

今日は体調がよくなくて表には出て行けないので、ベランダのシロツメクサの葉っぱに、霧吹きで水を吹きかけました。

何枚も写しているうちに、ハッとするような色のが何枚か撮れたので、ご覧下さいね。

光のイタズラ(プレゼントかも?)ですから、無限に種類があるのかもしれません。
次の2枚はマウスオンでどうぞ。


最初は、どうしたら写せるのかさえ解らずに始めたのですから、思えば無謀ですね。
親切に教えてくださった先輩に手を引かれて、えっちらおっちら手探りでしたが、とにかく自分にも写せそうだという感触を得るところまで、たどり着くことが出来ました。。

表に出られなくても練習出来るのが、私にとってはうれしい事です。
もう少しがんばって見ようと思います。

つまらないかもしれませんが、どうかお付き合いくださいね。



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