このブログの主heiunさんは、以前にもご紹介しましたが、大震災の後で東京の
きんのり丸さんのブログで知りました。東北は宮古の若い漁師さんです。
大震災の直後の避難所からも発信を続け、途切れることなく宮古の漁港や街の様子をUPしてくださいました。
私はずっと拝見してきたので、限られた地区の事ではありますが、「今の様子」が手に取るようにわかり、応援する気持ちが支えられました!
いまなお大変な海辺の街の様子。
その中で、早くも漁に出て本当によくがんばっておられるheiunさんの姿。
海は今はきれいな顔をしています。
青い海原は以前に変わらぬようにさえ見えます。
でも、海の中には家の屋根があったり、冷蔵庫が流れてきたり、たくさんのがれきが積み重なっているといいます。だから網が破られて大変だとも。
また深海魚の姿も見られるとか・・・
以前の海に戻るには長い時間がかかるでしょうが、せめて危険なく漁に出られる日が早く来ますように!
私達には、たとえ僅かな金額でも募金を繰り返し続けることと、「がんばって」と絶対に言わずに心からの応援メッセージを送ることと、静かに見守ることしか出来ないのでしょうか?
heiunさんは大津波の時、昔からの教えを守って船と共に沖へ逃げたので、船と命が助かりました。
海の近くにご自宅がありました。今は跡形もないです。
始めのうち私は、なんでこんな海の近くに住むのだろう・・・危険なのに!
と思っていました。
でも、その理由が後でわかりました。
海の近くに住んでいたからこそ、おきな地震の直後に
津波が来るぞ!!と直感して、船に飛び乗り逃げることが出来たのです。
私はおおいに納得しました。
津波に逆らって沖へ逃げる。
言葉にすれば簡単ですが、それは当然命がけ。
相当な操船技術、カン、体力がなければ叶わぬことでしょう。
heiunさんは、今年小学校に入学された息子さんのお父さんでもあります。
奥さんや娘さんもご無事であった様子です。
ご家族が同じ家で、時には兄弟や親子や夫婦でけんかもしながら、一緒に暮らせる日が早く来ますようにと祈らずにはいられません。