そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

あれ~?

2021年08月28日 | 6~8月の草木
ある朝、もう数少なくなってきたツユクサの花に、こんなのがありました。

いつも咲くのは、一つの枝先には一輪の花なのです。
このように、二つ咲くのは珍しい。

いっしょに植わっているオオボウシバナは、必ず二つずつ咲きます。

今の季節には、もう2輪咲かせるだけの元気がないのか、一輪だけになりましたけどね。

周りでオオボウシバナが二つずつ花をつけるので、真似してみたのでしょうか?
この次の朝も、一本だけですが二つの花をつけているのありました。

ツユクサは大好きなので長い年月育ててきましたが、こんなのを見たのは初めてです!
ちょっと得した気分!!
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きのうの出来事

2021年08月22日 | きれいな空と雲
昨日の夕方、こんな凄い雲が!

雲の向こうは「和泉(いずみ)山脈」という山並みです。大阪で一番高い金剛山につながっています。

低くても山が連なっているので、色々な雲の姿を見せてくれるのですが、こんなデラックスなのは初めて!!
ちょっとびっくり。
思わず、「何あれ?!」と一人で大きな声を出していました。

麓の方ではどんな感じなのでしょう? 見てみたかったです。
といっても麓まで行けば、ただの霧っぽい、湿っぽい空気の中なのでしょうけれど。

風の具合なのでしょうが、少しずつ姿を変えながら左(東)方向に移動して、

ものの15分ほどで消えてしまいました??

初めて見た楽しい時間でした。
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イラガですって!

2021年08月16日 | 昆虫&生き物
夏の初め頃に、散歩の途中に写真のようなものを発見。
おもしろかったので枝を折って持ち帰りました。

帰ってから、師匠の「くまじろうさん」の掲示板に投稿して、名前を教えて戴きました。「イラガ」とのこと。
イラガといえば、幼虫しか知らなかったので、あの触ると飛び上がるほど痛いのを思い出し、捨ててしまおうかと思いましたが、成虫は別に痛くないとのことだったので、姿見たさにビンに刺しておきました。

いつまで経ってもいっこうに出てくる気配がなく、いつか忘れてしまいました。

数日前のこと、ふと見るとこんな事に。

あらら、お出ましになったのですね!

成虫を探しましたが見つかりません。
翌日、お掃除をしようとカーテンを持ち上げると、あら!それらしいのが居るではありませんか!! 踏みつぶさなくて良かった!

ネットで調べてみると間違いありません。
初めて見たイラガの姿です。

こんな解説がありました。
>終齢幼虫(前蛹)で越冬し、そのための繭を作る。独特の茶色い線が入った白く固い卵状の殻でカルシウムを多く含み、日本の昆虫がつくる繭の中で最も固いとみられる(カルシウムは白さの要素で、固さはタンパク質の層構造による)春先に中で蛹化し、6月に羽化する。羽化時には繭の上端が蓋のように開き・・・と。
そして口元が退化しているので、成虫は何も食べないのだそうです。

>繭の上端が蓋のように開き、とありますが、確かに写真のようにパカっと開いていました。
6月半ばには羽化と書いてありましたが、少し遅れたようです。
なかなか出て来ないので、中で死んでいるのかと、半分諦めていましたがよかった、良かった!!
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今年と去年のマテバシイの実が

2021年08月12日 | 6~8月の草木
通りがかりのフェンスの向こうに、チラッと見えました!!
マテバシイです。

古い図鑑では「紀伊半島以南」にあると書かれていましたが、昨今の温暖化のせいか、私は子供の時から見ていたような記憶があります。
関東以北の方、いかがでしょう?
ご覧になったことがありますでしょうか?

実は、この写真の大きな実は、去年の実なのです。
秋になれば色づいて、立派なドングリになるでしょう、ワクワク
そばにある小さいのが今年の実で、これは一年かかって来年の秋に大きくなります。
高齢者の私は、見られるかどうか??

今まで、気をつけて見た事がなかったので、こんなふうに二年分の実が混在しているところを見たのは、実は初めてなのです。

マテバシイはよく熟した実なら、フライパンで炒ると、美味しいです。
弾けたりもしますので、サルカニ合戦のお猿さんみたいな事にならないように、要注意です!

椎の実は、どの種類も美味しくて、昔は子供のおやつでした。

一般にドングリは、あくが強くて茹でて渋抜きをしないと食べにくいのですが、シイの仲間はそのままでも大丈夫。

以前に、散歩に行った公園でスダジイを見付けました。秋だったので美味しそうな実がいっぱい!
小さな実ななんですけどね。
思わずポケットに一杯詰め込んで帰り、炒って食べたら美味しくて、つい食べ過ぎてお腹が痛くなったのが、懐かしい思い出です
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セミの季節も移りゆく

2021年08月11日 | 移り行く季節
毎朝、夜明けと共に大合唱が始まる蟬たちも、そろそろ命が尽きて、あちこちに仰向けに転がっている姿が目に付くようになってきました。
アリたちがせっせと死体を分解しては、巣に運び込んで行きます。
こうして自然は輪廻していくのですね。

今朝は、朝日の中で蟬の脱け殻の影法師がきれいでした。

ほとんどがアブラゼミで、クマゼミはあまり見ません。

たくさんの木が生えている所でも、セミに好まれる種類があるようです。
もっとも、足元の土が潜り易くて人気があるのかもですが。






あと1週間もすれば、少し涼しい夕風に乗って、ツクツクホウシの声も聞こえてくるようになるでしょう。
あの声を聞くと、夏の終わりを感じて少しさびしく、そしてホッとしますネ。
込み入った鳴き方に関心しながら、足を止めて聞き入ったりもします。
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雲はいきもの

2021年08月07日 | 6~8月の空
昨日の夕方、北の空。
台風が遙か海の上にあっても、空はず~~っと続いているので、風の流れなどの影響があるのでしょうか、こんな雲が現れました。
普段は見られない、躍動感のある雲です!

その一日前。
北寄りの夕空に、少し夕焼け色に染まった雲が。

上空は風が強そうで、レンズ雲っぽいです。

その少し離れた所に

なんてことはないですが、少し秋を感じませんか?

暦のうえでは、酷暑の中にも今日は立秋。
夏の土用も終わりです。
今日からは「暑中お見舞い」も「残暑お見舞い申しあげます」に変わります。
立秋ときけば、なんとはなしにホットしますね。

来週にはお盆です。(関西では8月13日~15日)
私が若い頃、九州男児の父は養子に来ていたせいもあってか、うちは分家なのに母の実家のご先祖さまをしっかり敬っていました。 
普段のお墓の草むしりはもちろんの事、8月13日の朝早くには、お墓へご先祖をお迎えに行き、15日にはお送りしていました。

16日は京都では、大文字の送り火。
今年はどうなるのでしょう・・・  
コロナは色々な伝統行事や人の世の年中行事も、すっかり変えています。
果たして元に戻る日がくるのか、かなりの部分様変わりしていくのか。

また新しい変異ウイルスも見つかっているようなので、先が見通せないですね。
そんな中でも、なんとか元気に過していきたいと思っています。

みなさまも、どうぞお元気で
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今年の花は そろそろおしまい

2021年08月03日 | どんぐり屋のつぶやき
たくさんの花を愉しませてくれたオオボウシバナも、そろそろ終わりのようです。
何年も前に、ブログで見て感動、お願いしてタネをいただいてベランダで育ててきました

枝先に咲く花は、たいていはこの写真のように二輪ずつ仲良く縦に並んで咲きます。
咲き終わると花びらはたたみ込まれて、包(ほう)の中に収まるのですが、たまにベランダの床などに落ちると、長い間その部分が染まっています。
昔は、この花びらの色を染め物に使っていたようで、さもありなんと色素の強さを感じます。
その染め物は、きっと夢のような色だったでしょうね?

野生のツユクサも、花は小さいですが大好きです。

もう少し季節が進んで、早朝の気温が下がるようになると、ツユクサの花の色が濃くなって、とてもきれいなのです。
初秋の朝が、待ち遠しいです・・・

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