そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

ムラサキツメクサの謎

2010年06月30日 | 3~5月の草木
これは、もしかすると噂のアカツメクサ(ムラサキツメクサともいう)かも?

側へ行ってよく見ると、
葉っぱの形、蕾や花の終わった後の様子も、なにやら違っています。

*上の写真の花の左上にちょっと見えているのがです。
*茎が長く伸びたその先に花が付いてる姿は、おなじみのシロツメクサと違いますよね!

家に帰って図鑑で調べてみると、やはりアカツメクサ(ムラサキツメクサ)に間違いありませんでした。



花が終わった後の姿ですが、シロツメクサは受粉が終わると、このような姿になりますよね。



ところがです、目の前にあるアカツメクサは、なんとこんな姿になっていました。


もう少し枯れたものです。

なんだかこんがらがってますね。

このうちの一つを抜き取って見ました。

なんとこんなヒッツキムシみたいな形をしていたので、ビックリ




シロツメクサの花がしぼんで茶色くなると、豆の莢みたいなものが出来ます。
マメ科なので、もっともなことです。

中には、ちょこっとハート型のタネが入っています。。(青い四角は5ミリ四方です)


アカツメクサだってマメ科なんですが・・・どんなタネが入っていたのやら。
ヒッツキムシの中に入っているであろうタネを確認しなかったことが、返すがえすも悔やまれます。

翌日にもう一度行ったら、草刈りの後で、姿はもうなかったんです
来年の宿題ですね・・・

ま、とりあえずシロツメクサはアカツメクサと同じ「マメ科シャジクソウ属」の植物なのに、こんなに違っているということが解ったので、今年はここまでで良しとしましょうか。


☆ちなみに、シロツメクサと同じ生え方で花がピンク色をしているのはモモイロシロツメクサ
アカツメクサと同じ生え方だけれど、花の色が白いものはシロバナアカツメクサというそうです
なんだかアタマの中がこんがらがっちゃいますね


☆皆さんの中に、花壇にアカツメクサを植えておられて、タネの形をご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ教えてくださいね。



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↓のカレンダーの月を、真ん中に書いてないわけ

2010年06月28日 | 月のある風景
このカレンダーを発行している(株)シーガルへ電話をして、教えていただきました。


一か月分のカレンダーの写真の中の
新月の箱には、右肩に<日出直前>  
満月の箱には<日入直後>という文字が書き込まれています。
見えにくいかと思いますが、ピンクの線を引いた所です。


<日出直前>と書かれている日から、<日入直前>と書かれている日までは日の出直前の真南の空に、大体どのような角度で、高さで、月が見えるかを絵にしているのだそうです。

また、<日入直後>から次の<日出直前>と書かれている日までは日の入り直後の真南の空にどんな高さの、どんな形の月が見えるかを図にしているというわけです。

説明が下手ですが、お解りいただけたでしょうか?
もっとよく説明して欲しいという方は、下記へお電話してみてくださいね。

(株)シーガル 電話:03-3357-9256 です。

もう来年のカレンダーが完成寸前で10部以上まとめて申し込むと、割引があるそうです。
電話をしたときに、営業担当の方と話したものですから、こんなことまで聞かせてくださいました(笑)

もちろん、カレンダーの販売時期には一般の書店にも並びます。
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ハワイのお土産

2010年06月28日 | チリ、プチモン・オクリカンクリ・貝がら
もうずいぶん前に頂いていたのに、UPするのがすっかり遅くなってしまって、申し訳ないことでした。


手のひらに乗る小瓶ですが、入っている貝殻も小さいので、種類はたくさんあります。

こんな可愛らしいサイズです。



中身を並べてみました。





そしてちょっと大きなサンゴも頂いたので・・・



いかがです?毎日蒸し暑い日が続いていますが、少しは涼しい風が吹きぬけたでしょうか?


日本の海でも見かける貝もあれば、初めて見るのもあります。

色んな方が色んな貝殻を送ってくださるので、私はすっかり貝殻長者になりましたよ~~


海にはめったに行けない私ですが、こうして色んな方が海を届けてくださるので、とっても嬉しいです。
ちょうど季節も貝殻シーズン、毎日眺めては波の音を想像して涼んでいます




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月の満ち欠けについて

2010年06月26日 | HP&ブログ記事の紹介
こちらです

目で見て解るお月さま変化の図鑑です。

微妙に変化する月の出、月の入りなどについても、とても解りやすいです。
説明の文章が解りやすく、ユーモアもあり、素晴らしい解説だと思いました。

これを見ておくと、今まであまり詳しくなかった人も、いっぺんにお月さまのツウになれますよ!
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三日月って、一ヶ月に一度しか見れなかった!

2010年06月25日 | 月のある風景
お月さまは、一ヶ月の間に肥ったり痩せたり、姿を変えていきますね。
このカレンダーは、その様子を見せてくれて、他にも旧暦の色々なことが解る、とても盛りだくさんな内容なんです。

黒い大きな数字は、普通の太陽暦のカレンダーです。
その数字の下に、旧暦の日にちや、夏至など二十四節季のこと、日の出時間、月齢、○○記念日といったことなどが書き込まれています。
とても便利なんです!


あなたもご存知のように、お月さまは闇夜から段々に肥り初めて、2週間ほどで満月になります。
そして、また少しずつ痩せ始めて2週間くらいすると、新月で光をなくしますね。

それが手に取るように解るすてきなカレンダー、ちょっと部分を拡大してみましょう。

新月を挟んで、その前と、その後の月の姿が良くわかるでしょう?



ところで、私は、このカレンダーを見るまでは知らなかったのですが・・・
「三日月」という呼び名の月は、一ヶ月に一度しかなかったのです。


一ヶ月の間にはもう一度、同じような細い月が見られますが、それは旧暦の28日前後の頃です。
そして、なんと、なんと、
その頃の月の姿は、三日月の時とは反対向きなんです!!
ほらね!!

上の段はカレンダーの写真で比較。下の段は実際のお月さまです。

月の向きの他にも、もう一つの決定的な違いがあって三日月は夕方早くの空に見えて、夜早くに沈んでいきますが、反対向きの細い月は、夜遅くに登ってきて朝の空にも見えています

因みに、写真左の青空に浮かぶ三日月は夕方19時過ぎに、右は朝7時の朝焼け雲の中にあるのを写しています。

私はこのことを知るまでは、この二つをどちらも三日月と呼んでいましたが、実は違うものだったのですね~
名前で呼ぶなら<三日月と、例えば二十八日月>というわけです。


そんなこと、どうでもいいやん!と思いますか?
私はなんだか新しい発見をしたみたいで、とても嬉しくなったのですが・・・






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ごめんなさい~

2010年06月23日 | HP&ブログ記事の紹介
ブログで仲良しの「クレアさん」という方のサイトです。
犬や猫を数匹飼っておられます。

その中の一匹が、暑くなってきたので夏バージョンのスタイルに毛を刈ったのですが・・・
まあ、詳しくは書きません。

見てのお楽しみです!!

どうぞこちらへうふふ

以前の記事にも、愉快な写真がいっぱいありますので、お見逃しなきように

(この記事のコメント欄はお休みさせていただきます)
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おはよう~!!

2010年06月21日 | 6~8月の草木
                              おはよう!!
             
                           ねえ、ねえ 見て、見て

                           ぼくには羽があるんだよ

                         今朝起きたらネ 気がついたんだ

                             すごいでしょう

       
                    
                        今から 君のところまで飛んでいくよ

                          幸せのタネを届けに行くから

                           窓をあけて 待っててね

            
                   
                            さあ、飛び立つよ!

                              それっ!!

  





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時のながれ・・・

2010年06月18日 | ポエム&好きな言葉
               どんなお花もそうだけど

               咲き始めの一輪は

               ひときわ輝いて見える

          
               後姿だって こんなにきれいだよ


               赤ちゃんのお肌が

               ふわふわ つやつやしてるのと同じなのかな

               これから咲き続けていく力が

               みなぎっているんだね




               若いうちは 目も良く見えるので

               こんな小さな穴の向こうの様子にも気が付いて

               うふふ と思う

               
               穴の向こうにも

               ささやかな命の姿が 息づいている





               一年の務めを終えた笹の葉は

               梅雨の雨が降り始める頃に

               竹とんぼのように

               くるくると廻りながら

               地上に舞い降りてくるんだよ


               ドクダミの葉っぱが

               「おつかれさま」とそっと受け止めてくれた


               雨の滴もやってきて
      
               さっきから 話しこんでいる

               
               一年の積もる話は きっと面白くて

               聞き飽きないんだね

               ほら、落ちてかないで

               ずっと葉っぱの上で
         
               ゆらゆらしているもの・・・


            


               何事もなかった一日が

               今日も

               静かに暮れようとしている


               年を重ねると

               親しい人に別れる日があったり

               昨日までは調子が良かったのに

               どこかが新しく不調になったりして

               思いがけなく悲しいことが多いから

               何事もなく暮れていく一日には

               心からの「ありがとう」


               みんなが、明日も

               幸せを感じて生きられますように

               小さくてもいいのです

               ほほ笑みを忘れずに生きられたら

               それでいいのです
               
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紫陽花を楽しむ♪

2010年06月16日 | 6~8月の草木
一生懸命に首を伸ばして、やっと降りだした雨を、顔いっぱいに受け止めている姿がいじらしくて、私も濡れながらシャッターを押していました。





これも後姿ですが、色のコントラストが印象的でした。





まあ、どうでしょう!
真ん中の、本当の花たちも満開です。
これだけ開ききると、見事でしょう?





これは別の日、雨の降っていない時です。

真ん中部分が、こんもりと盛り上がっている所に、朝日がスポットライトのように当たっていました。
これも全部開くと、さぞかし見事でしょうね。



♪人の心をごまかすように
七つおたくさ紫陽花は オランダさんの置き忘れ……♪

↑ ご存知の方も少なくなったかもしれないですね?
グレープ時代のさだまさしの「紫陽花の詩」の一節です。

この歌詞について「何のこっちゃ?」と思われた方は
こちらへどうぞ。
詳し書いておられます。少々重いサイトなので、開くまで気長にお待ちくださいね。

紫陽花の花と日本人女性のお滝さんをこよなく愛したオランダ人シーボルト。
そして紫陽花の学名は「オタクサ」・・・


そしてこちらでは、若き日のさだまさしの透明感のある声と、吉田政美の柔らかなギターで、「紫陽花の詩」をお楽しみいただけます!
グレープの他の懐かしい唄も聞けるので、お好きな方はどうぞごゆっくり・・・






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アメリカフウロの愉快なタネ飛ばし!

2010年06月14日 | 6~8月の草木
私の名前はアメリカフウロです。
雑草なので、他の仲間と一緒に引き抜かれることも多く、なかなか皆さんに見てもらえないんです

大きさは7ミリ前後の小さな花です。
でも、可愛でしょ。
見たことありませんか?  


花が終わるとちょっと変わった形の実が出来てきます。
花の真後ろに見えているのがそれです。

ちょっと熟すと、写真の向かって左側に見えているような、ツンツンとしたものが伸びてきます。
実はこれが、ちょっとしたヒミツ兵器なんです!


さらに実が熟してくると根元のところのサヤみたいなのが開いて、黒いタネが姿を現します。
丸く囲んでいる所を見てね。



タネは、入れ物に入っていて、ちょうどスプーンの上に乗っかっているような感じで、くっついています。

そして、タネが充分に熟すと・・・
真ん中のとんがっている部分が裂けて、くるりと巻き上がって、中に入っているタネを飛ばします。
それっ


飛ばした後の姿は、こんな形になるんですよ!

ふふ、愉快な形でしょう?


クローズアップしてみると

もう空っぽになってますが、この中にタネが入っていたのです。



民間薬で、葉っぱを干して煎じて飲まれる「ゲンノショウコ」というのがありますね。
あれの実も、これと同じように巻き上がって、タネを飛ばします。

飛ばした後の形が、お神輿に似ているので、またの名をミコシグサと呼ばれたりしていますね。

このアメリカフウロは外来種ですが、ゲンノショウコと同じ「フウロ属」の植物なので、似ているのだと思います。




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