そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

たいせつな友へ

2009年05月30日 | ポエム&好きな言葉
久しぶりなのに 良いお話でなくてごめんね
夫が亡くなったの・・・・

そう告げられて声が出なかった

幼稚園からずっと一緒だった二人
中学ではご両親に隠れてのお手紙のやり取りを
私が真ん中にいて お手伝いしたよね

広い校庭を
サッカーボールを追いかけて
暗くなるまで駆けていた姿が
閉じた瞼によみがえる

二人は同じ高校に進み
時が流れて 
やがて当然のように結婚式


とても仲の良いご夫婦で
二人の子供に恵まれて
お家も建てて
いつも笑い声が聞こえていたね


病に倒れたことも
私は知らなかったので
あまりにも突然の知らせに
しばらくは涙も出なかった・・・・

余命6ケ月の宣告から
わずか3ケ月
あまりにも早い旅立ち

最後は眠るように逝ったのよ
あなたのその言葉に
少し救われた


人の寿命は
生まれてくるときの神様との約束ごとという

別れの悲しみに打ちひしがれるより
出会えた奇跡に
感謝しようという詩があったよね


あなたが
生きている限り
あなたが
二人の時間を抱きしめている限り
あの人は
いつもあなたと共に生き続けているのよ

けっして
一人ぼっちになったんじゃないからね

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とてもオシャレな キキョウソウの実

2009年05月29日 | 3~5月の草木
そうです、キキョウソウまたはヒナキキョウソウの実が熟して、タネがこぼれているところです。(両方に共通です)

葉っぱのきわに実(多くは花が咲かずに、自家受粉で実だけが出来た閉鎖花と呼ばれるものですが)を付けて、種をこぼします。

やがて風に揺れると、コロコロとちょっとは遠くまで転がっていくという仕組みです。

そのことは別段珍しくないのですが、タネの出てくる窓の上の部分の<飾り>を見てください。
穴があいた部分の皮が上にまくれ上がって、飾りのように見えているだけのことなのですけどね。

上の写真のは、毎年お馴染みのリボン型です。


そして、今年見つけたのはこれ!

まるで小鳥が窓から飛び出して来ているように見えませんか?

こんな小さな作品をそっと展示しているなんて、キキョウソウってかなりおしゃれですね♪


これらを外で観察されるのでしたら、肉眼ではちょっと見えづらいので、ルーペで見ることをお薦めします。


ところでキキョウソウとはどんな花?
と言う方もいらっしゃるでしょう。
こんな花です。

草むらによく咲いているでしょう?
これはヒナキキョウソウで、もっと段々に花が付いているのがキキョウソウです。

これの他にヒナキキョウというのまであって、私は以前にビックリしました。
そのへんに興味のある方は。こちらの「以前の記事」をご覧下さいね。
こちらでは実の大きさなども、よくお解りいただけると思います。

あなたもきっと“キキョウソウ通”になりますよ!


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夏らしいテンプレに変えてみました

2009年05月28日 | 本の紹介・その他いろいろ
デンデンムシが可愛いでしょう? 
しばらくこれで、よろしくお願いします。


写真は、電信柱の根元(?)にひとむら生えていたヌカススキです。
ほんの少しでも固まっていると、こんなに明るい色です。

あなたのお近くにもあるのではないでしょうか?

もう一枚。
ヌカススキの近くに植わっているスズランが、一つだけ実をつけていました。
かわいいお帽子をかぶっていました。

スズランの赤ちゃんかもしれませんね
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ちょっと珍しいかな??

2009年05月27日 | 3~5月の草木
今年も待ちかねていたら、ピンクの草むらをやっと見ることが出来ました。

ここに住むようになって初めての初夏、いちめんにピンク色した草が風に揺れる姿に、とても感動しました。

なんという草なのかしら? 
さっそくブログに載せてみたらヌカススキだと教えていただきました。

細い茎が赤いので、たくさん集まるとこんなふうに見えるのです。
こんな草です。





さて、頭の上の方ではクスノキの花がたくさん咲いています。
この風景は、別に珍しくもなんともないのですよね?



では、これな~んだ?

そうです、手前の透き通ったような花びらのは、クスノキの花なんです。
高い所に咲いているので、見る機会は多くないと思います。
私も初めて見ました。



このクスノキの近くにはケヤキの大きな木があります。
先日、強い風が吹いた日に、こんなものがいっぱい落ちてきました。

これは雌花のようなのですが、雄花がどうしても見つからないのです。
まあ、それでもなかなか見れないものだから、・・・

雌花はもっと早くに咲くのかもしれないのです(4月ごろ)。



少し離れた所でそっと咲いていた、白い花びらのように見える総苞(ツボミを包んでいた葉)が6枚もあるドクダミです。

向こう側の一枚には切れ込みが入っています。もうちょっとがんばったら、7枚になりそうな気配ですね!


その隣で、これまたひっそりと咲き残っていたキウリグサ・・・かと思ったら、なんとハナイバナでした。

気が付いていないだけで、ハナイバナもあちこちに咲いているのかもしれないですね。



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スポットライト

2009年05月26日 | 3~5月の草木
私は雑草と呼ばれるものたちの花が好きなので、花壇できれいに咲いている花にはあまり近づきません。

それが、この朝は違いました。

通り過ぎようとした花壇のケシの花に、朝の光が降りそそぎ、この一本を輝やかせていたのです。
こんなに活き活きとしたケシの花を見たのは、生まれて初めてだったかもしれません。

スポットライトの偉大な力を、改めて感じました。
空の照明係、やりますねえ




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トキワツユクサ

2009年05月25日 | 3~5月の草木
今ごろの季節の花ゆえにか、雨がよく似合います。

葉がツユクサに似て、いつも青々しているので「常盤(常緑という意味)露草」という名前になったとか。

黄色いのがオシベで6本あります。
真ん中に、ひときわ伸びている一本がメシベです。

それでは、周りを取り囲むきれいなフワフワした白い細いものは、なんと呼ぶのでしょうか?
実は知らないのです
どなたか教えてくださいませ。

このお花は、他のに比べてふわふわの部分がとても華やかです。
なぜだろうと思っていたら、アザミの歌さんがコメンとを下さいました。
オオハカタカラクサと言うのだそうです。
アザミの歌さん、ありがとうございました。


ところで、6本のオシベの先の形が面白いです。
こういう角度から見ると、縫いぐるみのクマちゃんかワンコのお顔みたいです


これによく似て、もっとお顔のようなのが、チビ太さんのブログにUPされています。
とっても可愛いです


わりに高い確率で花びらが4枚のもあります。



それから、とても難しい名前ですが<トラディスカンチア・アルビフローラ>というのがあるようです。(これはかなり以前にアザミの歌さんの草花の画像掲示板で教えていただいたのだと思います)

これは私の近くの草むらに、ひっそりと咲いていました。

一説によれば、このトラディス・・・が観賞用に輸入されて、それの葉っぱの斑()が消えてしまって野生化したのがトキワツユクサだとか。


ちなみに、このような斑入りの葉で普通の青い花が咲く「ギンスジツユクサ」というのもあるようですね。
写真でしか見たことないのですが、とてもきれいです。



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忠猫クロ

2009年05月22日 | 昆虫&生き物
胴のほとんどが白くて、しっぽだけ真っ黒。そして頭は黒が多いですね。

とても人見知りをしますが、私は近づいても逃げません。
たまに「くろちゃ~ん」と呼ぶと「ニャ~ン」と答えてくれたりします♪


横顔です。



頭です。


飼い主の老夫婦、仲良しでしたがご主人が数年前に急逝されました。
残された奥様は、くろちゃんと二人暮し。
とても仲良しです。

奥様が近所の整骨院へ治療に行く時は、ついて行って表の扉の前で何時間でも待っているそうです。
忠犬ハチ公ならぬ「忠猫クロ」ですネ

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環天頂アークと水平アークの見れる時間帯

2009年05月22日 | 虹・彩雲・アーク
この時間なら、空の条件が整えば現れるという予想表なので、この時間に必ず見れると思わないでくださいね。

それと空は明るくて、特に太陽の近くは強烈に明るいので、長時間見ないように、できれば偏光サングラスや色の濃いサンバイザーなどを通して見ることをお薦めします。

下の図を見られたらお解りになると思いますが、地区が違っても、それぞれが現れる季節による時間帯というのは、ほぼ決まっています。

あなたの所でも、表がなくても大体の見当をつけてマメに空を見上げたら、きっと出会えると思いますよ


横浜市駅前です。


大阪府枚方市です。



作成者の輝さんは、ステキなブログもお持ちです。
勉強なさりたい方、きれいな写真をご覧になりたい方は、どうぞお訪ねくださいね。
こちらへどうぞ。

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昨日の環水平アーク

2009年05月21日 | 虹・彩雲・アーク
我が家のベランダはミナミの空を少しですが見渡せます。
11時過ぎ、ベランダで洗濯物を干しながら「そろそろ水平アークでも?」とチラチラと空を見ていました。

環水平アークは南から西にかけての空に現れるのです。

そしたら、見当をつけたあたりの雲が、わずかに色づき始めたのです!!
それっ、カメラ!
手を伸ばしてカメラを取り、準備するうちにも色がハッキリしてきます。
この写真のようでした

少し大きくしてみますね。



この雲が去ってしばらくしてから、長い雲がやってきて期待しましたが、アークはもう現れませんでした。

でも、その雲に太陽の暈の一部がかかって、その部分だけに暈が見えました。

これはこれで、面白かったです。


その後は、あきらめてお昼の食事をとりました。



でも午後一時過ぎには、一瞬でしたが再び見れましたよ~

薄いですけど・・・


この時のお日さまとの位置関係を、ご参考までに。

右上の黒いのはベランダのひさしです。

一番上の白いのは、太陽にかかっている薄雲。
その下に赤い色が見えるのは、暈の一部。
そして、下のひとかたまりの雲の一番上の薄く見えるのが「環水平アーク」です。


ご存知の方も多いと思いますが「環天頂アーク」は頭の真上に現れて、色の順序が環水平アークとは逆になります。

(これは、昨日ではありません。古い写真です)


環天頂アークも環水平アークも、見える可能性のある時間帯が、季節と地方により大体決まっています。
次の地区の予測時間表は持っていますので、見たい方はコメンと欄にその旨をお書きください。
表を載せますので。

<宗谷岬・札幌市時計台付近・福島の伊達市・千葉の市川市役所前と柏市・浜名湖北側・横浜駅前・大阪府枚方市・松山駅前(四国)・与那国島>

これ以外でも、これらの地区のお近くであれば、大体の時間はご参考になると思いますので、近い地区があればご遠慮なく、どうぞ!

また、これ以外の地域の方で表が欲しい方は虹色通信掲示板へ起こしいただいて、
ご自分のお住いの地域を明記して「アークの見える時間帯の表お願い」とお書きになれば、輝さんに作っていただけますよ。

みんなで、空を楽しみましょう!!



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「これな~んだ?」の答えで~す

2009年05月20日 | 木や草の実・タネ・松ぼっくり
まず最初のものはこれの実です。アセビです。


必ずしも全部の花が実になることはなさそうです。


もう一ヶ月もすると、こんなきれいな色になるんですよ!

もっとも乾燥しすぎたり、日当たりが悪いと、茶色く干からびたようになって枯れてしまうのも多いです。

タネの世界もなかなか大変ですね。



2番目のは・・・

こんな写真を覚えていらっしゃるでしょうか?

そうです。ユキヤナギの実です。
実が熟して、タネが飛び出した後の殻でした。

この水滴の写真の、何日か後で写したのを見てください。


そして、これが熟して種が出てしまうと、こうなります。



ハート型で可愛いですよね

と言うわけでした。 チャン、チャン


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