そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

空に広がる秋

2006年08月31日 | 6~8月の空
さすがの大阪も、ふた晩続けて熱帯夜から解放されました。そして今朝、カーテンを開けると、
空一面に秋が広がっていました!!

どこからか、こんな声も聞こえてきます。
「やって来たよ~~!」

この写真を「ある日の空」に投稿しようと思っています。

皆さんの所はいかがでしたか?


ブログをお休みしているうちに、激しい夕立がありました。
この夏はカンカン照りが続いていたので、待ちに待った本格的な雨です。

土の匂いが舞い立ち、草木が喜んでいるのが解りました。

そして、淡い虹が・・・・・


雨というカーテンに、太陽の光が反射しているだけなのに、虹ってどうしてこんなにワクワクするのでしょう?
思わず誰かに教えたくなります。

そして、必ずなにか良い事があるのも不思議です。


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秋の季語から(植物)

2006年08月27日 | 6~8月の草木
俳句には「季語」というのがあります。その中から、あまり有名ではない秋の植物をいくつか見てください。

季語というのは、国語辞典によれば「俳句や連歌などで、四季それぞれに感じを表すため、その季節を示す語として読み込むように定められた語」と解説されています。

例えばこんなものも秋の季語として、俳句の読み込まれています。

最初の写真はミズヒキです。
日陰で野の草の茂っているところなどに生えていて、赤い小さな粒々のような花が目を引きます。
この花は上から見ると赤く、下のほうから見ると白く見えるので、こんな名前で呼ばれるようになったそうです。


次は同じミズヒキという名前ですが、バラ科(先ほどのミズヒキはタデ科)で、背が高くなり、花はきれいなんですが、実はヒッツキムシになって悩まされます。
キンミズヒキ姿
クリックして、全体の姿をごらん下さい。

きっと見たことがある方もいらっしゃるでしょう?


これはヤマイモのムカゴです。

ご飯に入れたり、大きいものならさっと茹でたり炒ったりして塩を振ると、ビールのあてにもなります。


最後はちょっと驚きかも?

真ん中に置いているのは30センチのものさしです!

ご存知でしょうか?
サイカチという木のタネが入っている莢なんです。

大きな木にぶら下がって、風が吹くとサラサラと音をたてて揺れるという詩を読んで以来、ぜひ一度見たいと思っていましたら、友人が送ってくれました。

中には小さなタネが入っているので、これをもって振っても、ささやかないい音がします。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

申し訳ありませんが、家庭の都合で明日の月曜日~水曜日までお休みさせていただきます。
その間にご訪問くださった方のコメントには、お答えできると思います。

新しい記事は木曜日にUPの予定ですので、どうかよろしくお願いいたします。



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昆虫の顔

2006年08月26日 | 昆虫&生き物
今日は、いままで写した昆虫の顔の中から、いくつかを見ていただきます。
最初はタケカレハというガの仲間です。

大きさは2センチくらいで、左右に広げている大きな触角も、普段は体に沿わせてしまってあるので見えません。

まるでぬいぐるみのようで、可愛いくないですか?


次はベッコウハゴロモの幼虫です。

ご覧のようにとても小さくて、木の枝などに張り付いていると、虫とは思えません。白い毛が生えている方がお尻です。
(横に添えているのは私の人差し指の第一関節部分です)

ユーモラスな感じの顔でしょう?

これが成虫になった姿は、先日もUPしましたが、もう一度マウスオンでご覧ください。

幼虫と成虫は姿かたちが違うものですが、こんなに違うと不思議な感じがしませんか?


次はおなじみのカマキリです。

攻撃的な性格なので、近くでカメラを向けると「なんか用かね?」といわんばかりに、にらまれてしまいます。

お爺さんっぽい?


これはナナホシテントウ。

テントウムシといえば、春を象徴する愛らしい昆虫ですが、近くから顔だけ見ると、なかなかどうして獰猛なイメージです。


いかがでしたでしょう?
虫の顔、小さいので肉眼ではなかなかじっくりとは見れません。
また、集めたいと思います。



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打ち上げ花火???

2006年08月25日 | 虹色いろいろ
そろそろ花火のシーズンも終わりですね。夜空に広がる一瞬の輝き・・・・

遠い日に親しい友と

肩をならべて見上げた夜空

いまは その友も遠く去り

花火の輝きだけが 目の奥に残っている

幸せに暮らしているといいのだけれど


私の若い頃の花火大会は、こんな感じで一つだけ打ち上げられることもありました。

それはそれで、印象に残ります。


でもやっぱり

こうして何本もの火の柱が見えると、「こんどは幾つ上がるのかな?」とワクワクしますね♪


ドドド、ド~ン!!

「たまや~~!」


というわけですが、なんだか変な花火だなあと思っておられたでしょう?

そうなんです、実はこれ、水滴なんです。もともと、いつもとはちょっと違うのですが。

3枚目の光の流れは、カレイドスコープを少しずつ動かしながら、写した団地の灯りです。

元画像を一枚だけ載せておきますね。
いたずらしてごめんなさい




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鳥の旅

2006年08月24日 | きれいな空と雲
昨日はよく晴れて、夕方の空に彩雲が見られました。

夕方なので赤色が多く、空の色も青くないので、あまりきれいとは言えないかもしれませんが、久しぶりでうれしかったです。

この雲の中では色んな形をした氷の粒が踊っているのだそうですよ♪


ここから少し離れた所に、大きな鳥が翼を広げて舞っているような雲がありました。
いい感じだなあと見とれていると、ねぐらへ帰るカラスが飛んできました。


仲良く並んで、飛んでいるようでしょう?

実際にはすぐに離れていくのですが、この写真を見ていると、どこまでも一緒に飛んで行きそうな気がしませんか?

< 彩雲に見守られつつ飛んでゆく 鳥の姿にあこがれ抱く >

私も自由に飛んでみたい・・・・


これは少し前の空です。


大きな鳥のような気がするのですが・・・・ちょっと無理があるでしょうか?
何か他のものに見える方もいらっしゃるでしょうね?


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空ウォッチング

2006年08月23日 | 虹・彩雲・アーク
昨日はひどい夕立がありました。虹が出ないかな~~と待っていたら、白熊みたいな入道雲が、こんな小さな虹をフ~ッと吹き出して見せてくれました。

太陽は反対側にあるので、虹の切れはしだと思われます(後日確認済み)


地上ではノブドウの実が色づき始めました。


葉っぱの向こうに広がる空も、ほんの少し秋めいたでしょうか?



しかし、まだまだ暑い!

「おまえも暑そうやなぁ?」
「ふう~~もう耐えられへんわ、、、、溶けそうや!」

空と車が話していました。


どこかに潜んでいる秋、探しに行きたいと思っているのですが・・・



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こんな所にガラスのかけらが

2006年08月22日 | 水滴・凍露
明け方に雨が降ったようです。朝の家事もそこそこに表に出ました。

そこで目に入ってきたのは、葉っぱの上に乗っかって光っている小さなガラスのかけら。
ギザギザしてるから、近くで何かが壊れて飛んできたのでしょう。
それにしても、うまい具合に、小さな葉っぱの上に止まれたものです。

風が吹いて落ちないうちに、写さなくては!

写し終えてから、とてもきれいだから持って帰ろうかな、と葉っぱに手を触れると・・・・
えっ? ゆらゆら揺れるではありませんか。

なんと、水滴だったのです!!!
信じられない気持ちでした。

だって、縁がギザギザしてるし、厚みがあるし、こんな水滴があるわけないと、誰だって思いますよねえ?



そうと解ると興味深々です。
あちこちの角度から写さなくてはと、草の中を足を濡らしつつ動き回りました。

下から見上げる角度からです。ガラスのかけらに見えませんか?

きれいな色も写っています。
これは私のスカートの色かもしれません。


この写真をパソコンに入れて大きく表示した時に、ギザギザ水滴の謎が解けました。
よ~くご覧下さい。

葉っぱの両端を繋いで、クモの糸が何本も張られているのでした!!
肉眼では気づきませんでした。

その糸と葉っぱのたわんでいる部分に支えられて、不思議な形の水滴が出来上がったのでしょう。


これを正面から見るとこんな形です。

水滴とは思えないでしょう?


解ってしまえば、な~んだの世界ですが、かといって、そうそう見られるものでもないと思うのです。

最後にもう一枚。

斜め上からなので形が違っていますが、クモの糸に乗っかっている様子がよく見えると思います。


クモの糸がなくても、葉っぱの形が真っ直ぐでも、決してできることがなかった幻の水滴ですね。
珍しいものと出会えて、幸せ気分の朝でした。


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行合い(ゆきあい)の空

2006年08月21日 | 6~8月の空
8月も半ばを過ぎて、炎暑の中にもふと秋の訪れを感じる頃は、空でも夏と秋の雲が行き合うときがあります。

そのような空の様子を表すのが、この言葉です。(この写真は実は去年と同じなんです。今年も写したのですが、あまりふさわしいのがなかったもので・・・・)

今はまだ夏の高気圧が優勢ですが、オホーツクの冷たい高気圧がそっと様子をうかがっているのですね。
この二つの高気圧が綱引きを始めると、秋の長雨が始まります。


昼近くになるとまだまだ夏空です。
それでも、なんとなく秋めいた雲の様子ですね?

電線に巻きついて勢いよく這い上がっているのは、ヤブガラシです。
マウスオンで花をご覧下さい。

藪の中で他の植物に巻きついて精力的に茂り、藪を枯らすほどの勢いがあるというので、この名前が付いたようです。



やがて夕方になり赤く染まった空に、シルエットになって残る入道雲も、もう真夏の勢いはありません。

この後すぐに形を崩していきました。


今の季節は、虫たちもしっかり葉っぱを食べなければなりません。
だから、虫食いの葉がたくさん見られます。

サクラの葉の虫食い穴から、暮れ残る空を眺めてみました。
左下のほうに小さく、街灯がともっているのが見えます。


このあと数時間もすると、カラスウリが華やかに花を開くのですが、そのことは誰も知らないのです・・・・



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ニホンザリガニを見よう

2006年08月21日 | 昆虫&生き物
残念ながら私の写真ではありませんが、北海道の自然写真家門間敬行さんのサイトThe Gate of Natureの中の「今月の一枚」というページに、ニホンザリガニのすばらしい写真が載りました。

もう、身近にはめったに見られなくなってしまったニホンザリガニの、渋いザリガニっぷり(?)をプロの写真でぜひご覧下さい。
日ごろ見慣れたアメリカザリガニとは、ずいぶん感じが違います。
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これも水滴!

2006年08月20日 | 水滴・凍露
きのう、ドジョウと遊んだ時に写した水滴なんですが、いつもとはちょっと違った雰囲気を楽しんでいただけますでしょうか?

一枚目です。
レンズは水面の少しだけ下で、落ちてくる水滴を捕らえています。
まるでエメラルドのようでしょう?

水槽の向こうに、たまたま緑色のバスタオルがあったので、その色が写りこんだようです。
ですが、水の色は普通なのに、どうしてここだけが青いのでしょう?

なんでもいいや、きれいなんだモン! と非科学的な私でした(笑)
(どなたか教えていただけるとうれしいです)


では、「これな~~んだ?」

これも水滴なんですよ!

水面上から落下してくる水滴を、水面の少し下で、斜めに捕らえています。
写しながら、どんな風に写るかとワクワクしていました。

ピントと光線に問題ありですが、とりあえず面白かったので載せてみました。
いかがでしょうか?


これは平凡ですが、いつものように何かにくっついている雫ではなく、ポッチャンと落ちた水が、あぶくになって水面に浮かんでいる姿です。
なので、周囲の水面にもあぶくの続きの景色が少し映って、不思議な形にたっています。


ベランダの立て簾が写って、生活感いっぱい!
ほとんど一瞬で消えるので、タイミングが合わず、すごい枚数を写しました。
ふ~~疲れた・・・・


これはどういう状況だと思われますか?

そうです、水槽の縁に付いている水滴を、斜め上から写しています。
キッチンなのでたくさんの色が有り、それらが写りこんで面白い色を出しました。


というわけで、楽しい水遊びでした。
もっとカメラを使いこなし、光に気を配るなど頭を働かせると、まだまだ面白いものが撮れるのかも知れませんね?



出来ましたら今日もよろしくお願いします。ランキング上昇で、お陰さまで夏ばてが回復してきました♪
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