そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

楽しいペーパーウエイト

2012年03月29日 | 影を楽しむ
息子に、仕事がらみでちょっとめでたいことがあったので、記念にこんなものをプレゼントしました。
ガラス製の文鎮です。

久保裕子さんという方の作品で、富山県の日の出ガラス工芸社というところで作られています。

「手のひらサイズの小さな自然の世界・夏の状景を楽しむ」というキャッチフレーズが付いていました。


斜め上から光が当たると、上の写真のようにさざなみ模様があらわれます。
まるで、本当に水の中にお魚がいるみたいでしょう?!
泳いでいるのはメダカとヒブナです。


日陰では可愛いけれど平凡です。

この違いが楽しいですね。


この方の作品は、どれもほのぼのと、しています。
ご覧になり方はこちらでどうぞ
このペーパ^ウエイトも、もっときれいな写真でご覧いただけますよ

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新子(しんこ)の中には

2012年03月28日 | チリ、プチモン・オクリカンクリ・貝がら
今の季節、関西では「イカナゴのくぎ煮」が話題になります。

これの材料である「イカナゴ」が出回るようになると、ああ春だなあ~と関西人は感じます。
そのイカナゴを、さっと茹でてパックされてスーパーにならんでいるのが、私の住むところでは「新子」と呼ばれています。

呼び名は地方によって違うようですね。
東日本で「コオナゴ(小女子)」
西日本で「シンコ( 新子)」

少し大きくなったものは
北海道で「オオナゴ(大女子)」
東北で「メロウド(女郎人)」
西日本では「カマスゴ(加末須古)または「カナギ(金釘)」などと呼ばれてるようです。

また、他のお魚でも、ごく小さな子どもを「新子」と読んでいるようですね。(ヤヤコシイ~)

あなたのところでは、いかがでしょう?


ところで私は、この新子を、大根おろしとしょうが醤油でいたいただくのが楽しみです。

えへへ、今夜のおかずです



とまあ前置きが長くなりましたが、チリモンやプチモンを探して6年ほど頑張ってきた身としては、中に何か入ってないかな~~と気になります。

そこで探してみた結果が、最初の写真です。
メガロパ(カニの子どもの少しだけ大きくなったもの)しか入っていなくて・・・
100グラムのパックの中に、これだけでした。

大体大きさの見当は付くと思いますが、たとえばこんなんです。

大きくしてみると

ちょっと壊れていますね、、、


見えるでしょうか?
こんなに小さくても、さすがカニの子どもで、一番前の脚にはいちおうハサミを持っています。


たくさんのカニの子ども達、ほかのお魚などに食べられたり、こうして小魚の網に一緒に入り込んでしまったり、大人のカニになれるのは、どれくらいの割合なんでしょうね?

くぎ煮の中で一緒に煮られているのも、きっとたくさんあるでしょう・・・
これくらい小さいと、柔らかいですからね。



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「鎌田實 いのちの対話 総集編」より

2012年03月26日 | 本の紹介・その他いろいろ
先日放送された「鎌田實 いのちの対話 総集編」についてのご報告が遅くなりました。

当日、心ならずも聞き逃しちゃった、という方もいらっしゃると思うので、私の印象に残った言葉やお話を、少し拾ってみますね。


☆昨年の3月12日の早朝のこと、
津波から逃げて、高台や建物の屋上などで、寒さに震えていた人々の胸に小さな灯をともした、ラジオからの声。
「みなさん、あと30分で陽が昇ります。あと30分で日の出です、頑張ってください! そばに誰かいたら、声をかけてあげてください!」この言葉が、繰り返しラジオから流れたのだそうです

この放送にどれほど励まされたことか・・・と、避難先でラジオをきいていたKUMIKOさんが、以前の放送の中で語られたと。



☆そして鎌田さんの言葉より。
あの日のように、また違う形でも、不意に途切れる人生がある。
いつもそのことを心に留めて、
人にはいつも優しくしていたい。
それとともに、自分も大切にしたい。 

心を許すと、人は安易な方に流れがちだから。



☆そして稲盛和夫さんの言葉を振り返って。
「利他の心」を大切に。ついつい自分を優先してしまいがちな昨今、まず他人さまを大切にしようという気持を忘れたくないですね。

日常生活の中でも「江戸しぐさ」(つまりは人を思いやる心)の数々を実践すれば、みんながかなり暮らしやすくなるのでは?


☆大平光代さんは、あのような波乱の人生を生きてこられて、やっと普通の生活に落ち着かれたと思ったらダウン症の子どもさんが生まれました。
どんな暮らしをされているのかと、鎌田さんが訪ねてみられたら、弁護士のお仕事を十分の一くらいに減らして、すごく丁寧にあたたかくやさしい暮らしをしておられました、と。

ダウン症の子どもさんが生まれたお宅では、みなさん「この子は私たちの宝です!」とおっしゃっていますものね。天使のようだとも・・・  私の近所にもそんなご家族がおられます。私もその子どもさんと、仲良しです♪


☆そして、当日のゲストの さだまさしさんの言葉。
みなさんから「あんなに全力投球して、声をつぶす心配はしていないのですか?」とよく聞かれるけれど、
「明日のいのちの保障はない。
今日が最後といつも思って唄っています」

さだまさしさんは、若い頃から身近な人の死に、何度も向き合ってこられました。
その中から感じ取った、人生哲学をお持ちなのだと思います。


以上、順不同ですが、放送を聴きながらのメモから拾ってみました。
言葉足らずなどもあるかと思いますが、お許しください。

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「そよ風つうしん」満7歳になりました♪

2012年03月23日 | 本の紹介・その他いろいろ
昨日は当ブログの誕生日でした。
今日から、新しいスタートです!

一日に一人でもいいから、このブログを見てくださって、元気が出たり、気分がよくなっていただけたらいいな~と、スタート以来ずっと思って来ました。

この気持は、今も変わっていません。

だんだん見に来てくださる人数も増えて、gooブログのランキングの順位も上がってきました。
特に順位は気にしていませんが、上位になるとやはり嬉しいです。ふふふ、まだまだ修行が足りませんんネ。

いずれにしても、皆さまの毎日の応援、本当にありがとうございます



しゃがみこまないと見えないような小さなもの
う~んと背中を伸ばして見上げないと見えないもの
そのほか
努力しないと見えないようなものを探して7年、
色んなものを見ていただけたのではないかと思うのですが、いかがでしょう?

これからも、探し続けて行くつもりです。
なにか見つかるかな?


今日のトップの写真も、マクロで大きくしていますが、ほんのちっぽけな光でした。
朝の流し台にどこからかやってきた光のプレゼントです
きれいな色でしょう?


これは、そんなに小さくはないけれど・・・

買って来たミニバラのつぼみがかわいらしかったので。
お菓子みたいでしょう?



幸せを贈るほどの力はないけれど、「幸せのタネ」ならきっと贈れると思うので、これからもどうかよろしくお願いいたします


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相沢寿仁くん、とっても元気ですよ~!

2012年03月15日 | 本の紹介・その他いろいろ
みなさん、このお顔を覚えていらっしゃいますか?

そうです、一年前に車ごと津波に遭い、一緒に車に乗っていた家族や従兄弟と離れ離れになり、避難所を廻って探し歩いていた、あの相沢寿仁君です。

一年前は幼さが残るお顔でしたよね。
それが、すっかり少年らしくなって、こんなに元気です


新聞に関連した報道があるたびに、このブログでもお知らせしてきました。
でも元気に通学するようになってからは、様子がわかりませんでした。

全国でご心配の方々が、いっぱいいらっしゃるようで、毎日のようにこのブログのアクセス解析には、寿仁君のお名前が入っていました。

あまりに続きますので、なんとか安心していただきたいと思い、私の知り合いで、寿仁君のお友達でもある人に、消息をたずねてみました。

そしたら、心にかけてくださっている方々に喜んでいただけたらと、この写真を貸してくださいました。

成長して背丈が伸びたので、少しスリムになったそうですが、サッカーボールを追いかけて元気いっぱい駆け回っているんですって


みなさん、どうかご安心ください。
そして、これからもときに思い出して、心の中で励ましてあげてくださいね。

そのお気持は、きっと寿仁君の所へ届くことでしょう


☆今までのいきさつをご存じない方は
こちらの記事を

☆途中経過を知りたい方は
こちらの記事で


いつも心配してお心にかけてくださってきた皆さん、本当にうれしかったです。
アクセス解析を毎日見るたびに、自分のことのように胸が温かくなっていました。


ご一緒に、これからも被災されたお子さん達が少しでも楽しい日々を過ごせるように、祈ろうではありませんか。


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「鎌田實 いのちの対話」総集編の放送

2012年03月14日 | 本の紹介・その他いろいろ
長い間、生きることや命について、様々な大切なことを教えてくれたこの番組も、いよいよ終了です。

長い番組でしたから、終わるに当たって総集編ということで、9年間を振り返る内容の放送があります。

3月20日(火・祝) 8時33分~11時50分・NHK第一放送3月20日(火・祝) 8時33分~11時50分・NHK第一放送

放送の始まる時間が、いつもより早いので、気をつけて!

詳しい内容はこちらで
いつものようにFAXやメールでの参加OKです。

お名残惜しいですが、またなにかすばらしい番組が生まれることを祈り、期待して、鎌田實さん、村上アナウンサー、NHKの関係者の皆さま、ありがとうございました。

そして、どうもお疲れさまでした 



写真は、カエデの若葉が開いたばかりの姿です。今年は寒いので、まだ見られません。
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ささやかな復興支援?

2012年03月13日 | 本の紹介・その他いろいろ
私が加入している産直の会(よつ葉)で、こんなものを買いました。

おとうふ揚げちょっと変わった食感で、とても美味しいです。

何気なく買いましたが、届いて冷凍庫に入れようとしたとき、写真のようなパッケージが目に入りました。

ん? と思い、読んで、ジーン・・・
先日の八木澤商店さんといい、この高橋徳治商店さんといい、みなさん頑張っておられるのですねえ!!

通販はされていないようなので、皆さんに味わっていただくことが出来ないのがちょっと残念です。私はまた、どんどん買いたいです。 八木澤商店さんは通販されていますので、上等のポン酢やお醤油、ぜひ味わってくださいね。


「おとうふ揚げ」について詳しくは
こちらをご覧下さいね。

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芳野満彦さん、さようなら

2012年03月12日 | 本の紹介・その他いろいろ
芳野満彦さん(旧姓・服部満彦さん)が、2月5日に80歳で亡くなられました。
日本の登山史上に数々の大きな功績を残された登山家です。
(上のURLの後半に芳野さんの説明があります)

そして、実は私の生き方にも大きな影響を与えた人なのです。

私は山登りは出来ませんでしたが、それ関係の本を読むのは大好きでした。
まだ若い頃に、この方の『山靴の音』(今も新版が中公文庫より発売)を読んで、その存在をを知りました。

17歳のとき、友人と冬の八ヶ岳を登攀中に遭難、友人は亡くなり、芳野さんは、命は助かりましたが、ひどい凍傷で両足の指を全部失くされたのです。

医師には2度と山登りは無理と言われながら、足が弱くなった分を、上半身、特に腕を鍛えればカバー出来ると信じて、厳しいトレーニングに励みます。

そして登山再開!!

両足の先は指を切断して皮膚が薄くなっているので、登山靴の中で出血します。
それでも靴の中を真っ赤に染めながら登り続けます。
後には特注の小さな山靴をはいて・・・・

そして、それでも輝かしい記録をたくさん残されました。

夜になって、足先に張り付いた靴下をはがすときの強烈な痛みと孤独感、どんなだっただったでしょうか。




人生の途中から厄介な持病と共に生きねばならなくなって、ひどく落ち込んでいた私は、『山靴の音』を読んで、芳野さんに顔をひっぱたかれたような衝撃を受けました。

私も落ち込んでいないで、したいことが出来るように挑戦と工夫をしよう!
そのような決心をして立ち上がり、今日に至っています。


そんな力を与えてくださった芳野さん、ありがとうございました!!

ご冥福をお祈りいたします。

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想いよ届け・北の空に手を振る!

2012年03月10日 | 本の紹介・その他いろいろ
12時ちょうど、私も、手を振りましたよ~!  
各地でご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました

みんなの想いは、風に乗って遠く東北まで、きっと届いたことでしょう♪

私は、写真のような、鎌田實さんのご本から思いついた言葉を、手のひらに書きました。
出先だったので、マジックをお借りして。お店の人は???って顔をされてましたが、訳を話すと、一緒に手を振ってくれました!

長い人生には「今がんばらなくて、いつ頑張るの?!」というような時があります。
そんな時は、パワー全開でせいいっぱいに頑張らねばなりません。

だけど、東北の復興には、まだまだ長い時間がかかるでしょう。
ずっと頑張り続けたら、エネルギーが燃え尽きちゃうかもしれません。

ぼちぼち行きましょう。
でも、決してあきらめないで、一歩ずつ・・・

私たちの支援も同じでしょう。

一年前と同じようにしようとすると疲れ果てて、イヤになってやめてしまいそうです。
だけど、まだまだ応援はしないと・・・
忘れないで、途切れないで、じっくりと応援していきましょうね!!


足元には、やっと今年の春の花が咲き始めています。

フラサバソウです。

小さな小さな花。 2ミリか3ミリか。
オオイヌノフグリの四分の一くらいしかない花で、触れるとポロリと落ちてしまいます。

うっかりすると咲いていることさえ気がつかないかも・・・

こんな、ささやかな命も精一杯に生きています。


☆  ☆  ☆  ☆  ☆

撮影された写真の投稿先は こちらです

サイズはブログに載せるくらいのものは軽くOKで、もうすこし大きくても良いようです。

どうか送ってあげてくださいね!






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3月10日・東北新幹線に手を振ろうプロジェクト・最新版!!

2012年03月07日 | 本の紹介・その他いろいろ
発表が遅れて申し訳ありません。体調を大幅に崩して寝込んでいたもので、UPがすっかり遅れてしまいました。

大筋では、以前に私が提案させていただいた内容で大丈夫です。

実施日について、主催者から延長のお申し出が入りました。
3月10日の正午に2012年3月10日正午(JST)から、2012年3月17日正午(JST)に延長したいと思います。よろしくお願いします」

(これは私の勝手なお願いですが、出来るだけ10日の正午にしませんか? 
「今、みんなも手を振っている!!」と思う気持ちが、自分もワクワクさせてくれますもの・・・!)
ほぼ北の方に向かって、心を込めて手を振りましょう!!というのは変更ありません。


そして出来たら、その振っている手や姿を写真にとって、送っていただきたいそうです。
写真の送り先は、こちらです

上のサイトの写真のように手の平に何か書いたり、書いたものを横断幕のようにして広げ持った写真もいいのではないでしょうか?

「元気でいてね!」とか「良い事がたくさんありますように」とか「お体を大事に!」など、短くて、言われて元気が出そうな言葉を選びましょう。

自分のいる所から北の方ってどっち??と困っちゃう人は、
夕方に日が沈んでいく方向(これが西ですよね)を向いて、右手を水平横に伸ばして指差す方向が北です!


東北新幹線の見える方は、走っている列車に向かって、
私のように全然見えないくらい遠いところに住んでいる人も、ご一緒にテレパシイ(!?)を送りましょうよね


ほかにも、ブドリさんのところや、大杉隼平さんのところで、色々な行事を計画されています。こちらのページの下の方に乗っていますのでご覧下さいそして、ステキと思われた行事にご参加ください。


それでは、お忙しいと思いますが、あなたもぜひ、温かい心でご参加くださいね。よろしくお願いいたします
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