そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

白き花今年も咲きて・・・

2017年04月25日 | 3~5月の草木
オオイヌノフグリの白花です!!

ずっと気にしていましたが、ちっとも咲かないのでやはり去年だけの特別な現象だったのかと、少なからずがっかりしていました。
ところが今日、咲いているのを発見。ドキドキでした。

去年とほぼ同じ場所でした。

昨年もそうでしたが、写真に撮って大きくしてみると、少しだけ青い筋が入っています。
昨年の記事はこちらです

うれしかったです



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ノヂシャがいっぱい

2017年04月24日 | 3~5月の草木
枚方にも少しあったのですが、ここへ住んで初めての晩春、ノヂシャの多さに驚かされています。

有名なハーブで、美味しいそうなので誰かが植えたのでしょうか?
食べてみなくては!

小さな花が集まって咲いているので、どんな花なのか良く見えませんが、集まって咲いている様子に特徴があるので生えていればすぐに見つかります。

クセがないので、どんなサラダにもよく合います。ガン予防にも有効な成分もあるとか。

花が解るようにズームしてみます。


今の季節、食べられ野草を色々と食卓に乗せてみると、楽しいですね。
私は、オオバコとユキノシタの、どちらも若葉を天ぷらにしたものが大好きです!

ただし、葉っぱの形などで選ぶ自信のあるものだけにしないと、怖い場合もあります。
先日はニラとスイセンを間違えて、中毒を起こした人いたようです。





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カラスノエンドウの仲間たち

2017年04月23日 | 3~5月の草木
ちょっと記事が遅れてしまったので、暖かい地方では花が咲いてしまったかも・・・ごめんなさい。

雑草に詳しい方はご存じと思いますが、カラスノエンドウの仲間にはスズメノエンドウカスマグサというのがあります。

上の写真のカラスノエンドウの下に置いてあるのがカスマグサ、右側のがスズメノエンドウです。
花や葉っぱや実の大きさをご想像ください。

カラス以外の二つは、とても小さな花が咲くので、見逃しておられる方も多いようです。

花をお見せしましょう。

スズメノエンドウはこんな感じ。

大きくしてみますね。

私の指の上に乗せていますので、大きさはご想像ください。

そしてカスマグサは

これ、とてもきれいでしょう?

カラス>カスマグサ>スズメノエンドウという大きさです。
☆カラスとスズメの間なので カ ス マ(間)グサ・・・・お判りでしょうか?

そして花の後には実が出来ます!
こんな大きさです。

上がカラス
左がスズメ
右はカスマ

それぞれタネの数が違っています。

そしてカスマは黒ですが、カラスとスズメはこんなに小さいのにマメにはちゃんと模様が入っています。
たいしたものですね!



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草を探して歩いていると・・・

2017年04月14日 | 3~5月の草木
こんな葉っぱが落ちていました。
かなり大きくて私の手のひらの手首から、指先を通り越して3センチはあります。

さて、何の葉っぱでしょう?
ヒント:今小さな実が着き始めて、もうしばらくすると食べられるようになります。
    黄色みを帯びた橙色の実です。
    実の中には、茶色い大きなタネが・・・

と言えば、もうお判りでしょうか?
そうです、ビワです。
美味しいですが少しお高いですよね~

ビワの葉が今頃散るとは知りませんでした。


春落ち葉といえば、クスノキで、これは俳句の季語にもなっていますね。
こんな葉です。


さくらの頃に散るので、さくらと並んで植わっていると、こんな風景になります。

手前がさくら、ちょっと向こうに見えている茶色っぽいのがクスノキです。

他にも、竹も今頃から葉が生え替わります。
以前に住んでいた部屋の前が竹藪で、春になるとこんな色になりました。

初めて見たときは、枯れてしまうのかと思いビックリしたものでした。

調べてみると、春に古い葉が落ちて、初夏には青い今年の葉が生えそろうのだと知りました。
「竹の秋」という俳句の季語もありました。

夜も散るので、月の光を浴びて、くるくると風にまわりながら散り落ちて来る様子は、なかなかきれいでした。

<月光をあびて舞い散る竹落ち葉>


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今年もさくらが・・・

2017年04月10日 | 3~5月の草木
春が来ていても ずっと寒かったので 

なかなか元気がでなかったなかった花が

やっと咲き始めたと思ったら

あっという間に満開


枝をはらわれた樹には 

幹の途中から新芽を出して ささやかな花が


やっと満開になったと思ったのに

ふう~~っと 強い風が吹いてきて

次々と花びらは 飛び去って

雨上がりの小さな水たまりに着地

すると ようこそ さくらさん! と水たちが集まってきました

うふふ 

アメンボの足のまわりにできる水ノ輪みたいだね・・・


根っこの所では スギゴケが胞子をつけて 元気にのびていました

そこに花びらが ふんわりと舞い降りてきたので

スギゴケはおおよろこび
 
ようこそ さくらさん! と、花びらを抱きしめていました



年々歳々花相似たり歳々年々人同じからず

歳をとると、巡り来る季節の懐かしい情景を見ると、ああ、また一年、生きさせていただけたんだと、とてもありがたく幸せをかみしめます。
けれど、去年一緒にお花見をした友は、今年は空の上からのお花見です。

さくらの木の下で、風が吹くたびに、はらはらと散りかかってくる花吹雪を、万感の想いであびていました・・・

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いわゆる雑草の中の白い花たちなど

2017年03月27日 | 3~5月の草木
すっかり日長になりました。
春です! 

色々な草花が花をつけ始めました。
その中で、長い時間をかけ探し回った結果、今までに見つけたシロバナを見てくださいね。
正式な種類として「シロバナ○○」と名前のついているのがほとんどですが、とにかく、なかなか見つからないのです!!

上の写真はオオイヌノフグリです。
全体はこんな感じでした。

桜の木の下だったので、桜にかけた殺虫剤がかかったのかとも思いましたが、一株だけ全部白かったので、そうでもないようでした。
念のためタネを採ってきました。
今年プランターに蒔きましたが、まだ花が咲いていません。楽しみです!

これはカラスノエンドウの白花。

シロバナヤハズノエンドウとちゃんと名前があります。
枚方にいたときに見つけましたが、いつも通っていた場所でした。
今までにも咲いていたら見つけていたはずなのに、と不思議に思った記憶があります。
そして翌年は出てきませんでした。

これはネジバナの白です。これもシロネジバナと名前がついているようです。

何年もかけて探していたので、見たときはとてもうれしかったです。
ここもいつも通っている場所だったので、不思議な気持ち。
そして、やはり一年限りでした。

最後はこれ。シロバナツユクサです。これも正式名。

個々に超してきてから、去年の夏に発見。
とても珍しい!
タネを採りたかったのですが、少し離れた場所だったのでだめでした。
そして、その後に掘り起されてしまったので、今年は見られないでしょう、、、

他に、ホトケノザやレンゲソウ(ゲンゲ)にも白花種があるようですが、私はまだ見つけていません。


これらのシロバナ種については『街でよく見かける 雑草や野草がよーくわかる本』(岩槻秀明著・秀和システム)に詳しいです。
この本は、雑草や野草が好きな者にとってのバイブルともいえる本だと思っています





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こんなのを見たことありますか?

2016年09月16日 | 3~5月の草木
古いブログ記事を見ていたら、こんなものが目に付きました。
珍しいと思いますので、ご紹介してみます。
ただ、ちょっと季節が違うので、ごめんなさいです。
この写真を写したのは春のことでした。


実際はこんなに大きくはないのですが、お椀の中に小さなタネのようなものが入っています。
おままごとが出来そう!

初めて見たときはとても楽しく思いました。

街暮らしでは、目にされることは少ないと思います。
枚方に住んでいるときは、遺跡の近くだったので茂るに任せた場所もあり、色んな植物に出会えました。
これもその一つです。

名前はヤマネコノメソウ
以前に、ブログに詳しい写真と記事を載せていますので、興味のある方はどうぞご覧ください。
こちらです




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これな~んだ?

2016年08月12日 | 3~5月の草木
朝夕は、ほんの少し涼しい風が吹くようになりました。
でも、日中はまだまだですね。

ところで、この涼しげな花の名前、ご存知ですか?

街中ではあまり見かけないのですが、枚方に居た頃に、大阪市立大学理学部付属植物園の園内で見ました。

名前はね、「ネコノヒゲ
なるほどと思いました。

外来種で、東南アジア原産です。

シソ科の常緑多年草らしいですが、寒さには弱いそうです。そうでしょうねえ~
背丈は40~70センチ
花は6~9月に開花とのことです。

今頃も植物園ではさいているのでしょうか・・・
よく通った所なので、とても懐かしいです。




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ムラサキツメクサは、ちょっと愉快です!

2016年05月31日 | 3~5月の草木
ムラサキツメクサは、アカツメクサとも呼ばれるそうですが、引越しをして来たのがちょうど一年前、あちらにもこちらにも咲いていて、感動したものでした。

枚方に居たころは、たった一度一株を見かけたきりで、しかも翌年には見ることが出来なかったので、たいそうがっかりしていたからでした。

世界の各地に咲くようです。

写真のように、色の濃い花とややうすい色の花がまざって咲いています。
一番の特徴は、葉の着き方と模様です。

で、何が愉快なのかというと・・・
まずこれです。

うふふ、これがツボミなのです。

咲き始めはこんな様子です。


全部がそうではないのですが、二つの花が隣り合ってくっついて咲くことも多いので、つぼみも写真のようなあんばいになるのです。

咲きました!

こうして色違いが一緒に咲くのが、とても不思議です。

美味しそうな和菓子のような花です。



これは私が大好きで、引越しにも忘れずに持ってきたお湯のみ。アカツメクサの絵が入っています。

この葉っぱのつき方が独特です。

あたり一面に咲いていると、とても豪華な感じがしますよ~!!






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ナガミヒナゲシの繁殖力すごいです!

2016年05月30日 | 3~5月の草木
花壇の端っこや道端に咲いて、風にゆれている姿は可愛いのですが・・・
放っておくと年々勢力範囲を広げて、えらいことになりますね。

どうしてあんなに増えるのか?
ヒミツを探ってみたことがあります。
もう一度、UPして見ますね。

花が終ると実が出来ます。



青い実が薄茶色になると、てっぺん近くに窓が開きます。
まずはここからタネを出そうというわけです。

その分部を引っ張って、開けてみました。
失礼しま~す
中の様子です。

なるほど~ たくさんのタネがひしめいていますね。

いったいどれくらいあるのでしょう?
かなり硬いのですが、開いてみました。

うっひゃ~~!と思わず声が。
途中まで開いてこれですから、とてもじゃないけど、タネの数など勘定できません。

こうなるまでに引っこ抜くか、実を切り取ってしまうのが得策のようですね!!


放っておくとどんどんタネが出ていきますが、窓は上の方にあるので、下の方のタネはどうするのでしょう?

見ていると、こうなります。

倒れてダンゴムシなどがかじるのも有るでしょうし、他にも色々な状況があるのだと思います。
立ったままでこんなふうに穴が開いてるのも有ります。
なかなかしたたかです

早く退治なさいませ




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