井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

初めてのネット株

2006-01-09 00:41:37 | Weblog
 休暇を取った先週の金曜日、生まれて初めてネット株取引を体験しました。

 初めて株を店頭で購入したのは平成6年の夏でした。独身時代のわずかな小遣いを、財テク雑誌(今から23年くらい前は財テク・ムックが沢山出版されました。全国一般紙にも財テク特集がよく載ってました。懐かし!)のご神託通りに福島駅前の大和証券でまずは中期国債ファンドにし、数年後には欲が出て公社債投信(ジャンプやステップ?)へ、そしてバブル崩壊や損失補填問題で目減りしてからは、もうどうでもいいや!と、経済の勉強も兼ねて株を買うことにしました。明治製菓と日本鋼管、それぞれたったの1単元ずつ。でも、バブル崩壊後の市場の冷え込みやデフレ・スパイラルで株価は低迷し続け、全く動かさない塩漬けのままでした。それに、当時は注文するのが容易でなかったから。携帯電話も普及してなく、日中に神聖な職場の固定電話からそんな個人的な注文を出せるはずもなくというのが理由です。

 新聞やテレビを見ると、小中学生がネット株をやっているとか、お年玉で株を買うとか…、時代が変わったなと感じます。そこで、私も証券会社のコース変更(窓口取引コースからネット取引コースにすると手数料が安くなります。)をしたり、地元の銀行や信用金庫に眠っているお金を引き出して、郵貯ATM経由で証券会社の口座に送ったりと、いろいろな下準備をしてから、いよいよネット株です。

 証券会社のHPに口座番号や暗証番号をパソコンで打ち込んでログイン、個々の株情報を見ると目まぐるしく売り手と買い手が注文を出し合い、株価が刻々と動いているのが分かります。なんだかとんでもなく場違いなところへやって来たような感じもしましたが、目星を付けておいた飲食店関係1つと情報関連2つを買いました。リアルタイムで取引するのは今日(6日)くらいなものです。だって、普通の勤務日には到底無理ですもの。普通の日は、夜にでも翌日以降に向けて指し値(売りたい買いたい株価を**円と指定すること)で注文出して、後は機械任せにするしかないですから。

 去年の秋に新日本プロレスを身請けした「ユークス」さま、プロレスファンの私に夢を与えてください!