近くの小学校で今日から表土除去作業が始まりました。校庭表面に付着している放射性物質を取ってしまおうという工事です。ただ、正確に言うと、「除去」と言いながら、校庭に深い穴を掘ってそこに表面の土を埋め込むだけです。表面の土を削って集めたところで、埋め立て処分場周辺住民の反対運動が予想され、他の地区へ表土を運ぶことができないので、仕方なく穴を掘ってそこに埋めます。ま、行政のほうでは「仮置き」と呼んで、将来的にはどこかの処分場に運ぶか、東京電力に持って行ってもらうかしたいと言っていますが、全くめどが立っていません。
福島市の小中学校でこの作業が始まったのがつい最近です。郡山市は4月下旬から作業を始めていました。動きの早かった郡山市に対して、文科省は「市独自の判断で進めているようだが、その効果はどうなのか。そこまでやる必要があるのか。」と事実上の待ったを掛けたほどです。その後、近隣の二本松市、大玉村、伊達市なども表土除去を始め、福島市は完全に後れを取った感じです。
今まで表土除去をした学校では放射線量が作業前の十分の一程度になったそうです。現在の放射線量が1.2μシーベルト/h程度ですから、作業後は0.2μシーベルト/hくらいになって校庭でのびのびと遊べるようになるかも知れません。
福島市の小中学校でこの作業が始まったのがつい最近です。郡山市は4月下旬から作業を始めていました。動きの早かった郡山市に対して、文科省は「市独自の判断で進めているようだが、その効果はどうなのか。そこまでやる必要があるのか。」と事実上の待ったを掛けたほどです。その後、近隣の二本松市、大玉村、伊達市なども表土除去を始め、福島市は完全に後れを取った感じです。
今まで表土除去をした学校では放射線量が作業前の十分の一程度になったそうです。現在の放射線量が1.2μシーベルト/h程度ですから、作業後は0.2μシーベルト/hくらいになって校庭でのびのびと遊べるようになるかも知れません。