井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

四角いジャングル

2010-02-14 16:15:37 | Weblog
 2月13日(土)の朝に職場で清掃作業があり、1時間半程度参加しました。帰り道、コーヒーでも飲みたいなと思い、ミニ・ストップに寄りました。

 この頃はDVDをYahoo!オークションやアウトレット店で買うことがほとんどで、コンビニのDVD売り場は素通りすることが多いのですが、ジャケットのアントニオ猪木が手招きしているではありませんか。売られていたのは「四角いジャングル3部作(各999円)」。「四角いジャングル」は今から30年ほど前に「少年マガジン」に連載されていた劇画のタイトルで、それを下敷きに新日本プロレス異種格闘技路線や極真空手、新格闘術、タイのムエタイ界の動きを交えて実録ものとして作られ、松竹系で公開された格闘技映画です。

 この映画は未見でした。それに、当時、福島県はテレビの民間放送局が2局しかなく、片方の福島中央テレビがNETと日本テレビの番組をごちゃ混ぜにして放送していました。そのため、新日本プロレス中継の「ワールド・プロレスリング」はNET放送のものを1週遅れで放送し、NETが定時放送と別枠で中継した特別試合は大部分が福島県では放送されていませんでした(モハメド・アリと猪木戦は中継しましたけどね)。おまけに、東京12チャンネルの格闘技番組は流れていなかったので、このDVDで劇画では主要人物だったベニー・ユキーデや藤原敏男の動く姿をじっくりと見てしまいました。

 初めのうちは画質の悪さが気になりました。おそらくテレビ放映用のVTRテープを35mm映画にしたのが映画「四角いジャングル」で、これをもとに20年ほど前にVHS化したものを販売し、その画質のままDVD化したのがこの作品でしょう。でも、見ているうちに気にならなくなり、多くの試合をよくもまあコンパクトのまとめたものだと称賛を送りたくなりました。

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