3月5日午後2時20分頃,工事担当の方々がやってきました。前日に私と電話で話したSさんは実際に部屋で線の引き込みとONUの取り付けをしましたが,他に,外壁近くにいた人,バケット車に乗っていた人,道路で誘導をしていた人で,計4,5人いたようです。
私はSさんに壁に空けた穴(本来はアマチュア無線の、アンテナと無線機をつなぐ給電線を通す穴です)の位置を教え,後は隣の部屋で新聞を読んでいました。1時間ちょっと過ぎた頃に「工事が終わりました。」とSさんから声が掛かりました。「僕らがやるのはここまでです。終端から先はお客さんがソフトバンクのユニットなどを取り付けてください。封筒に無料作業券が付いているはずですよ。」とSさんは言い,帰ろうとしました。私は「コーヒーが沸いていますから,どうですか?」と言ったのですが,次の現場に行かなければならないと,作業の方々は我が家を出ました。
私は光BBユニットに添えられていた薄っぺらのマニュアルを見て,ONUと光BBユニット,そしてパソコンを接続しました。LANケーブルを差すだけですから,これは数分で終わりです。次に,パソコンを立ち上げて,ネットにつながるか確かめてみました。今まで加入してきたプロバイダは最初につなげるときに認証IDや認証パスワードを打ち込んだものですが,何もすることなく,OCN時代から最初のページに指定していた「ZAKZAK」があっさりと表示され,あらまぁと拍子抜けした気分です。どうやら,光BBユニットに認証IDなどの情報が前もって書き込まれているのでしょう。話が前後しますが,3月4日にはOCN時代のメールアドレスを残すバリュープランに電話で申し込みをしました。と言うのは,ソフトバンク光では末尾ybb.ne.jpのメールアドレスが与えられないからです(Yahoo!プレミアム等に入れば,これは使えます。)。ショップのAさんが言うには「Yahoo!メールのフリーアドレスが好きなだけ使えますよ。」なのですが,昨年8月28日に起きた258万件のメール消失事件が記憶に新しく,ヤフーのフリーメールが信用できなかったし,通販サイトやメールマガジンで使っている登録アドレスを全て変えなければならなくなるからです。ちなみにOCNのバリュープランは毎月260円です。
ネットを見始めて10分くらい過ぎた頃に光BBユニットの「BBフォン」ランプが点きました。このランプは,ホワイト光電話やBBフォンが使える状態になると,緑色に点灯します。これで,固定電話と同じ電話番号でホワイト光電話が使えるぞと思いました。電話線のプラグを光BBユニットに差し込み,自分の携帯に電話してみました。携帯の表示を見て驚きました! 「050-****-****」と050発信なのです。こりゃ,IP電話です…。すぐにソフトバンクのカスタマーセンターに電話をしてみました。これが全くもってつながりません…。30分以上待っていなければなりません。その間,オリビア・ニュートン・ジョンの持ち歌である「そよ風の誘惑」が流れますが,非常に音質が悪く,音程もかなりずれていて気持ちが悪くなります。担当の方にようやくつながり,本人確認をしてから,本題へ。結局は,電話は「BBフォン」しか登録されていないということです。これではあんまりです。NTT時代から使っていた番号を移行できるのであれば,ソフトバンク光に喜んで入ると,最初の段階でAさんに話しました。これがソフトバンク光加入に当たっての最大の条件なのです。だから,Aさんがまとめたメモの一番初めに書かれていたのです。それに,アナログ戻しの件でNTT東日本と30分以上も話しているの(その半分の時間は,NTT側がこちらの情報を確認している間の待ち時間ですけど。)もAさんは目の前で見ています。光コラボから光コラボへ固定電話の番号を引き継ぐためにいろいろと遠回りしてきたのに,最後がIPフォンというのが余りにふざけています。カスタマーセンターのオペレータさんは「ホワイト光電話はネット開通から1週間が経たないと申し込みができません。」と言うばかりなので,ショップのAさんのところへ行ってみました。普通はAさんが手すきだと私のところにすぐやって来るのですが,何故か男性が私の話に対応しようとしています。クレームをつけに来たと思われたのかもしれません。男性店員さんは「モジュラージャックの線の接触が悪いから,050発信になっているのではないですか?」とか「相手の番号の前に0を4つ付けて掛けてみましたか?(←これはIP電話から他のNTTなどの電話会社につなげる方法)」とか筋違いのことを説明してくれました。違うのです! 固定電話で使っていた電話番号,ソフトバンク光移行のために一旦アナログ戻しをした番号を使って電話を受けたり,電話を掛けたいだけなのです。男性店員さんと20分くらい話した後にAさんが私のところに来ました。Aさんが言うのには「井上さんは光電話を希望されなかったですよね? 光電話で余計な出費を増やしたくなかったですから。」だそうです(怒)。もしかしたら,私と彼女の間で「光電話」と「IPフォン」の意味の取り違えがあったのかもしれません。どちらも光ファイバーでインターネット通信網に接続して通信するという点で,根本は同じです。ただ,通信の精度や3桁特殊番号110や119などに発信できるかできないかの点で差異があると言えばあります。ソフトバンクでは「ホワイト光電話」だし,NTTでは「ひかり電話」と表記も複雑です。おまけに,ヤフーBBやソフトバンク光加入者が光BBユニットを経由してNTTのひかり電話を使えるようにする機能を,「ひかり電話機能」と呼びます。ソフトバンクのIP電話である「BBフォン」に至っては相手によって料金がものすごく増減して,さらに複雑怪奇です。また,現在に至っては「固定電話」という言い方も曖昧です。元々,アナログ回線で結ばれた家庭内にある「電話」(大半は黒)を指していたのですが,携帯電話の登場で「固定」という枕詞が付くようになりました。従来の「写真」が「デジタル写真」の登場で「銀塩写真」と呼ばれていることと同じです。「固定電話」というのは単に家に置いてある電話という意味で使いがちですが,実はアナログ回線だったり,光回線だったり,最近ではSIMカードの入っている格安携帯電話であることもあり,単純ではありません。だから,Aさんが彼女の感覚で「固定電話」「光電話」「IPフォン」という言葉を使うときに,私は勘違いを避けるために「050から始まる電話」「024で始まる電話(ちなみに福島市の市外局番です)」と区別をしてきました。それなのに…。Aさんと男性は「固定電話のことですから,携帯を扱う当ショップよりも,ソフトバンク光サポートに電話をして申し込んでください。」と言うのみです。Aさんは最後に「ただ,ホワイト光電話にナンバーポータビリティーするのに,5,000円掛かります。」と言いました。私は「番号が移行できるなら,工事費を払っても構いません。でも,交換機工事とナンバーポータビリィティー工事で計3,000円プラス税とこれに書いてありますよ。」と答え,スマホ画面を提示し,ソフトバンクのウェブページに載っているホワイト光電話の説明を見せました。すると,Aさんは「工事代金は最高で(!)5,000円です。普通なら3,000円プラス税です。」と微妙に言い方を変えて釈明しました。今まで端末を手に,立て板に水の説明をしていたAさんもよく分かっていないのでは…と疑問がふつふつと湧いてきました。
言ったいわないの証拠がなく,水掛け論で終わりそうなので,怒りを抑え,1週間後にソフトバンク光サポートへ電話をすることにしました。ここにも一抹の不安が生じます。夕方,カスタマーセンターに電話をしたときに「ホワイト光電話は提供できないエリアが存在する」と言われたことです。ホワイト光電話ならNTTに権利のある電話番号を移行手続きでそのまま使えますが,私が住む地域が提供エリア外だとすると番号移行できず,昔のように電話基本料を払って復活させたアナログ回線を使い続けるか,NTTから月額450円でホームゲートウェイをレンタルしてNTTのひかり電話を使うか(←この話は光サポートのオペレーターから聞きました。ソフトバンクのウェブページを見ると「光電話機能372円+税」という手もありそうですが…。),IP電話で我慢するかの選択が生じます。とほほのほ。やっぱり「おうち増し」だったのでしょうか。
私はSさんに壁に空けた穴(本来はアマチュア無線の、アンテナと無線機をつなぐ給電線を通す穴です)の位置を教え,後は隣の部屋で新聞を読んでいました。1時間ちょっと過ぎた頃に「工事が終わりました。」とSさんから声が掛かりました。「僕らがやるのはここまでです。終端から先はお客さんがソフトバンクのユニットなどを取り付けてください。封筒に無料作業券が付いているはずですよ。」とSさんは言い,帰ろうとしました。私は「コーヒーが沸いていますから,どうですか?」と言ったのですが,次の現場に行かなければならないと,作業の方々は我が家を出ました。
私は光BBユニットに添えられていた薄っぺらのマニュアルを見て,ONUと光BBユニット,そしてパソコンを接続しました。LANケーブルを差すだけですから,これは数分で終わりです。次に,パソコンを立ち上げて,ネットにつながるか確かめてみました。今まで加入してきたプロバイダは最初につなげるときに認証IDや認証パスワードを打ち込んだものですが,何もすることなく,OCN時代から最初のページに指定していた「ZAKZAK」があっさりと表示され,あらまぁと拍子抜けした気分です。どうやら,光BBユニットに認証IDなどの情報が前もって書き込まれているのでしょう。話が前後しますが,3月4日にはOCN時代のメールアドレスを残すバリュープランに電話で申し込みをしました。と言うのは,ソフトバンク光では末尾ybb.ne.jpのメールアドレスが与えられないからです(Yahoo!プレミアム等に入れば,これは使えます。)。ショップのAさんが言うには「Yahoo!メールのフリーアドレスが好きなだけ使えますよ。」なのですが,昨年8月28日に起きた258万件のメール消失事件が記憶に新しく,ヤフーのフリーメールが信用できなかったし,通販サイトやメールマガジンで使っている登録アドレスを全て変えなければならなくなるからです。ちなみにOCNのバリュープランは毎月260円です。
ネットを見始めて10分くらい過ぎた頃に光BBユニットの「BBフォン」ランプが点きました。このランプは,ホワイト光電話やBBフォンが使える状態になると,緑色に点灯します。これで,固定電話と同じ電話番号でホワイト光電話が使えるぞと思いました。電話線のプラグを光BBユニットに差し込み,自分の携帯に電話してみました。携帯の表示を見て驚きました! 「050-****-****」と050発信なのです。こりゃ,IP電話です…。すぐにソフトバンクのカスタマーセンターに電話をしてみました。これが全くもってつながりません…。30分以上待っていなければなりません。その間,オリビア・ニュートン・ジョンの持ち歌である「そよ風の誘惑」が流れますが,非常に音質が悪く,音程もかなりずれていて気持ちが悪くなります。担当の方にようやくつながり,本人確認をしてから,本題へ。結局は,電話は「BBフォン」しか登録されていないということです。これではあんまりです。NTT時代から使っていた番号を移行できるのであれば,ソフトバンク光に喜んで入ると,最初の段階でAさんに話しました。これがソフトバンク光加入に当たっての最大の条件なのです。だから,Aさんがまとめたメモの一番初めに書かれていたのです。それに,アナログ戻しの件でNTT東日本と30分以上も話しているの(その半分の時間は,NTT側がこちらの情報を確認している間の待ち時間ですけど。)もAさんは目の前で見ています。光コラボから光コラボへ固定電話の番号を引き継ぐためにいろいろと遠回りしてきたのに,最後がIPフォンというのが余りにふざけています。カスタマーセンターのオペレータさんは「ホワイト光電話はネット開通から1週間が経たないと申し込みができません。」と言うばかりなので,ショップのAさんのところへ行ってみました。普通はAさんが手すきだと私のところにすぐやって来るのですが,何故か男性が私の話に対応しようとしています。クレームをつけに来たと思われたのかもしれません。男性店員さんは「モジュラージャックの線の接触が悪いから,050発信になっているのではないですか?」とか「相手の番号の前に0を4つ付けて掛けてみましたか?(←これはIP電話から他のNTTなどの電話会社につなげる方法)」とか筋違いのことを説明してくれました。違うのです! 固定電話で使っていた電話番号,ソフトバンク光移行のために一旦アナログ戻しをした番号を使って電話を受けたり,電話を掛けたいだけなのです。男性店員さんと20分くらい話した後にAさんが私のところに来ました。Aさんが言うのには「井上さんは光電話を希望されなかったですよね? 光電話で余計な出費を増やしたくなかったですから。」だそうです(怒)。もしかしたら,私と彼女の間で「光電話」と「IPフォン」の意味の取り違えがあったのかもしれません。どちらも光ファイバーでインターネット通信網に接続して通信するという点で,根本は同じです。ただ,通信の精度や3桁特殊番号110や119などに発信できるかできないかの点で差異があると言えばあります。ソフトバンクでは「ホワイト光電話」だし,NTTでは「ひかり電話」と表記も複雑です。おまけに,ヤフーBBやソフトバンク光加入者が光BBユニットを経由してNTTのひかり電話を使えるようにする機能を,「ひかり電話機能」と呼びます。ソフトバンクのIP電話である「BBフォン」に至っては相手によって料金がものすごく増減して,さらに複雑怪奇です。また,現在に至っては「固定電話」という言い方も曖昧です。元々,アナログ回線で結ばれた家庭内にある「電話」(大半は黒)を指していたのですが,携帯電話の登場で「固定」という枕詞が付くようになりました。従来の「写真」が「デジタル写真」の登場で「銀塩写真」と呼ばれていることと同じです。「固定電話」というのは単に家に置いてある電話という意味で使いがちですが,実はアナログ回線だったり,光回線だったり,最近ではSIMカードの入っている格安携帯電話であることもあり,単純ではありません。だから,Aさんが彼女の感覚で「固定電話」「光電話」「IPフォン」という言葉を使うときに,私は勘違いを避けるために「050から始まる電話」「024で始まる電話(ちなみに福島市の市外局番です)」と区別をしてきました。それなのに…。Aさんと男性は「固定電話のことですから,携帯を扱う当ショップよりも,ソフトバンク光サポートに電話をして申し込んでください。」と言うのみです。Aさんは最後に「ただ,ホワイト光電話にナンバーポータビリティーするのに,5,000円掛かります。」と言いました。私は「番号が移行できるなら,工事費を払っても構いません。でも,交換機工事とナンバーポータビリィティー工事で計3,000円プラス税とこれに書いてありますよ。」と答え,スマホ画面を提示し,ソフトバンクのウェブページに載っているホワイト光電話の説明を見せました。すると,Aさんは「工事代金は最高で(!)5,000円です。普通なら3,000円プラス税です。」と微妙に言い方を変えて釈明しました。今まで端末を手に,立て板に水の説明をしていたAさんもよく分かっていないのでは…と疑問がふつふつと湧いてきました。
言ったいわないの証拠がなく,水掛け論で終わりそうなので,怒りを抑え,1週間後にソフトバンク光サポートへ電話をすることにしました。ここにも一抹の不安が生じます。夕方,カスタマーセンターに電話をしたときに「ホワイト光電話は提供できないエリアが存在する」と言われたことです。ホワイト光電話ならNTTに権利のある電話番号を移行手続きでそのまま使えますが,私が住む地域が提供エリア外だとすると番号移行できず,昔のように電話基本料を払って復活させたアナログ回線を使い続けるか,NTTから月額450円でホームゲートウェイをレンタルしてNTTのひかり電話を使うか(←この話は光サポートのオペレーターから聞きました。ソフトバンクのウェブページを見ると「光電話機能372円+税」という手もありそうですが…。),IP電話で我慢するかの選択が生じます。とほほのほ。やっぱり「おうち増し」だったのでしょうか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます