普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

商店街活性化への道(4

2007-01-10 21:47:15 | 地方分権と再生

商店街活性化の具体案として、前回は商店街の中心をなすC通りの空間の利用を書いた。

<<若い力の活用>>
今回は若い力の活用について考えたい。
K駅前商店街の活気のない原因の一つとして、商店主の高齢化を上げる人は多い。
街自体の老齢化が進んでいる商店街にとって、福岡の商圏のとどまらない拡大や、郊外型の大型商店の増加への対応は難しいものに違いない。
そこで若い力の導入は不可欠なものだ。

1.大学とタイアップ
大学とタイアップして、商店街の衰退の原因を調査し、その対策考える。
大学にとっても学生にとっても九州で有数の乗降客を誇るK駅前の商店街の研究は良いテーマになるに違いないし、現実問題にぶっつかることは学生にとってプラスになるに違いない。
商店街にとってもも、その活性化のヒントを得ることの他に、今までそっぽを向かれていた、若者を惹きつけるの手段ともなると思う。
これから先の手段、マーケット・リサーチ、顧客の行動や意識調査など素人には判らないの省力した方が無難だろう。
しかしうまく行けば、学生の中には商店街に運営に興味をもって、研究終了後もボランティアで協力してくれるかも知れない。(勿論商店街の人もそのように持って行くべきだ。)

2.若者を取り込むイベントをなるべく多く行う
例えば、
(1)若者にパーフォーマンスする場所を与える。(C通りや駅前の人口地盤の活用)、コンクールの開催。
(2)洋裁学校の生徒などを動員するデザインコンクールを行う。
希望の婦人服店に彼らのデザインを置いて貰う。
(3)食べ物屋の人気投票をする。
(4)地域情報誌の活用などなど

3.商店街の基本戦略を建てる
大学とのタイアップした研究結果を参照して商店街の基本戦略を建てる。
(1)顧客のターゲット。
(2)何処を競争相手の目標。
  駅前のIデパートなど小さい考えは駄目
(3)協力して貰う店舗や商店街の範囲。
   周辺の商店街は勿論、K駅、交通機関、ホテル、神社、仏閣など出来るだけ多く取り込む。
  少なくとも、昔反対したように、駅前のIデパートを敵でなく味方につけること。
(4)上の目標の推進するため、及び障害となるものの基本対策、例えば、目玉となるもの、顧客の回遊路の作成、パチンコ屋、駐車場、暴力団などの対策
(5)商店街の将来像を決める。
それを市の街造りの条例に入れて貰う

4.戦略作成及び、運営の戦術のための思いつき
(1)飲み助の立場から(私は違うが)
昔の電停に必ず数軒の酒屋があり、工場帰りの人が所謂角打ちをで元気を付けて、街の飲み屋に乗り出していた。
今はそれが全くないので、工場から数百メートルも歩いて街に出るより、数十メーター歩いて電車やバスに乗ってしまう。
やはり何とかして駅、電車、バスセンターの近い所に少し引っかけるところが欲しいものだ。
黒崎にも、屋台があったが何かと悪い噂があり、地もとの人が行く気になれない。
これも、その筋との関係がちらついているので、警察の協力を仰ぎ出来るだけ、屋台を増やして貰いたいものだ。
(2)駅前商店街から徒歩で5,6分の所にPホテルがあり、珍しく外国のリゾートホテルのようモールがあり、若い女性が好きそうな店が並んでいた。
同ホテルに知り合いがいたので、K商店街とタイアップするように言っていたのだが、それぞれが個々に運営をした結果、商店街から数分かけて行く女性も少なくホテルの店の殆どが潰れかかってしまったし、商店街も折角の回遊路が出来かかっていたのに利用出来ないままに終わり、遂にはホテル自身も売りに出され出それたそうだ。
(3)宣伝について
商店街の宣伝のチラシを殆ど見ない。
これにも費用がかかるかも知れないが、新聞折り込みの情報師などを活用すること。
C通りのホーム・ページには掲示板があるが、よいしょ記事ばかりで沈滞気味のようだ。
商店街再生のための苦言や提言、地域の良い病院の紹介などのお役立ち情報、などで掲示板自身の活性化を図って欲しい。
当面は支持者を動員して多くのスレッドを立ち上げ盛り上げて貰っては。
(4)今までより眼を開いて、ダイエーの優勝記念、Iデパートの創業記念、旧Y市の起業祭、宿場祭、日本一早い初売りなど各種のイベントを利用して、セールを行う。
(5)回遊通路について
細長い I デパートはその先端が行き詰まりになっている。
建設時はその先端から駅前商店街の先端に繋ぐ為に、歩道橋を作られた筈だ、この構想を再度見直して欲しい。
商店街から歩いて5分もかからぬところに都心には珍しい完全な松並木がある。
いまは長崎街道祭以外には利用されていないが、これを常時利用せぬ手はないと思うが。
(6)街づくり構想について
商店街のメーン・ストリートのF通り、それも商店街の目玉である I ブック・センターの真ん前に駐車場が後ろ向きに立っている。つまり通りに添って大きな壁の空間がある。
これは普通の大きな商店街では考えられぬことだ。
前にも書いたパチンコ屋対策ととものこのような失敗をしないように望む。
(7)とっぴな思いつきだが、商店街再建には多くの困難が伴うので、強力なリーダーが必要と思うが、
八百半で失敗して、飯塚に引っ込んでいる和田亀吉さんを何らかの形で出て貰ったらどうだろう。
再建に難航しているCビルへの参画ととともに考えて見ては。

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