マスコミで時々話題になる次の総理候補として、安倍晋三、与謝野馨、小泉純一郎、小沢一郎、菅直人、岡田克也、前原誠司、最近では渡辺喜美の各氏の名前が良く出ます。
私も12月の次の総理は誰に、昨日の日本も若手のヒーローの出現をで、高村正彦さんや渡辺喜美さん、後藤田正純さん、片山善博さん、平沼赳夫さんの名を書きましたが、書く内に後一人、気になっている人を思い出しました。
それは民主党の鳩山由紀夫さんです。
鳩山さんのことをなるべく公平に書くためにWikipediaの記述を調べて見ました。
政歴
98年 横路や(鳩山)邦夫や簗瀬や菅直人と共に民主党を結党
99年 民主党代表、公約として憲法改正を掲げる
00年~01年 衆院選、参院選などで党勢を拡大
02年 自由党との統一会派騒動をめぐっての党内混乱の責任を取る形で代表辞任
03年 民主党と自由党と合併、党名・綱領・役員は民主党の体制を踏襲
05年 前原執行部で幹事長に就任
06年 小沢一郎の元で幹事長に留任
政策・主張など
(本来なれば鳩山さんのホームページでの彼の主張を書くべきでしょうが、いくら探しても彼の基本的な考え方やビジョンを知ることが出来ませんでしたので、Wikiの記述を引用します。)
民主党の中心人物としてリベラルを自認しているが、拉致問題への積極的な関与や、自ら憲法改正私案を出版するなど改憲へ強いのこだわり、核武装論議容認などから、個人としては保守的・タカ派的な発言が多い。祖父鳩山一郎の悲願であった自主憲法制定を自らの手で成し遂げるという思いがあるといわれる。
民主党の2006年以来の「トロイカ体制」でも党内左派や野党共闘への配慮を重視する小沢一郎や根っからの市民派である菅直人との間での軋轢を報じられることがしばしばで、憲法改正国民投票法案への対応では与党案への反対を早々に決めた小沢・菅との確執が表面化した。
アジア外交を重視している。
中曽根康弘から、自分と政策が近い政治家として石原慎太郎や小泉純一郎と共に名前を挙げられている。
しばしば相手に応じて意見を変えることがある。(弟の鳩山邦夫は「兄はカメレオン」と評した)
いわゆる調整型の政治家であり、現在は幹事長として何かと独善的な行動をとる小沢代表や、スキャンダルの絶えない所属議員に手を焼いている。
鳩山さんの「政歴」や「政策・主張など」を見ますと如何にも鳩山さんが今お人好し的な立場にあることが判ります。
自分たちが苦労して立ち上げた民主党を小沢さんに乗っ取られた形になり、党内左派や野党共闘への配慮を重視する小沢さんのために、左旋回ともとれる党の幹事長として、発言をするなど悪役の一人になって居ます。
党のスポークスマンとしての山岡さんは小沢さんの一の子分と言われる人、輿石さんはバリバリの日教組の代弁者だから自分の信念でやっているのでしょう。
然し、鳩山さんの場合は現在の党の政策の目指す方向と彼の考え方は明らかに違っています。
そして彼が小沢さんの立場で発言すればするほど、自分の将来の総理の地位など遠くなるばかりです。
そして折角立ち上げた民主党の政権奪取が間近というのに、それを立ち上げた中心人物の鳩山さんの名が将来の総理候補として全くマスコミに出た事がありません。
私も、「呆れた鳩山さんの代表質問」で、小沢さんの強引な国会運営の方針に多分首を傾げながらも?、本意、不本意取り混ぜての苦しい発言を繰り返し、反民主の人達の格好の標的ななっているのを見て、勝手ながら同情してきました。と書いたことがあります。
鳩山さんのホームページに自分の基本的な政策やビジョンがどこに書いてあるかあるか判らないのも、鳩山さんの考えと、自分の言動が食い違っていることを隠すために、意図的にしたと勘繰りたくなります。、
彼のお人好し的立場の極め付きは、悪名高い村山発言に基づく自虐史観を法的に定着させようとする、恒久平和調査局設置法案の提出者の鳩山さんの名前があることです。
しかも民主党の(親北朝鮮の傾向がある)近藤昭一さん、(在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟所属の)横光勝彦さん、共産党、社民党の人達の代表者格として鳩山さんの名前が出ていることです。(括弧内の記述はいずれも本人のWikipediaによる)
私は提出者の中に鳩山さんの名を見たとき呆気にとられました。
鳩山さんが民主党のリベラル派の長であることは判りますが、彼の「政策・主張など」に見られる傾向と同法案の考え方は明らかに違っています。
そしていくら小沢さんの政権奪回のための野党との協調路線に添ったのかも知れませんが、共産党や社民党の人達と名前を並べるのは、決定的に鳩山さんのイメージを損なうものです。
もし民主党が政権を取り同法案の実現化の可能性が大きくなれば、世論の反発は全て代表者の鳩山さんにかかってきます。
そうすれば鳩山さんが首相になるチャンスは完全に無くなるでしょう。
但し以上書いたことは全て外野席の私が今まで持っていた彼への印象に基づくものです。
鳩山さんが本当に本気で同法案提出の代表者になっのか否か知りたいものです。
「たかじんのそこまで言って委員会」がこの問題を取り上げて、鳩山さんに出席して貰って話して貰えば良いと思うのですが、多分、要請があっても出ないでしょうね。
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