戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
白鵬の引退意向に横審 評価と苦言「見事な成績」「模範になる存在でないと」「デイリーースポーツ」
以下話が後に繋がらないので斜め読みしてください。
横綱審議委員会の定例会が両国国技館で行われた。史上最多45回の優勝を誇る横綱白鵬が引退届を提出する意向であることが、八角理事長を通じ、横審メンバーにも伝えられた。矢野弘典委員長は「横綱在任中の実績は45回の優勝を始め歴史に残るものがあった。今までの横綱の実績と比べて、本当に見事な成績を収めた」と実績を評価した。一方でエルボーまがいのかち上げ、張り差しなど取り口に横審は常に苦言を呈した。名古屋場所千秋楽のガッツポーズ、雄たけびを「見苦しい」と、切り捨てるなど、品格も問題視してきた。同委員長は「反面、粗暴な取り口、審判に対する態度、あるいは土俵外での振る舞いなどに目に余ることも多く、横審はそれらを都度、反省を求めてきた」と説明。最後まで横綱としての振る舞いには不満をあらわ。「やっぱり横綱という者はもっともっと大きな責任があるということ。自分1人が強くなるじゃなしに、相撲界を引っ張っていかないといけない。模範になる存在でないといけない。時々、苦言を申し上げてきたのですが、それはみんなの共通した思い」と、残念がった。協会に対しても「かち上げ、張り手に一般のファンにもわかりやすい説明をする必要があるのではないかと問題提起をいたしました」と明かした。白鵬には親方として弟子の育成をする際は改善に期待。「本来の相撲道というのをしっかり見つめ直して、それにふさわしい力士を育ててほしい。私どもが折りに連れて問題提起していたことをしっかり思い直して、それを含めて弟子に指導をやってくれると良いと思います。相撲に対する国民的な思いはこれは別格。他のスポーツのチャンピオンが引退するのとは様子が違う。相撲道とか武士道と言われる世界。ファンも国民も本人がどういう行動を取るかと言うことは今後も自然に注目していく」と言葉を送った。
これに対するヤフー名物の多くの一般の人の意見です。
かち上げ、張り差しがだめなら禁じ手にしろ。
批判の矛先は横綱審議委員会が約80%、白鵬は残り20%。
今日の読売は白鵬支持は約85~90%。残りで横綱審議会の在り方。
詰まり報道の仕方で一般の人の批評に大きな差の出てくること。
それより大きな問題は下記の力士の体重減による相撲の活性化と力士の負傷の減少の問題です。
現在の力士の体重です。
逸ノ城 226キロ、魁聖 204キロ、碧山 198キロ、千代大龍 191キロ、大奄美 187キロ、豊山 180キロ、高安 178キロ、矢後 178キロ、稀勢の里 177キロ、栃ノ心 175キロ、錦木 175キロ
これで照ノ富士(184キロ)が体重による故障で、最下位に下がって横綱で優勝するのが美談となるのです。
昔の力士の体重、双葉山(153K)、栃錦(132K)、柏戸(138K)、大鵬(153K)、先代若の花(105K)
これで栃若、柏鵬の名勝負がいまでも語り継がれています。
解説で有名な舞の海秀平さんが体重の差が200キロの小錦さんに勝った時、彼に押しつぶされて体を壊して引退したのは有名です。
いまでも小兵の宇良が土俵を沸せています。
私たちが學校で習った運動のエネルギーの法則です。
運動エネルギー (J)= 12×質量(kg)×速さ(m/s)×速さ(m/s)
相撲で言えば質量が力士の体重、速さは力士の動きの速さです。しかもそれは二乗で効いて来るのです。だから力士の体重が軽くても動きが早ければ体重の重い力士に勝てるのです。
別の言い方をすれば相撲のスピードアップ、土俵の活性化です。
と書きましたが、力士の体重を具体的にどれだけ下げれば良いかは難しい問題で、例えばの話として「新弟子の頃から体重を150キロまで抑える」など難しくてもやらねば力士の健康面からも、相撲を面白くするためにもやらねばならないことです。
このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。
↓