1/48 ファインモールド 神風号 製作
1/72に引き続き、1/48の神風号です
ファインモールドの製品です。
マニア社の1/72のキットのようにデカールの品質で悩む必要はありません。
塗装パターンが2種類ありますが、復路の尾翼に描かれた東京ーロンドン間の記録があるかないかだけの違いです
キャノピーは、後の97司偵と違って背の低いタイプが付いているようです。
胴体側面の窓の形状も若干違います
やはりコックピットから始めます。
機内色の指示は、ネービーブルーまたはコックピット色(三菱系)となっています。
この2色ずいぶん違うではないかと思いますが、資料が残っていないのでしょうか。
おそらく関係者(故人?)の記憶だけなのでしょう。
という訳で、三菱製の機体なのでコックピット色(三菱系)にします。
使ったのは、VICカラーのMA045 コックピット色(三菱系)
シートベルトは、余りものの「紙創り Fiber Material Feeling Part」の1/48 Japanese Aircraft Standard Seat belt
以前日本機を作ったときの余りものです。
計器パネルはブラックを塗ったパネルにデカールを貼ります。
その他の通信機などのパーツはほぼブラックかシルバー
操縦席を囲む籠のようなかたちになります。
いつものように、光沢クリアーをかけて墨入れ、ドライブラシ、ウォッシング、最後につや消しクリアーをかけて出来上がりです。
後席のシートベルトは、操縦席とは違って「紙創り Fiber Material Feeling Part」のScale 1/48 Airplane Seat belt、
商品名が微妙に違いますが、やはり一般的な日本機用のシートベルトです。
色が若干薄くなってバックルなどの金具の形も違います。
両側面のを床板に取り付けて籠の状態にしてから胴体に接着、となっていましたが、そのやりかただと上部に隙間ができてしまうので、あらかじめ胴体側面に取り付けてから操縦席を固定します。
戦闘に使われた機体ではないので、それほど汚くはないだろうと思い、汚しは控えめにしています。
胴体を貼り合わせて整形します。
さすがに国産メーカーだけあってほとんど修正なしで綺麗な士の字になります。
主翼の上反角もちゃんとついています。
ほとんどストレスなくここまで組みあがりました。