1/72 Octopus Blackburn Skua MkⅡ 製作
とんでもないキットに手を出してしまったようで、バリと格闘中です。
レジンパーツを除くすべてのパーツがバリを削り落とさないと使えません。
しかも分厚い。
主翼の後縁など、どっちが前だかわからないほどボッテリとしています。
上下両方とも相当に削ってます。
接着面は平らに削らないと合わせたときに隙間だらけになります。
主翼の削りが終わったところで、貼り合わせてしまいます。
この中に仕込む主脚格納部のパーツ、丸いのと四角の、も厚さ半分に削ってあります。
中でずれたり隙間が出ないように黒い瞬間接着剤で埋めておきます。
貼り合わせる前に、パネルラインを掘りなおしです。
久しぶりの星型エンジンですが、これがまたすごいバリ。
こうやって一つ一つパーツを削り出していかないと組み立てができません。
エンジンの塗装は、「71.072 Gungrey」にAKインタラクティブの「AK2033 WASH Aircraft Engine」を上塗りし、薄い「70.935 TRANSP. Orange」をかけて終了。
排気管と吸気口(?)も開口しておきます。
吸気口(?)は開口中に折ってしまったので伸ばしランナーで急遽作り直し、開口。
プロペラシャフトがなんとも情けないパーツしかないため、真鍮棒で置き換え、プロペラとエンジン裏側まで貫通孔を開け、回転できるようにしておきます。
付属のシャフト(?)は写真左下のもの。
これではプロペラは回りません。
カウリング内に0.3mmの真鍮線で三角形を作って入れるような指示になってます。
この接着がまた難しいのです。
エンジンのパイピングは今回省略。
コックピットは、1/72スケールらしくさっぱりとしています。
操縦席背当て後ろの斜めのロッドは、これもまたプラ棒で作れとの指示です。
こんなものパーツで用意してくれればいいのにと思いますが。
レジンパーツの操縦席シートが細かいモールドで感じを出しています。
計器パネルは、つや消しブラックで塗った後、シルバーの色鉛筆で計器パネルの周りをなぞって、仕上げにガラス面だけグロスクリアーを点付けして終わり。
操縦席周辺の墨入れは気持程度、ライトグレーでドライブラシをかけましたがよく見ないと判らないレベル。
ここまで結構時間がかかっています。
手強いキットです。
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