爺の模型趣味

製作の記録は失敗と修復の記録でもあります。

1/72 神風&あさかぜ(その1)

2021-08-19 22:43:45 | 1/72 神風号

1/72 マニア 神風&LS あさかぜ 製作

 

97司偵に引き続き、旧マニア社の神風号を作ります。

例によって、50年近く前のキットのため、デカールが黄色く変色していて、銀色の機体にはちょっと使えそうもない状態です。

デカールを流用する目的でLSのキットを安く手に入れたのですが、それぞれ2機体分(神風号とあさかぜ号)のデカールが入っているため、2機製作することにしました。

 

マニアのキットには、綺麗なカラー図が付いています。

デカールは、Liquid Decal Filmを使えば何とか貼り付けることはできそうですが、黄色く変色した部分はどうしようもありません。

余白をぎりぎりまで切り離してやってみますが。

 

LSのキットは保管状態がよかったのか、ほとんど劣化は見られません。

マニアのキットにこだわらなければ最初からこちらのほうが良かったかもしれません。

 

例によってコックピットから。

写真左上がLS製、右下がマニア製、同じ機体なのにこんなに違います。

機内色は、青竹色とかグレーとか指示されていましたが、三菱製なので、AKインタラクティブの「RC306 IJN MITSUBISHI INTERIOR GREEN」を使っています。

シートベルトは、ファインモールドの1/72 日本陸軍機用

 

胴体下の窓のクリアパーツは、片側に接着してから胴体を貼り合わせるようになっていますが、これでは後で絶対に引っ込んでしまいます。

 

キャノピーは、市販のマスキングシートを使ってみましたが、どうも窓のサイズが小さく、貼り終わった感じが違和感があったので、窓枠のラインを無視して大きめにマスキングテープを切りだして、貼り付けています。

97司偵の時も同じようにやや大きめにしていました。

実機の写真を見てもこのぐらい大きな窓で視界を確保しているようです。

 

マニア、LS どちらも大きなゆがみも無く、ほとんど合わせ目の処理不要です。

失礼ながら、LSのキットを少し馬鹿にしていましたが、結構良いキットだと思います。

エンジンの取り付け部分の違いのみでほぼ同じ

 

デカールが劣化しているので、主翼下面に描かれている朝日新聞社旗は塗装で挑戦です。

機体を銀色で塗装するため、黒サフを前面に吹いておきます。

翼端部を赤で塗って、丸と放射状に切り出したマスキングテープを貼っていきます。

LSのデカールは使えないことは無かったのですが、2機出来上がりをそろえるため塗装にしました。

デカールをカラーコピーし、表面にクリアコートしてマスキングテープを直接貼り、デザインナイフで切り出していきます。

放射状の部分の間隔は最後には等間隔になるよう微調整が必要です。

次にホワイトで塗って乾燥後マスキングテープを剥がせば朝日新聞社旗の完成。

意外に簡単にできました。

もう一つ難関、主翼の文字(J-B、AAI)が待っています。

 

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1/72 Airfix Handley Page Ha... | トップ | 1/72 神風&あさかぜ(その2) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

1/72 神風号」カテゴリの最新記事