爺の模型趣味

製作の記録は失敗と修復の記録でもあります。

1/72 AML 九七式二号艦上攻撃機製作(4)

2022-04-12 19:59:21 | 1/72 九七式二号艦攻

1/72 AML 九七式二号艦上攻撃機製作続き

 

機体下面はスジボリを掘りなおして、固定脚カバーまで付けてしまいます。

キャノピーのマスキングは当然市販品はないので、一枚ずつ切り出しては形を合わせて修正して、窓の数が多いのでうんざりします。

コックピットのキャノピー内部は、一応黒で塗っておきます。

今回キャノピーの取り付けはいつもとと違って綺麗に、とこだわってみました。

白濁を防ぐため、エポキシの2液混合タイプの接着剤を使います。

タミヤのエポキシ接着剤です。

今まで使っていたクリヤー系ボンドは、接着力が不十分で、色々触っているうちに必ず取れてしまうのでした。

固着まで少々時間がかかりますが、強い接着力を期待しての使用です。

仕上げに隙間を埋めるために、紫外線硬化のクリアー樹脂「UVジェルクリアS」でキャノピーと胴体の間に摺り込んで硬化させます。

これで塗装時の塗料の廻りこみ、吹込みの心配は無くなったと思いたいのですが、結果は如何に。

 

機体の塗装は、シルバー仕上げではないのですが黒立ち上げ。

ファレホのサフ、グロスブラックを全体にかけてしまいます

理由は、パネルラインのシャドウに黒サフをそのまま使いたいだけなんですが。

キャノピーの取り付け部も若干ボンドのはみ出しがありますが、塗装すれば目立たなくなるでしょう

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1/72 AML 九七式二号艦上攻撃機製作(3)

2022-04-11 21:05:36 | 1/72 九七式二号艦攻

1/72 AML 九七式二号艦上攻撃機製作続き

 

かなり削ったにもかかわらずまだこんなに分厚い主翼

主翼と胴体の接着でまたしても床が干渉してうまくハマりません。

キャノピーは慎重に切りだして何とか成功

こちらも「士」の字になりました。

主翼の大きさと厚さが目立ちます

ここまで来て気が付いたのが、カウリングが丸くないのです。

横に潰れたような見てすぐにわかるような形なので、パテで盛って成形します。

ここではエポキシパテを使っています。

主脚もイモ付けなので、真鍮線で軸打ち

これでなんとか、塗装に進めるようになりました

 

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1/72 AML 九七式艦上偵察機製作(2)

2022-04-09 18:24:04 | 1/72 九七式艦上偵察機

1/72 AML 九七式艦上偵察機製作続き

 

固定脚の車輪は、あとで挿入できるように車輪に溝を掘っておきます

こうすれば一番最後に車輪を塗装して中に差し込むだけで済みます。

マスキングの手間が省けるわけです。

差し込んだ後に車輪が中で回転しないよう伸ばしたランナーでガイドを作っておきます。

 

プロペラはブレードが分かれている「バラペラ」です。

センター部へはほぼイモ付けなので真鍮線で軸を作って補強しました。

 

「士」の字になりました

合わせ目を消して、スジボリも掘りなおして、

 

 

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1/72 AML 九七式艦上偵察機製作(1)

2022-04-07 17:17:21 | 1/72 九七式艦上偵察機

1/72 AML 九七式艦上偵察機製作

 

AMLの九七式艦上偵察機も入手できたので並行して作ることにします。

正式採用となりながら、試作2機で終わってしまった艦上偵察機です。

中国大陸の第十二航空隊にて偵察及び爆撃に使用されたという記録が残っているようです。

これも現状手に入る唯一のキットではないでしょうか。

AMLからパッケージを替えたキットが出ているようですが、塗装とデカールを変えただけで内容は同じものと思われます。

九七式二号艦攻と比べるとバリも少なく見た感じは良いです。

キャノピーはやはりバキュームフォームですが、変な色付きで透明度は悪い代物です。

デカールは使えそう。

相変わらず大雑把な説明書、だいたいこの辺に付ける、程度のことしかわかりません。

 

エンジンは中島製光二型

貼り合わせる部分に押し出しピン痕が残っていて削る必要があります。

操縦席廻りはこれだけ、とてもシンプルな構成です

今回は何も手を入れずそのまま作ることにします。

計器パネルはハッキリしたモールドなので、ブラックに塗っていつもの水性色鉛筆でシルバーとグレー、一部赤で色付けしてそれらしく。

ほとんど見えなくなってしまうのでこの辺で。

 

合わせ目は殆ど隙間も無く、少しパテ埋めするだけで済みそうな感じです。

キャノピーは慎重に切り離しましたが、予備があるので気が楽です。

尾部に隙間があるのは若干パーツが歪んでいるためですが、貼り合わせれば何とかなるレベル

 

主翼と貼り合わせようとすると、操縦席の床板が干渉して収まらないため、かなり削っています。

胴体が見事に歪んでいますが、今更どうにもならないのでこのままとします。

水平尾翼は、所謂イモ付けなので、真鍮線で軸打ちして補強

 

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1/72 AML 九七式二号艦上攻撃機製作(2)

2022-04-05 16:49:41 | 1/72 九七式二号艦攻

1/72 AML 九七式二号艦上攻撃機製作続き

 

三菱製金星四三型エンジン、それらしい形をしていますが、バリだらけです。

 

ここでやっとコックピットに手を付けます

ヒケが凄いのでパテ埋めが必要です

最初にも書いた通り、計器パネルはデカールを貼るのかと思ったら、印刷した紙でした。

こんなものどうやって貼るんだ?

結局ブラックで塗って、水性色鉛筆のシルバーで計器の輪郭をなぞってそれらしくしておきました。

 

シンプルなコックピット、機内色はVICカラーのコックピット色(三菱系)を使用

少し赤が入ると感じが違います

エンジンも組み込んで仮止めしてみます

エンジンはこの後ブラックで墨入れして汚しも少々施しています

 

機体を仮組してみると、

機体が歪んでいるので、こんなに大胆に隙間が、

 

何とか押し込んでみると、胴体と主翼の間はそれほど隙間はありません。

何とかなるレベルです

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1/72 AML 九七式二号艦上攻撃機製作(1)

2022-04-03 21:12:04 | 1/72 九七式二号艦攻

1/72 AML 九七式二号艦上攻撃機製作

 

チェコのメーカー AMLの九七式二号艦上攻撃機を作ります

現状手に入る唯一のキットではないでしょうか、ハセガワからも出ているようですがどうも内容はAMLのキットと同じと思われます。

何とも酷い箱絵ですが、これを頼りに作るしかないのです

機体は第三十三航空隊所属 ジャワ島スラバヤ 1942年、後の第九三二海軍航空隊です

写真を見るとカウリングは黒のようにも見えるのですが、箱絵の通りに作ってみようと思います。

 

パーツはそれほど多くはありません。

爆弾2種類と魚雷、コックピットはそれなりにパーツがあります。

キャノピーがバキュームフォームなのです。

これは注意して切り取らないと台無しになってしまいます。

予備?なんでしょうか、2つあるので幾らか気が楽です。

塗装図は大雑把すぎて全く参考になりません。

デカールは使えそうですが、計器パネルもデカールか、とおもいきや、ただ印刷されただけの紙片でした。

箱の裏面には三面図が描かれていますが、どのくらい正確なのか全く見当もつきません。

いつものようにコックピットから、とは今回いかないのです。

各パーツのゲート、ヒケ、押し出しピン痕を処理する必要があります。

それもほぼ全てのパーツ、これは手がかかりそう。

主翼の厚みが凄いことになってます。

主翼の後縁の厚み、だいたい3mmくらいあります。

1/72の3mm、実機換算したら21cmになります! とんでもない厚さなので、当然削ってしまいます。

必死に削ってこんな感じ、

左右を比べてみると、

これでもまだボッテリ感はありますが、こんなもんでしょうか。

 

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1/72 ハセガワ/マニア 九七式三号艦上攻撃機製作(完成4)

2022-04-01 14:15:18 | 1/72 九七式三号艦攻

1/72 ハセガワ/マニア 九七式三号艦上攻撃機 完成 その4

空母「赤城」淵田中佐搭乗機(偵)

真珠湾攻撃 第一次攻撃隊総指揮官 第一中隊第四十小隊一番機 

 

機体全体に艶消しクリアーでトップコート(水性)

アンテナ支柱、ピトー管は真鍮線で作り直し、アンテナ線はファインリギング、0.082mm黒

塗料はファレホ、タミヤアクリル、VIC、一部タミヤエナメル

キャノピーはAirfixのキットから流用

以上で1/72 ハセガワ/マニア

 

 

 

 

 4機完成です

 

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