非常に強い台風２４号九州をかすめた

　九州上陸が予想された非常に強い台風２４号。
　午後８時現在長崎県五島の西８０キロ付近を進行中で、今夜半には対馬付近にたっするようだ。その後、日本海で温帯低気圧に変わるという。

　ここ数年台風の来なかった熊本。
　今度こそは逃れないと覚悟を決め、老人夫婦力を合わせ台風に備えたが、１５メートル以上の強風域には入ったものの、幸い強い風は吹かず、早くから取りかかったその対策は徒労に終わった。

　被害がなかった熊本だが、喜んでばかりはおられない。台風２４号に見舞われた五島や長崎市では、大きな被害が出たとテレビが報じている。
　被災された方々に心から「お見舞いを申し上げます」。

　台風が心配だった９日から始まる熊本では過去最大の国際会議「水銀に関する水俣条約を採択する会議」。７日８日の両日、台風の余波のなか「準備会合」熊本市でひらかれ、無事その日程を終えたそうだ。
　明日は水俣市で各国政府代表者が集まり本会議が開かれる。会議の成功を祈ります。
　
　また、台風のため全国的にも知られる長崎市最大のお祭り”おくんち”。その一部が１０日以降に延期されたそうだ。”おくんち”を楽しみにされていた方々、さぞかし残念だったことでしょう。

　明日は台風一過の秋晴れを期待します。
　しかし、太平洋の南の海上には台風の卵がまだ２つ。油断大敵。台風さん今年はもう終わりにしてください。お願いです。


　

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