結婚記念日ささやかなお祝い

つい忘れかけていたが今日は４９回目の結婚記念日。ささやかなお祝いをと、我が家の奥様いそいそと町に買い物に出かけています。
　
　振り返ってみれば４９年もの長い間、時には夫婦げんかもありましたが、２人三脚で仲良く元気に今日まで過ごして来れたと、われなながら感心しています。

　料理の上手な奥様、いつも雑巾を手に拭き掃除に励む奥様、洗濯物も大変だったでしょう。来年は金婚式。その時は盛大なお祝いをと楽しみです。

　結婚式は１９６４年東京オリンピックの年でした。だが、新聞やラジオで知る華やかなオリンピックは遠い東京の話。結婚式とその準備で忙しかった精もあるのでしょうが、時のオリンピックは全然記憶にありません。地方では”今オリンピックがあっている”程度の関心しかなかったのではないかと思います。
　
　２０２０年の東京オリンピックが決まりました。五輪に沸きかえる東京の様子を連日のようにメディアは報じています。

　だが、東北大震災の被災地の視線は東京五輪を素直に喜べないといいます。不安があるのです。

その不安
　
　１　被災地向けの資金と人手が五輪へ向かうのではないか。社会保障のための消費増税もそちら　　に使うことになるのでは。
　２　震災の風化の加速、被災地の記事は減少の一途をたどっている。
　３　東京への一極集中。東京の電力は福島から。ますます地方の切り捨てが進むのだろう。

　２０２０年に原発はどうなっているのだろうか。手放しで喜ぶ気にはならない。あと7年、東北の被災者も、東京から離れた地域のみんなも、喜び歓迎できる五輪へのとり組みを節にお願いします。