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おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

空はつながっているのに

2014-07-26 18:14:03 | 日記

世界の動きは疎ましいばかりだ。世界のあちこちで連日のように、多くの悲劇が繰り返されている。マレーシア航空機の撃墜、ロシアが後押ししているであろうウクライナの戦。イスラエルのガザ侵攻。イラク、アフガンでのイスラム原理主義者との争い。民間人を含めた多くの犠牲者の数が連日報道されている。

平和を69年にわたり享受してきた日本では想像できない出来事ばかり。その平和を持ち続けてきたことは憲法9条に負うところが大きい。ところが数に奢れる自民党政権は、これまでの憲法解釈を閣議決定で覆し、集団的自衛権の行使を認めた。

国民の知る権利をゆるがせない「特定秘密保護法」も十分な審議も経ずに短期間で強行採決した。

国民の大多数が求める原発の再稼働については「重要なベースロード電源」と位置づけ、原発の輸出政策、武器輸出三原則の緩和など、着々と総理の言う普通の国への転換をはかろうとしている。なんだかきな臭いにおいがただよってくるではないか。

いま、国際社会も疑念をいだきつつある。 

各国の人権状況を審査する国連の自由権規約委員会は、表現の自由や男女の平等などの基本的な人権が日本で守られているかどうか審査した結果を、24日にスイスのジュネーブで発表した。

それによると、およそ20の点について日本に対する勧告が行われ、このうち年内に施行されることになっている特定秘密保護法については「国民の知る権利を保障する国際条約と適合するよう、あらゆる措置をとるべきだ」と指摘している。 

今年「沖縄慰霊の日」の追悼式で、石垣市の小学3年生の増田健琉くんが「そらはつながっている」と題した詩を読み上げた。

<遠くの空の下では/いまでもせんそうをしている国があるんだって><空はつながっているのに/どうしてかな/どこまでが平和で/どこからがせんそうなんだろう>

戦争に繋がりかねない集団的自衛権の憲法解釈を閣議決定した。これでよいのでしょうか。国民として許せるのでしょうか。まさに政権の暴走です。政権の暴走を止めるには、福島・沖縄両県の知事選や、統一地方選で与党に批判票を投じるしかないでしょう。今こそ清き一票を生かす時ではないのでしょうか。

<せかい中の子どもたちみんなが/学校に行けますように/友だちとあそべますように/にこにこわらって/家族でごはんが食べれますように><きっとせかいは手をつなぎ合える/青い空の下で話し合える/えがおとえがおでわかり合える/おもいやりの心でつうじ合える/わけ合う心でいたわり合える/平和をねがう心で地球はうるおえる/ 

これこそ平和。平和こそ宝と信ずる子どもたちがいるのです。もろ手ををあげて応援しようね。