毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

「パワースポット押戸石の丘」(1)

2015-04-15 10:49:35 | 日記

 義妹夫婦に誘われて久住方面へドライブ旅行に出かけた。夜は久住高原の国民宿舎に止まる。

 運転免許を自主返納してからは運転することができず運転はすべて義妹夫婦に任せて、後部座席に“うちの奥さま”と一緒にゆったりと座ってのドライブ。噴煙上がる阿蘇山や若草もえる阿蘇高原の美しい景色を堪能することが出来た。

 途中、ミルク道路のかぶと岩展望所から見える広大な阿蘇谷の美しい風景を、写真に1枚。

   

 かぶと岩展望所から、外輪山の外側を取り巻くように走る「マゼノミステリーロード」に入る。道路脇には建物など一つもない。ただ、ただ草原。街ではもう散ってしまった桜がここでは満開。山ザクラがとてもきれい。

 ミルクロードから30分位走ったところに「押戸石」を示す小さな標識が出ていた。左折する。車1台がやっと走れるほどのでこぼこ路だ。2キロくらいは行っただろうか。側溝に落ちないよう運転には最大の注意が必要だ。

 「縄文の聖地・パワースポット」と呼ばれる「押戸石の丘」についた。360°の大絶景が待っていた。大草原の素晴らしい眺めに声も出ない。取り巻くように九重山、祖母山、傾山、阿蘇の五岳も眼の前にある。

  NPO法人の運営する案内所で、入場料200円を払って方位磁石をお借りした。いよいよ丘の上にある神秘なる巨石群へと向かう。

   

 草原の中の緩やかなのぼり坂だが、強い風が吹いている。日ごろは見ない不思議な光景だ。何か身も心も洗われたかのような気分になってきた。途中にはリンドウや黄スミレが賑やかに咲いていた。わらびも芽を出していた。

            

                  

 巨石群は「シュメール文字が刻まれた鏡石」「神々に通じる祭壇石」「磁気をを発する押戸石」等々。借りてきた方位磁石を押戸岩に近づけると針がぐるっと回った。思う存分パワーを頂いた気分になった。  

          

                          

                                            

 このドライブでパワースポット「押戸石の巨石群」をはじめて知った。熊本に長く住んでいながら初めて訪れる場所があるとは。不思議な気もしてきた。   


くじ引き市議にエールを送る

2015-04-14 10:17:45 | 日記

   12日に投票のあった市議選。4515票でその得票が同数と並んだ候補者の“くじ引き”が午後3時に行われ、その状況がテレビに流れた。

   初めて見る光景。候補者がくじを引く順番を決め、1から10の数字の入った10本の棒の中から1本を引く。まるでWEBでみるゲームのような風景。数字の少ない方が当選となるという。

   その結果は田辺候補が3.田中候補が10を引いた。勝利の女神は田辺候補に微笑んだ瞬間だった。田辺候補当選おめでとうおめでとう。明日からのご活躍をこころから願っています。あなたを支持した市民は南区だけにはとどまりません。無投票となった北区にも沢山の支持者がいます。

   くじびき当選とはいえ、晴れて市民の代表となられた田辺議員に力いっぱいのエールを送ります。 


熊本市議選サプライズ

2015-04-13 09:29:52 | 日記

   統一地方選の前半戦が終わった。下がり続けている投票率はどうも過去最低を記録したようだ。今回の選挙で目を見張るのは無投票での当選者が、投票率の低下に輪を掛けるかのように増えていることだ。

  サプライズがあった。熊本市議選。定数8の南区の最後の1議席をめぐって、無所属現職の田中誠一氏(69)と民主現職の田辺正信氏(64)が4515票の得票同数で並び、明日午後3時から開く選挙会のくじ引きで決めるとある。

  熊本県では過去に1件、水上村でくじ引きがあっている。地方の小さな選挙区ではときどきあることだろうが、熊本のような大きな市の選挙で、それも両候補の得票数は4515票の同数。このようなことも起きるのだと深夜の開票結果を見ながら驚いた。

  私ごとだが、以前、まだ若い田辺候補と同じ職場で一緒で働いていたことがある。くじ引きの結果が待ち遠しく、心配でならない。困った時の神頼み。田辺候補に女神が微笑みかけることを祈ることとしよう。


統一選挙の投票と楽しかった熊本城

2015-04-12 18:18:02 | 日記

    今日は、 統一地方選前半の道県知事と道府県議、政令指定市の市長と議員の選挙の投票日。だが何だか気が進まない。

  自分の住む投票区の市議定数は10、これに対し立候補者は10人で無投票区となっている。告示があった日に全員の当選が決まってしまった。これまでの選挙で棄権したことは1度もないのに今回の市議選では投票権がないのだ。残念でならない。  

  まして、「今回の選挙の平均の投票率はそれぞれ過去最低となる見通しだ」と、マスコミは予想している。道府県議選での立候補者数も過去最低を記録したという。その原因は、候補者、政策ともに選択肢が限られ、有権者の多くが選挙に関心を持てないまま棄権に回ったとみられるとある。そこには人口減問題や景気回復の遅れに直面する地方政治の深刻な構造問題があり、投票率の低下は、国民の鬱積した政治不信の表れだとも指摘されていた。

  投票に行くか行かないか、お昼過ぎまで迷っていたが、外は暖かいよい天気。市の伝統工芸館で人吉の有名な陶芸家“久保田烈工さん”の展示会が開かれていることを思い出した。久保田さんは青白磁で名をはせ、全国の工芸展や陶芸展で数々の賞をいただいている。

   投票に出かけることにやっと決めた。そのついでに(ついでと言ったら叱られるだろうが)、展示会に顔を出すこととしょう。少し気持ちが楽になった。訪れた展示会で白磁の湯飲みを2個買った。

  伝統工芸館は熊本城の不開(開かず)門のすぐ近く。展示場を出てからの思いつきで熊本城を見物した。若葉が美しい。天守閣前の広場は大賑わい。「熊本城武将隊」の演技に大きな拍手が沸いていた。コスプレの全国大会も開かれている。集まった沢山のコスプレ族はディズニーランドを思わせる。外国人の観光客も多くとても楽しくなった。気の進まぬままの選挙の投票だったが、夢のような1日に変わり“うちの奥さま”と思わず顔を見合わせた

  さて、選挙の結果はどうなっただろう。急に気になってきた。

  

   

     

  


市議選は無投票。選挙権を取り上げられた明日の選挙。

2015-04-11 19:22:07 | 日記

  花も散り桜の時期は終わってしまった。明日は統一地方選前半の投票日。投票に行くかどうか迷う日でもある。

  各種選挙において投票率は下落の一途を辿っているという。特に若者の棄権率は著しいとある。投票権は唯一ともいえる国民の権利。また、政治に関与できる権利でもあり義務でもある。

  先日の朝日新聞「天声人語」に「悪い政治家をワシントンへ送るのは投票しない善良な市民たちだ」とあった。少なからず私もそう思う。

  明日の41道府県と政令市の議員選挙で、選挙区の3分の1に当たる321選挙区が無投票になったという。これはまさに政治の貧困をあらわにしているということではなかろうか。さらに、善良な市民たちの投票権を奪う無投票も暴挙だと言っては言い過ぎだろうか。

  自分の住む熊本市北区選挙区の市議選は無投票区となった。10人の市議候補者が、選挙を待たずに、早々と告示当日に当選してしまった。これまでのすべての選挙で棄権したことは1度もない。ところがこの市議選、投票権を強制的に取り上げられたのだ。

  近くの公園に設置されているポスター掲示板。10人の当選者があるにもかかわらず9枚のポスターしか貼られていない。当選すれば後はどうなとなれ。無責任な無投票当選者の顔をそこにみることができる。

  熊本市では熊本交通センターの跡地開発で意見が2分され、喧々諤々の論争が続いている。その状況の中で10万を数える北区の選挙民の意思表示の権利は取り上げられてしまったのだ。こんな不条理が許されるのだろうか。

  これまでは全市1区で市議選が行われていた。ところが周辺市町村を取り込み政令指定市になってから選選挙区は区ごとに5つに別れた。その結果が無投票区の誕生だ。こんなことなら政令指定市にならなけれがよかった。指定市移行に反対の声を上げればよかったとじくじたるものがある。市は無投票区とならない対策を真剣に考えたのだろうか。無投票区をなくす、それも政治の1つの責任だといえるだろう。

  大都市の無投票区はまさに時の政治の貧困の象徴、地方政治の頽廃だ。その中でも民主党の動きは特に気にかかる。地方の政治なくしてまた支持なくして中央の政治は成り立つものではない、民主党熊本市区の県議立候補者はたったの2人。北区の市議候補者は0。北区の無投票を招いた責任は民主党にありともいえる。このようなことで次代の政権を担う政党となりうるのだろうか。県議選での議席確保も容易ではあるまい。

  そこで訴える。当然の権利であり義務である投票権を北区の選挙民に返してほしい。市街地の再開発についてわずかでも意見を述べさせていただきたい。ささやかな北区住民の願いだと確信できる。

  明日の選挙、善良な市民が棄権することまで考えなければならないとはこれいかに。まさに異常事態。 しかし、多分明日は選挙に出かけることだろう。棄権だけは避けねばならない。と。