【花を愛でながら今宵も飲む。鬼ころしと書いているが、、。】
農業関係の役員の組合長のケンイチ氏。会計がこの私。
打ち合わせに来たので、先日購入したお酒の封を切った。
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これは先日宿泊したホテルで接客してくれた営業主任と
親しくなり「メニューに載せていない地酒がございます。」
と紹介してもらい買い求めたものだった。
「必ず冷蔵庫で冷やしてお召し上がりください。」
「鬼ころし」。なんだ、全国各地で見るお酒じゃないか。
ところが、鬼ころしという銘柄は商品登録していないので
どこの蔵元で作っても、このネーミングはOKなのである。
全国で100くらいはあるらしいのだ。
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もともと「鬼ころし」というのは辛口な日本酒の代名詞で
「鬼をも殺す程、“辛い”」というたとえから生まれた名前だ。
広辞苑など辞書を見ると、辛口で雑味が多くあまり良くない
お酒と説明されているが、それは甘口全盛の時代に
出来たイメージ。一時期は、その「イメージ」と「殺す」という
言葉の過激さから、全国の酒屋さんから減ったそうだ。
でも今、また地酒ブームでこの名前を良く見るわけだ。
さてさて今回のお酒。包装に貼られたラベル。
気まぐれ主任の紀州の地酒。
お客様へ
当館の気まぐれ主任が選んだ【紀州の地酒】
メニューに載せていない地酒です。
次回の来館時には【お売り出来ない場合が御座います】
予めご了承くださいませ。
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銘柄/???
アルコール分/???
原材料/???
蔵元/???
お値段/???
もちろん、購入したから売値は分かったがあとは不明。
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「鬼ころし」の名の横に全て漢字で説明。
これで判断せよ、ということらしい。
紀州之國激辛口酒
技術即是家傳來相承秘奥也
加之今猶日夜研究練磨
而不足也如欺物心
兩面之精緻者
所以産
銘酒矣
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さてさて、ケンイチ氏と飲んだ結果。
水の如く飲み易い。当然の如く2杯・3杯とすすむ。
このお酒だけを買い求めに、はるばる100km彼方から
来るリピーターの心境がようやく理解できた。
ところが、、、。打ち合わせのはずが酒宴になってしまい、
その結果「打ち合わせは、また後日。」と
なったことは書くまでもない。
【和歌山北部。色を変えながら咲くアジサイも開花を始めました。】