柿(カキ、学名: Diospyros kaki L.、
英名: Persimmon)は、
カキノキ科の落葉樹。
東アジアの固有種で、
特に長江流域に自生している。
雌雄同株であり、
6月ごろに白黄色の地味な花をつける。
果実は秋に橙色に熟す。
幹は家具に加工でき、実は食用となり、
葉は茶の代わりに飲むことがある。
未熟の果実はタンニンを多く含み、
柿渋は防腐剤として用いられる。
現在では世界中の温暖な地域で
果樹として栽培されている。
成熟した果実のヘタを乾燥したものは、
柿蒂(シテイ。「柿蔕」とも)という生薬で
しゃっくり・鎮咳・鎮吐に用いられる。
果実は古くから水菓子として親しまれ、
「柿の花」は夏、「柿」は秋の季語である。
「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」(正岡子規)
日本から南蛮貿易を通じてヨーロッパに伝わったことから
学名にもKAKIの名が使われる。
日本国内の収穫量
平成17年度 全国1位
和歌山県 全国シェア22%(6万2200トン)
2位 奈良県 全国シェア10%(2万8300トン)
3位 福岡県 全国シェア9%(2万5600トン)
品種数は多く、1,000を超えるとも言われているが、
大まかには、渋柿と甘柿とに分かれる。
渋柿は実が熟しても
果肉が固いうちは渋が残る柿である。
代表的な品種は、平核無と刀根早生である。
平核無は新潟県が発祥である。
刀根早生は奈良県天理市の
刀根淑民の農園で栽培されていた平核無が突然変異し、
1980年に品種登録された。
甘柿は渋柿の突然変異種と考えられており、
日本特産の品種である。未熟時は渋いが、
熟すに従い渋が抜け、甘みが強くなっていく。
甘柿は熟すと常に甘みを持つ完全甘柿と
種の有無・多少により成熟時に
渋が残ることがある不完全甘柿に分類できる。
渋が残ることがあることから、
不完全甘柿を渋柿の一種に含めることもある。
完全甘柿の代表的な品種は、富有と次郎。
富有は岐阜県瑞穂市居倉が発祥で原木がある。
次郎は静岡県森町に住んでいた
松本次郎吉に由来する。
不完全甘柿の代表的な品種は、
愛知県が発祥の筆柿や神奈川県が
発祥の禅寺丸などがある。
主な完全甘柿
富有、次郎、太秋、愛秋豊、御所、伊豆
主な不完全甘柿
筆柿、禅寺丸、西村早生
主な渋柿
甲州百目、蜂屋、富士、平核無、
刀根早生、西条柿、市田柿、四つ溝 。
甘柿の果肉ではタンニンが不溶性と
なっているため生食するが、
渋柿の果肉ではタンニンが
水溶性で渋みが強いため生食できず、
渋柿を食用にするには、
果肉が軟らかくなった
熟柿(じゅくし)になるのを待つか、
タンニンを不溶性にする
「渋抜き」の加工をする必要がある。
《フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』を引用》
《写真の一部もそこから借用》
我が家も、刀根早生から
平核無柿の収穫に移った。
今年は、不作で
共同選果場も例年より閑散としている。
この後、富有柿の収穫へと移る。
偉そうなことを書いたが
私は、ほとんど作業に
携わっていない。
四郷地区では、これから
正月に欠かせない
日本でも名高い
串柿づくりに入る。
これは、本当に大変な作業だそうだ。
柿づくりに詳しくはないが、
ドッジボール・チーム
「カッキーズ」は私の町の誇り!
カキをもじって命名された。
名付け親は、監督の「山田真稔」さん。
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〔カッキーズ 応援団長補佐 masaring〕
私も名づけたものがある。
地元のママさんコーラス。
「コーラス・パーシモン」
その時代には、おしゃれな名だと
褒めてもらった。
もう、25年位昔のはなし。
実力も着実につけている。
継続していることが、嬉しい。
郷土の産業を皆、大事にしたいという
願いが溢れている。
しかし、今後の柿の生産については、
課題が山積している。
頭の痛いことである。
〔余白〕
私のシャックリは、すごいんです。
始まると、何を試しても
3日は治まらないんです。難儀なんです。
でも、秘策が見つかりました。
「カキのへた」、それも渋柿のへたを
乾燥させて、煎じて
「シャックリ」が始まったら
それをお茶がわりに飲むんです。
よく効きます。
「シャックリ」でお悩みの方、
試して損はないですヨ!