【我が家の本日の刀根早生柿園。新芽で新緑の候と思いきや。】
【4月6日の晩霜と凍害によって折角の新芽が枯れてしまった。】
【柿が実るのは側枝から出た結果枝。その殆どが枯死した。】
【刀根早生柿の摘蕾作業のマニュアル図。全く役に立たない。】
※刀根早生柿は、平核無柿の早生種。平核無柿は結果枝の内
5葉以上の場合、ひとつの蕾以外は、今の時期全部摘み取る。
そうすることによって、早くから大きな果実にするための
準備をするのである。柿農家は猫の手も借りたい時期である。
ところが、晩霜害に遭った園では蕾さえ枯死してしまったのだ。
【今年の晩霜害は地上から2mまでの所が多く、樹上は正常な新芽。】
【故に今年は脚立に上って樹冠の僅かな蕾の摘蕾。首・腰が痛い。】
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今年も異常気象だ。急に春が来たと思ったら、雹や雪に晩霜被害。
折角の刀根早生柿の新芽も枯死するという事態に遭遇した。新聞に
よると紀北地方で約1憶5千万円の被害。しかし、全く被害に遭って
いない園もあり、こればかりは神のみぞ知るところである。農業
一年生の私。初年度から過酷で貧乏を肌身で感じる年と相成った。
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