【↑。これらの曲。当時、レコードが擦り切れる程、聴いたんだよ。】
僕は、昭和30年代後半から40年代に少年時代を過ごした。
青春歌謡というジャンルの流行歌。当然、柳の下の
泥鰌をねらって、次々と歌手がデビューした。
良く似たメロディーがテレビやラジオから毎日流れていた。
一方、洋楽ではビートルズを代表とした音楽。
当然日本でもエレキギターを取り入れた歌が生まれた。
青春歌謡にも当然取り入れられ、僕は洋楽も
毎日のように歌っていた。
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月日は流れ、私が、中学生の頃GSブームが訪れた。
スパイダースにブルーコメッツ。タイガースにジャガーズ。
当然、箒をギターに見立て毎日、彼らの真似事をしていた。
そして僕の歌づくりの根柢になっているGSにテレビで会った。
「バラ色の雲」。「亜麻色の髪の乙女」。をヒットさせた
あのグループとの出会い。ヴィレッジ・シンガーズである。
しかし、彼らの曲の中で一番好きな曲は皆と、ちょっと違う。
やっとレコードを買えるようになった時、僕は迷わず、この
レコードを買った。 ヴィレッジ・シンガーズの「好きだから」。
歌を好きになった理由。それは、そこに歌があったから。
多感な少年の心を揺さぶる曲に出会ったからだ。
50代半ばになっても歌が大好きである。時々は歌も作る。
歌は、僕の人生の中で重要な位置を占めているのだ。
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10/10。大阪新歌舞伎座で1日2公演のみのライブがあった。
「ヴィレッジ・シンガーズ VS ザ・ワイルドワンズ」。
どちらも今年結成45周年と言うことで、新生、新歌舞伎座での
公演が開催されたのである。当然発売日にチケット購入。
ザ・ワイルドワンズは以前ライブでそのステージにふれたが
生ヴィレッジ・シンガーズに、ふれるのは今回初めてである。
ステージを見る私は、多感な45年前の中学生に戻っていた。
その昔、当然毎朝食い入って見ていたテレビ「ヤング720」に
出演して歌っていた、ヴイレッジ・シンガーズの面影は
新歌舞伎座でのステージには無い。
でもそれぞれ齢を重ねた、それぞれの人生が
ステージの彼らの姿から、うかがえた。
年齢を重ね、途中それぞれ違う道を歩いていた彼らだが
8年前、運命のように再結成し、時々ライブを行っている。
とても良い関係を保っていると思った次第である。
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新曲2曲を携えてのこの公演。新作のCDを購入すると
彼らと握手が出来た。今回参加できなかったが、妹の
好きだった笹井さん。
私、こんな声になりたいと思った清水さんと握手をした。
どちらも熟年という言葉がピッタリと似合う
年齢になっていた。
この僕、出来れば定年まで無事に勤め
その後、音楽に力を注ぎたいと思った2011年の
秋のひとこまであった。
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彼らのオリジナルで一番好きな曲。下↓をクリックしてください。
「好きだから。」←清水さんの甘い歌声に今も憧れるよね。
※ストリングスが売りの彼ら。今回は1人のキーボードの
サポート。機器とPAの進歩にはやはり納得をしたのである。
【彼らの新作CD。人生は、一生涯青春だとつくづく思った次第。】