【8月も終わりだ。でも酷暑の毎日。我が家の百日紅だけ元気。】
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私の住む町に「野半の里」というスポットがある。
野半の里は1789年(寛政元年)、野上屋の屋号で
前田半十郎が暖簾をあげて以来の酒造史を刻む
老舗酒造メーカーである。しかし、その後変遷した。
平成15年10月に、「天然温泉 蔵乃湯」を開業し、
目に・心に・身体に、存分にヒーリングを
楽しめる新しい癒しの地として野半の里は
新しく生まれ変わったのだ。
『地ビールを飲み干す・伝統の銘酒に酔う・
旬を味わう・天然温泉で癒す。
花いっぱい、楽しさいっぱいの野半の里は
大自然に囲まれた心のふる里』。これが売りだ。
私は、あまりに近いので、最近まで立ち寄らなかった。
しかし、「蔵乃湯」を体験したら嵌ってしまった。
毎日でも通いたい温泉となってしまったのだ。
ここには源泉が五つある。元々酒造りのためのもの。
ところがこれが温泉だったのだ。
五つの源泉全てが温泉だったのだ。
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その温泉の特長が高張泉なのである。
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通常天然温泉と云われる温泉水には、色々な成分が
溶け込んでいるので、成分量によってその泉質を
比較分類するために、その温泉水1kg(1㍑)中に
溶け込んでいる各成分の合計量によって三種類に
分けられているんだそうだ。
① 低張泉 温泉水1kg(1㍑)中の溶存物質量が8g未満。
② 等張泉 温泉水1kg(1㍑)中の溶存物質量が8~10g。
③ 高張泉 温泉水1kg(1㍑)中の溶存物質量が10g以上。
※ 何と、蔵乃湯(第1源泉)の溶存物質量は54.2gである。
静脈注射や点滴に用いられる生理的食塩水は、
蒸留水1kg(1㍑)の
中に塩化ナトリウムが8.8g含まれたものだそうだ。
これは、人間の身体を構成している細胞液と等しい
浸透圧を持つもので、等張液と定義されているという。
このことから、人体の細胞液と等しい浸透圧を持つもの。
いわゆる温泉水1kg(1㍑)中の溶存物質量が
8~10g含まれるものを
等張泉といい、それより低い温泉が低張泉。
10g以上の溶存物質量が含まれる温泉が
高張泉なのである。
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それでは、何故、高張泉がからだに良いのだろう。
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それは、高張泉は人間の血液やリンパ液よりも
高い浸透圧を持ち、10g/kg以上の総成分を
溶かせていることから、十種類に及ぶイオンが
人間の細胞膜を通して、体内に入っていくのだ。
だから、高張泉であって、しかも溶存物質。つまり
成分濃度が高い程、その温泉が持つ成分が
体に吸収されやすくなり
効能が高まるという訳だ。
ちなみに、日本全国高濃度(高張泉)温泉十傑によると
一位は、兵庫県の有馬・天神泉源で62.0g/kgの成分量。
二位は、ここ野半の里の第五源泉井で59.3g/kgだ。
おまけに野半の里は十傑にもうひとつ入っている。
蔵乃湯第一源泉が五位である。47.4g/kgである。
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人にとって温泉は気持ちよく入れることが
一番からだに良いことだと思っている。
でも、こんな知識もあっても損ではない。
むしろ、この湯に入れば健康になると信じれば、
健康増進につながると思うのであります。
その証拠に、ここは日帰り温泉。
夜でも、奈良や和泉ナンバーの車がよく止まっている。
酒造元。旨いお酒や麦酒が飲めるので
宿泊施設があれば、多いに儲かるのにと
素人は考えるのであるが、、、。
下種の勘ぐりでありますネ、、、、、。
でも、近くにこんな温泉があるんだから
利用したほうが幸せだよね。
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【温泉、私にとって至福の時。↑。このポーズ。誰かの専売特許?】
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【世界遺産の高野山。宗教都市である。今回は奥の院です。】
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高野山。一の橋口から東へ広がる一帯を「奥の院」と呼ぶ。
一の橋は泉鏡花の「高野聖」で有名な場所。
御廟までの約2kmの石畳参道の両側には、
大小、新旧、数十万基とも言われる石塔が立ち並び、
高野山を訪れる多くの人々は、この参道を通って
弘法大師御廟所へ参詣するのである。
参道は杉と高野槙の見事な並木道で、
推定樹齢800年の平安期から残っている樹もあれば、
新しいものもある。
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風化して姿も判らなくなった地蔵菩薩や、
元は何かもうわからなくなったような石塔もある。
これらの石塔は、時代、階層を越えた人々の墓碑で、
隙間無く建てられ静かに並んでいるが、
メインの通りは圧倒的に武将達の墓である。
それも秀吉以降の、戦国時代から江戸時代にかけて
大名達の墓所が多い。
ここには敵味方の区別なく祀られているが、
「関ヶ原の合戦」がここで起こったのかと、錯覚しそうだ。
(全墓標の約40%が大名墓と言うことだ。)
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【高野山・奥の院①↑。一の橋からの参道と中の橋からの合流点。】
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【高野山・奥の院②↑。徳川家康の二男、結城秀康の石廟。】
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【高野山・奥の院③↑。うっそうとした杉木立。夏でも涼しい。】
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【高野山・奥の院④↑豊臣家の墓所(史跡)。とても広いのです。】
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【高野山・奥の院⑤↑。筑前、黒田家の。何故かお地蔵さんも。】
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【高野山・奥の院⑥↑。織田信長と筒井順慶の墓所。明智も。】
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【高野山・奥の院⑦↑。武将に交じり俳優も。彼も戦争経験者だ。】
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【高野山・奥の院⑧↑。浅野内匠頭の墓所。赤穂四十七士も。】
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【高野山・奥の院⑨↑。肥前島原 松平家墓所。時の流れ、、。】
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【高野山・奥の院⑩水向け地蔵。金仏の地蔵菩薩や観音菩薩。】
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【高野山・奥の院⑪↑。御廟橋から眺めた奥の院の真髄。】
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※この橋まで、お大師さまが迎えに来て、送ってくれるそうで
皆、この橋の手前で、必ず合掌・礼拝をするのであります。
※橋を渡ると、大師御廟があります。
ここから先は撮影禁止、脱帽です。
※まるで、時代絵巻ですね。
高野山は、 高野山真言宗の総本山。
でも、ここには
あらゆる宗派のお墓があります。
お大師さまの心はとても広いのですね。
と、言うことで写真もここまで!
では、御廟所へと、、、。
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【一年に何回か訪れる龍神温泉。私の常宿「季楽里 龍神」。】
※季楽里 龍神=きらり・りゅうじん。と読む。
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その昔、紀州の殿様の奥座敷だった秘湯、龍神温泉。
4年前、初めて訪れて、私のお気に入りの温泉になった。
家から、車で2時間ちょっとで行くことのできる秘湯だ。
最近は、一人で行くことが多い。そして一泊する。
目的は、勿論温泉だが、もうひとつの理由がある。
昔、文豪達は温泉宿に逗留し、執筆活動に勤しんだ。
アマチュアのまっちゃんには、そんな余裕は無い。
だから、一泊の俄芸術家になるのである。
《今回も久々の休みがとれたので出かけた訳であります。》
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「◆◇幼稚園のうた。」「いきいき●○●○体操」のBGM。
「かきおうじ」のテーマソング。
「人形劇・鬼のなみだ。」のテーマや挿入曲もここで作った。
たった一泊。龍神の山や空、川を眺めながら
インスピレーションで作ったものばかりだ。
さて、この晩夏、ここを訪れた理由は、、、。?
「無償でお願い!」と依頼された、ある作品の創作である。
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しかし、バイキングの夕食後、少し酔いも手伝って
館内を歩いてみると、夜の風景が面白く
おもわずカメラのシャッターを押してしまったのだ。
季楽里は、本館・別館・東館で構成されている。
宿泊費は当然差がある。本館・別館・東館の順である。
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【玄関には龍神在住の芸術家の作品を展示しているのです。】
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【檜の木の香りが清清しい、エントランスと喫茶コーナー。】
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【最上階から見下ろしたら3階までは、これまた檜の階段。】
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【お洒落な、グランドピアノと暖炉を配している、ロビー。】
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【本館から別館への渡り廊下。実はこれ外側は、橋なのです。】
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【地下のラウンジ。残念ながら入って歌う、そんな余裕はない。】
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【特別展・陶磁器作品展。織部焼と紀州漆器の融合作品群。】
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お洒落な季楽里であるが、実はここ。数年前まではひなびた宿。
名前は「龍神山荘」という温泉宿だった。
今の別館と東館で構成されていて、季楽里になる時
別館と東館をリニュアールしたのだそうだ。
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かつて、龍神をテーマにした映画「大誘拐。」の撮影の際、
ロケ班も俳優達も「龍神山荘」を宿舎としたらしい。
急に予約をいれたので、本館が取れなかった。
でも、私が泊まった部屋で、映画の主役の故K.O.さんが
酒を飲みながら宿泊したんだと、思いを馳せると
私の創作意欲は急に高まったのである。
今回、私が来た目的。それは当然、創作活動である!!
作品は?。それは、いずれこのブログでも
紹介できると思うのである。
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【夜中、創作が一段落して露天風呂へ。思わず鼻歌が出た?】
★ウソです。酒の飲み過ぎにより作業は捗らなかったのです。
★明日は、高野山の奥の院へ参拝し、心を浄化させます。
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【古里の昨夜の花火。コンデジで我が家から撮影。3.5㌔先だ。】
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我が町は隣の村と合併して5年経った。
お互いの夏祭りを存続するために花火大会は2回開催してる。
ひとつは「星空のまつり。」秘境の地の花火がメイン。
そして昨夜は、○●○●夏まつり。景気が悪いので一時中止と
されたが、寄付金で何とか継続している。
今年は我が町のイメキャラのかきおうじ花火もあった。
花火好きの我が奥さんと隣の奥さんは、今年も出かけた。
私は、人混みは物凄く苦手。我が家からの花火見物だった。
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しかし、、、。そろそろ、雨が欲しいですね。
私はそう暑さは感じませんが、他の方はクタクタであります。
そろそろ、雨を降らせていただこうと今回も作りました。
そう、You Tube。今回は「京のにわか雨」です。
夏の輝きと涼しげなにわか雨を感じていただけたら幸い。
下↓。をクリックして見て、聴いてくださいね。
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YouTube: 京のにわか雨
【涼しくなりました?You Tubeあと一作掲載後、少し休憩します。】