masaring

自己チューの進行形日記でshow。

7月2日と3日。私の行動。

2014年07月03日 | 映画も大好き。

Photo

【我が家の梅畑。梅雨の雨で雑草が梅の木を負かそうとしてる。】

Photo_2

【ひ弱な私だが職業は一応果樹農家の経営。草刈り後の梅畑。】
----------------------------------------------------

7月2日(水)。収穫時期の果樹園には
除草剤が好ましくないので、我が梅畑は
草が生え放題。
という訳で、草刈り機での作業。

先日のすもも畑の草刈りと言い、
今回も、汗が半端ではない。
おまけに、治っていたテニス肘のぶり返しで
痛い、痛い。


でも、痛さを上回る心地よい汗だ。

だから、農業は素晴らしい
!!

Kigi



Sankinkohtai

【映画「超高速!参勤交代」のリーフレット。】
----------------------------------------------------

7月3日(木)。本日は一日雨。介護を必要とする母は、
夕方までデイサービスを利用。その間に話題の映画

「超高速!参勤交代」を奥さんと観に行った。

ラジオを聴き情報を得ながら農作業の奥さんも
この映画のことは、よく知っていた。


久しぶりに、非常に面白い映画を観た。
二人ともそういう感想。


ランチ「海鮮にぎわい」を食しながら、そんな話をした。

----------------------------------------------------
Photo_3

【四六時中というお店の「海鮮にぎわい」であります。】

Kigi

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

WOOD JOB!~ 神去なあなあ日常~。

2014年05月15日 | 映画も大好き。

T0017978p

【映画「WOOD JOB!~ 神去なあなあ日常~」のリーフです。】

Kigi_2

4年前に読んで感動した三浦しをんさん著の
「神去なあなあ日常」が映画化されたので早速観た。
-------------------------------------------------------
読後感想文もブログ記事にしていた。記事は、↓です。

masaringの「神去なあなあ日常。」の読後のブログ記事。

-------------------------------------------------------
映画は、予想以上に面白かった。さっすが矢口史靖監督!
笑いあり涙ありの林業のお仕事映画であって、
青春映画でもあるんだよね。
-------------------------------------------------------
現地での取材を念入りにされた矢口監督が原作にはない
エピソードを実際にご自身が体験したこともふまえて
盛り込まれたそうで、その生き生きとした小ネタが
とても良かった。

年齢のせいか、三回涙をぬぐった私です。

エンドロールで退席してはいけません。
エンドロール後の映像がなかなかいい。
洒落がきいてるっていうか、にっこりしちゃいます。
脚本も監督なのでこのコピーも監督でしょう。

「木漏れ日の中で僕らは輝く。」

是非ごらんになって、
このコピーと映像が、何故お洒落か体感してください。

自然は脅威満載だけど、この世で最高に良いものだ。
つくづくそう思うこの頃です。

Kigi_4

Wood_job_6_2

N112_taibokutomori500

Dsc_0019

【ネタバレの写真はパンフより。2枚上のリーフと違う意味分かる?】

Kigi_6

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画、大鹿村騒動記。

2011年07月24日 | 映画も大好き。

Img_6853

【我が町の人口密度は119人/km?。大鹿村は4.61人/km?だ。】

Hito

映画「大鹿村騒動記」を観た。長野県に実在する村である。
我が町は過疎地域に指定されている。それなのに人口密度は
大鹿村の25倍である。
それだけでどんな過疎地か想像できる。
しかしこの村、そんじょそこらの過疎地域ではないのである。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

南アルプス山麓の谷間に位置し、
四方を山で囲まれた長野県下伊那郡、大鹿村。
300年以上にもわたる村歌舞伎の伝統。
実在の村歌舞伎を背景に生き生きと描かれる、群像劇だ。

映画の公開中に亡くなった原田芳雄さんが主人公だ。
本人は遺作となるかもしれないと思っていたか
どうかは分からないが、その原田さんが、
「どうしても制作したい。」と切望したのだそうだ。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

この映画は、愛すべき”オトナの喜劇”だ。
原田さん演じる、風祭善は鹿の肉を食べさせる
食堂を営んでいるが、村歌舞伎を一番大事にしている。

その本番も迫った頃に、18年前に女房に
駆け落ちされたのだが、
その駆け落ちした二人が村に帰って来る。

その女房が認知症で手に余るから返すと言う。
何とも身勝手な振る舞いだが、なんだか可笑しい。

他方、300年の歴史があるという村歌舞伎の練習は、
小さないざこざがあってうまくいかない。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

お話しは、村歌舞伎の練習をめぐるドタバタと
駆け落ちした二人と善さんの
ぶつかり合いが絡み合って進む。

村歌舞伎の練習のいざこざはともかく、
駆け落ちして戻ってくるという話は、
普通に考えると深刻な設定のはずなのだが、
おかしな言動の中に消えていく。

Hito

この映画は、人の暮らしという自然の中に人為が
とけ込んでしまう喜劇だ。

歌舞伎にかけて暮らすということは、
リニア新幹線の駅ができるかどうかより、
結婚や離婚という人生の一大事より
ずっと一大事となっている。
本当にそうかも知れないと思わせる。

ドラマのような人生のその基底みたいなもの、
暮らしの基底部のようなものが
あるんだといっているようだ。

私は、そう受け取った。

だから、それは、人の出会いと別れといった
感情の起伏を越えて淡々と流れていく。

その部分を描こうとした喜劇だ。
十分にエンターテイメントしている映画だ。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

そしてこの映画はなんと入場料1,000円である。
全国公開しているが上映館は限られており
和歌山県では1館のみ。それも1日3回の上映。


数時間の道のりをかけて観に行った訳だが、
私の中でも納得できる映画の一本となったのである。

Img_6859

【「仇も恨みも、是まで、是まで」の台詞が実に効果的であった。】

Hito

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画・コクリコ坂から。

2011年07月17日 | 映画も大好き。

Img_6806

【紀州には、ねむの木がほんとに多いと車で走って感じた次第。】

龍神温泉から田辺市内に向かい、公開初日にこの映画を観た。
映画を見たのは久しぶりだ。「武士の家計簿」以来かな。そうそう、
昨年。前回のスタジオジブリの映画、「借りぐらしのアリエッティ」
見ましたね。今回のタイトルは→・→。「コクリコ坂から」。

今回の作品は前回と全く違い、東京オリンピックの前の年の
横浜が舞台。
家の中の様子や、家電(洗濯機・テレビなど)
懐かしいものだらけ。それも忠実。これだけで感激。
そうそう、映画の中にガリ版をする箇所もあった。
私の小学校時代、先生の手伝いをして、よく見た光景だ。

中でも、映画の中の学生たちがとても元気でいい。
一見無駄に見えるようなことに、一生懸命取り組んでいる。
青春だなぁ~~~と嬉しくなった。

そして、本作で際立って良かったのが「日常」に対する
スタンスとその描き方だった。

客の少ない映画館だけど、映画の中にどっぷり入るには
地方の映画館に限るよね。

Img_6717_2例によって、あるシーンで
涙が止まらなかった。
でも見た後、すっきりと
爽やかな良い映画だった。

いつもなら、途中で
寝てしまう我が奥さんも
最後までしっかり見ていた。
良かったという証拠です。
※「コクリコ」とはフランス語で「ひなげし」という意味とか。

懐古という言葉だけでは片付けられません。秀逸です。

紀州の山(紀北)から海(紀南)へと縦断したおかげで、
意義ある2日間を過ごせたと、またまた感謝した次第です。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

RAILWAYS。49歳で電車の運転士になった男の物語。

2010年11月15日 | 映画も大好き。

Masaring_railways

【5月に公開された映画。見逃したので発売日にDVDを購入した。】

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

知らず、知らず、がむしゃらに生きてきて、
企業人としての栄達を
半ば手にしかけている男「筒井肇」。

しかし、彼がそれと引き換えにした無理のせいで
家族の絆は失われかけていた。

さらにあろうことか古い友人の挫折の引き金を
自分が引かなければならない役回りを
引き受けてしまう。齢49。50歳を目前にして
ばたばたと身の回りに起こる事件、
それをきっかけに微妙なバランスを保っていた
企業人としての自負が崩れ始める。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

彼の潔い決断は母が暮らす故郷で
子どもの頃の夢実現という形で花開く。

ローカル電鉄会社の運転手に転身した肇。
もうひとつの人生を生き始めた。

彼が経験するヒューマニズム溢れる人生は
冷徹なロジックで動く企業の歯車としての
人生では経験できない体験、
これが見る者の心の琴線をも、つまはじく。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

主人公、筒井肇を演じた中井貴一がいい。
彼の表情を通して我々に届く肇の心理は
言葉以上の重みを持って語りかける。

子どもの頃の自分の夢、適う人はほんの一部だろう。
しかし、人生の軸足を半歩でも一歩でも
昔見た夢の側にずらして生きるのも悪くない。

かつて大学生活がモラトリアムだと言われたことがある。
しかし、今では社会人として生きているようで、
その実モラトリアム社会に生きているだけの
人間がいかに多いことだろう。

そんな現代の閉塞感を打ち破った姿が
我々の眼に眩しく、かつ爽快な印象を与える作品だ。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

某映画監督が雑誌のコラムで、この映画のことを
「こんなきれいごとの話、誰が信じるの?」と
書いていたが、まあ、失業率5%時代の今、
一理ある意見かも知れない。

だからと言って、映画なんだから、
別に幸せな夢を見たっていいんじゃないかと、
私は思うのであります。


私も子どもの頃、大の鉄道ファンで、
和歌山から新宮までの駅名を全て
覚えるという一面を持った鉄道少年だった。

だから、バタ電が走る姿とか、
車窓の、のどかな風景を見ていると、
何だか心がほっとして、和みますね。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

何度でも見たいDVDがまた一枚増えました。

錦織監督の描く丁寧な描写と
主演の中井貴一の確かな演技、
光と影のコントラスト、
時折差し込まれるイメージショットの適切さ、
緩やかな時間の流れのなかで
贅沢な2時間を満喫出来るんです。

そして何度見ても、同じ場面で
感動の涙が流れるんです。

「おじさん世代、バンザイ!!」であります。

Rail

【さらにこの映画。共演の三浦貴大さん、良い味出してますネ。】

※実は彼、三浦友和さんと百恵さんの息子さんなのだ。 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする