12月25日(土)大阪サンケイ・ホールで
高石ともや年忘れコンサート2004が
開催された。
私より4歳年上の友人が、高石ともやさんの
大ファンで、毎年年末2人で出かけている、
恒例のコンサートだ。
60年代フォークの旗手であった彼は、今も
マイペースで活躍している。
今年の標題は、「高石ともや年忘れコンサート2004
サンケイホール・フォーク・最終章」
あと半年でサンケイホールが無くなるのだ。
高石さんは、ここで、デビューし
活躍の場を全国に広げていったのだ。
だから、ホール主催事業として29年間
このコンサートを続けてきたのだ。
最終章コンサートはバックバンドが豪華に、、、ではなく、
彼のギター1本のコンサートとなった。
60も早や過ぎているが、伸びやかな歌声は
変わらない。
グループを組んでいた時代のメンバーは
もう誰もいない。
コンサートの中盤から30を過ぎた
息子との共演となったが、
命を次の時代に繋いでいくというのは
まさに、こんなことかもしれない。
混沌とした時代を嘆くだけでなく
私達は今を生き、次の時代に
命を繋ぐことを忘れてはいけないと
今年の年忘れコンサートで痛切に感じた。