【夏の寄せ植え。蒸れるので普通、夏の寄せ植えはしないよね。】
パープルとブルーのフェアリースター、ペチュニア 真輝、ヒューケラ、
カラーリーフ、キャッツテール。
常識的に考えて枯らすことのない花材を失った結果の寄せ集め。
無事だった、赤いキャッツテール(猫のしっぽ)とブルーの真輝。
今年は、梅雨期から猛暑が続き、夏の酷暑が心配された。
梅雨が明けると当然、連日の猛暑。人間に限らず
花達もその暑さに喘いだ!!
そして、其の後の長雨。梅雨期よりも梅雨、大雨の毎日。
夏に元気な花達が、調子を狂わせてしまったのだ。
ニュースは、この異常気象を連日放送、人間界の様子を伝えるが、
農作物や花達の悲惨さは、殆どニュースにはならなかった。
根が悪かったのか、暑さに負けたのか、枯れる筈のない
初夏の寄せ植えのナデシコ、ヒューケラ、チョコレートコスモスが
次々と枯れて、それの補植をして写真1枚目の夏の寄せ植えとなったのだ。
それで分かったことがある。
夏の暑さに強いという謳い文句の花の雨に弱いこと。
反対に暑さにも、長雨にも強い花があること。
その花達に、今年は大いに助けられたのである。
【赤く垂れ下がっているのは、『キャッツテール』。】
西インド諸島原産の、ふさふさとした
真っ赤な花穂を多数つける愛嬌のある花だ。
盆に孫が来た時「ネコジャラシや!」と言った。
正にそうだ。和名「ネコのシッポ」。
暑さに強いのは、承知のとおり。雨にも強かった。
何と言ってもトロピカルだ!!
【不思議で魅力的な色の『プラチナロータス』。】
寄せ植えにも地植えにも両方使えてとても便利だ。
理由は、うぶ毛で覆われた葉っぱが
優しいクリームグリーンで可愛い雰囲気。
切り戻しをすることにより綺麗な色を保つ、
何より暑さにも寒さにも雨にも強いからだ!!
【長雨にも強かった『フェアリースター』。】
サントリーフラワーズが開発した極小輪のニチニチソウだ。
愛らしい小花で、花密度も高く花付きバツグン!
今まで無かった青系の新色「ブルー」も登場!
何故か私と相性が悪く、昨年までは我が家では育たなかったが、
必要に迫られ、写真一枚目の寄せ植えに使った。
今回は何と成功したのである!!
【種類が豊富な『アンゲロニア・セレナ』。】
昨秋の寄せ植えのサザンクロスの花が、今年も開花して
喜んでいたら、思いもせぬ立ち枯れ。
空間を埋める30㎝位の高さの植物が必要、
産直の店頭でセレナシリーズを見つけ紫とパープルを植えた。
秋までこの鉢は暑くても、長雨でも安泰。ヤレヤレ!!
【『サフィニア・ポップ』。】
サフィニアは、ペチュニアを品種改良し1989年にデビュー。
波うつように咲きあふれ、育てやすく、長く咲く。
花色ラインアップが豊富で楽しいことから、
そもそも、ガーデニングブームの火付け役である。
今回は変化球で、ラベンダーレースだ!!
【南北アメリカの原産『ガイラルディア』。】
日本では天人菊として親しまれている。
開花期間は6月から10月と長く、華やかな花が大きな魅力で、
暑さにも雨にも強いので夏の花壇にはおすすめだ。
品種改良で毎年、新品種が生まれている!!
【『栄養系 ロベリア‘アナベル’』。】
ロベリアは、ご存じのとおりキキョウ科の一年草だ。
改良されても夏越しは困難だ。
しかし、この種は生育旺盛、ボリューム満点!
花もちょっと大きくロベリアの弱点である暑さにも強く、
夏越しも容易だそうだ。長雨はちょっと嫌みたいだ?!
【『栄養系サンビタリア タルヤ』。別名はジャノメギク。】
この時期になると寄せ植えのいくつかの花材がダメになる。
暑さは平気だが、雨がダメだとか、その反対も原因だ。
産直の店先に奉仕品でサンビタリアがあったので
何株か購入し補植した。
夏の日差しにも雨にも強い!
嬉しい点だ。秋まで大丈夫だね!!
【『カリビアーナ・オンブレブラッシュ』。】
ハルディンが開発し、本年発売された自慢の変わり咲きカリブラコアだ。
最近は単色よりもカラフルなものが好まれているようだ。
今季HCで最後に販売された商品。
花付きがよく、密集して咲く点は今季ナンバーワンだ!!
【『自分の 全力を出して 生きることは 楽しい』。】
加齢とともに 根気が続かなくなったが、
何に対しても全力を出すことが楽しいと思えるようになったよ。
疲れ果てて全力を出さなければよかったと思う時もあるけれどね?!
夏の暑さに強い花のことばかり考えていたけれど、
異常気象による長雨。
自分の全力を出して、それに取り組むことも楽しいね!!