【我が町。真ん中を紀の川が流れ、北も南の山も柿栽培が盛ん。】
これも今は昔の物語。そして現在に至る進行形の物語。
今から30年くらい前のこと。そう、私は20代でした。
当時、私は地元の公民館のボランティアをしていたのです。
ある日、公民館の職員の方から声をかけられたのです。
「まっちゃん、この地区で女性コーラスを作りたいと要望が
多くて募集したら、20代から60代まで30名位の申し込みが
あったんだ。サークルを結成したいので手を貸してよ。」
頼まれたら嫌と言えない私。会議に出席したのです。
あまりの年齢層の広さにビックリしたのですが、
勿論、本音は言えず、、、。
サークル組織化の手順を指南。
そうしたら、サークル名を命名して欲しい。
テーマ曲を作って欲しい。と頼まれたのであります。
当時、我が地域は「刀根早生柿」の産地にしようと
頑張っていた時代。元気があった時代。
柿を和英辞典で調べたら「パーシモン」。
今でこそ、パーシモンって言葉は、よく耳にするけど
当時は新鮮。そしておまけにお洒落に目的を頭につけ
「コーラス・パーシモン」と命名。即、採用されました。
次は、テーマ曲作り。サークルがコンサートをする時、
冒頭に歌う短い曲。「パーシモンのテーマ」を作ったのです。
それまで合唱曲は作ったことが無かったので躊躇しました。
女性2部合唱曲の作詞・作曲。初めてなので苦労しました。
どれくらいの時間を費やしたかは忘れましたが、
何とか、完成しました。
歌詞と楽譜を代表者に渡して、私、お役御免。
しかし、その後、この歌を歌ったとは全く聞きません。
残念~。力作も水の泡。そして30年が経過したのです。
【大空にヘリコプター。空から大地を見たら歌が出来るかな。】
最近、コーラスの会員のひとりが我が家に来られました。
「昔、作っていただいたパーシモンのテーマ。良い歌ね。
来年の合唱祭で是非、歌いたいと思うの。
でもネ、歌詞が一番しかないので、
二番も作って欲しいの。」
実をいうと、作ったことさえ忘れかけていたのでしたが、、、。
「あれは、コンサートのオープニング曲なのでネ、、、。」
でも、頼まれたら嫌と言えない私。
作った本人の私の手元にはその楽譜さえない。
「そうそう、箱の中からこんなのが出てきたの。」
見れば確かに私の作った歌だ。楽譜。懐かしい。
と言うわけで、4分12秒の合唱曲に作り直しました。
デモCDを作って手渡すのが、私の流儀。
でも、ピアノは上手く弾けないし、ハモリも苦手。
シンセとMTRとパソを駆使して、デモCDを作成。
楽譜と歌詞とデモCDを依頼人に渡して、お役御免。
どうぞ、来年の合唱祭でこの歌が発表されることを願います。
何せ、オリジナルで持ち歌のあるコーラスサークルは
そうそう多くは無い筈ですからネ。
その合唱祭は、2012年5月27日開催らしいですよ。
「パーシモンのテーマ」 作詞・作曲/masaring
(前奏)
あなたのこころに ひとすじの
ブルーな風が吹いたなら
緑のあふれる 丘にきて
いっしょに歌ってみませんか
小さな夢 小さな愛 ひとつに まとめましょう
知らないうち 少しずつ 大きくなっていく
さわやかに (パーシモン)
ハーモニー (パーシモン)
いつまでも (パーシモン)
ハーモニー (ル・ル・ル)
みんなのこころに まっしろな
愛の花が咲きました ♪♪
(間奏)
ルールルル ルールルル ルルルルルー
ラーラララ ラーラララ ラララララー
朝日はちからを くれますね
夕日はやさしさ くれますね
わたしの夢 あなたの愛 こころで とけあって
そうです 今 たしかに 今
輪が広がっていく
さわやかに (パーシモン)
ハーモニー (パーシモン)
いつまでも (パーシモン)
ハーモニー (ル・ル・ル)
みんなのこころに まっしろな
愛の花が咲きました ♪♪
みんなのこころに まっしろな
愛の花が咲きました ♪♪
それでは、30年ぶりに日の目を見そうなこの曲。
みなさん、下↓を左クリックして聞いてくださいネ。
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『パーシモンのテーマ』 詞・曲・演奏・歌 by masaring
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【私が歌えば素敵な歌なのにとペンタスの花が囁いているネ。】